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バター・ペカン・アイスクリームが気になる。
どんな味がするんでしょう。
甘党の私は気になって仕方ありません 笑
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わたしの本名はバーバラ・アン・ファルーチ。でも、学校の先生以外、バーバラなんて呼ぶ人はいない。
皆が呼ぶわたしの名前はペニー。亡くなった父親が大ファンだったビング・クロスビーの歌「ペニー・フロム・ヘブン」からつけられた。
だから、わたしは良く天国(ヘブン)のことを考える。
その天国にあるのは、アイスクリームとプールと野球。ブルックリン・ドジャーズが全戦全勝で、わたしは球場の特等席、ダッグアウトのすぐ後ろで観戦するのだ――。
1953年、ニュージャージー州の田舎町で母親と祖父母と暮らす11歳の少女ペニーの、亡くなった父方の祖母や叔父たち沢山の親戚との交流、母親の再婚、夏休みに遭遇してしまった事故と入院生活、その中で知る父親の死の真相。そして彼女自身の成長を描く児童文学。
ペニーの父方の親戚、ファルーチ一家はイタリア系移民。イタリア風の習慣、そして当時まだ記憶に新しいふたつの世界大戦、その大戦が背景になって起きたイタリア移民への差別と迫害、従軍した大人たちの体験が物語の背景として描かれていて、リアリティを出しています。
後書きによると、著者自身がイタリア系移民の子孫で、物語のモデルは著者の母親の子供時代。エピソードの殆どが親戚の当時の話からとられているとのこと。
写真入りで巻末に紹介されています。
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日常を描かれた、物語で、面白かったと思います。
登場人物もどれも個性豊かで、飽きません。
展開が心配になったり、思わずにやけるところもあったり、区切れるところもちょうどよかったです。
ただ、挿絵は欲しかった気がします。
主人公の顔の描写が少なく、想像しにくかったもので…
まあ、あえてなかったというのもわかります。