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難解といわれるケインズの「一般理論」の解説書。
「有効需要」「乗数」「流動性選好」など、原書では文章による説明だけなので、あまり明確ではなかったが、数式を使うと理解しやすい。
ケインズ経済学の要点を、短期間に習得するにはよい本だと思う。
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ケインズ理論の解説は、宇沢先生のがわかりやすい。
ケインズの仮説、前提としている事象、
どういう時代背景にもとづいているかなど、
近代経済学の基礎理論を説明する。
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[ 内容 ]
ケインズが一九三六年に刊行した『雇用、利子および貨幣の一般理論』は二〇世紀経済学で最大の影響力を持つ名著でありながら、その難解さでも知られる。
現代資本主義の制度に内在する不安定要因、失業とインフレーションの可能性、景気の長期停滞と所得分配の不平等化に直面しながらケインズが構想した『一般理論』を、私たちはどのように読み解くべきか。
本書は、『一般理論』の内容に即して緻密に解説を加えている。
ケインズ経済学の全体像を知る上でも必読の書である。
[ 目次 ]
第1講 なぜ『一般理論』を読むか
第2講 (第一篇)序論
第3講 ケインズのヴィジョン
第4講 (第二篇)定義と概念
第5講 (第三篇)消費性向
第6講 (第四篇)投資誘因
第7講 (第五篇)貨幣賃金と価格
第8講 (第六篇)『一般理論』から導き出されるいくつかの覚書
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]