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最終巻です。
発売日に見たら本屋さんで山積みになってました。
意外に買い求める人が多いのかしら…。
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敵をして、その希望がかなえられるように錯覚させる。さらに、それ以外の選択肢が存在しないように、彼らの心理をおいこみ、しかもそれに気づかせない。
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銀英伝ですね
今更読んだけれども言われてるように名作だと思う
20年前の作品だとは思えない
キャラクターも素晴らしい
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ラインハルトまでいなくなるとは驚きだった。
平和な世界が訪れるのだろうか。
聴く耳も足せるためには戦いが必要なのか。
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ヤンが大好きでした・・・!
(妹に「分かりやすいね」って言われました)
当時のワタクシのヒーローでしたから、がんばれヤン、がんばれヤン、って感じで読み進めておりました。
ヤン・・・ちょっと、マスターキートンに似てるかも。
登場人物が端役まで個性的です。
田中氏のジョーク、大好きです。
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伝説が終わり、歴史がはじまる。
ついに来てしまった最終巻。
久しぶりに、読破したい一方でいつまでも読んでいたい気持にさせてくれたシリーズ。
さあ、次は外伝だ!
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所持しているのは、初期にカッパノベルズから出版されたもの。1989年にこの小説に出会い、色々な意味で影響を受けました。
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再々々読ぐらい、全巻読了後のレビューというより感想。
評価は全巻通しての評価。
※実際持っているのは徳間版ですが、版元が創元社に移ってるようなので感想はこちらに書きました。
全巻通して読み直すと様々な矛盾点は指摘されているもののよくぞ描ききったな(完結させたな)という感想が出てくる。
同時期に生まれた二人の英雄、民主国家に属するヤン・ウェンリーと専制国家に属するラインハルトを軸に書かれた作品であるが、脇を固める登場人物達の魅力に取り付かれる人も多かったのではないだろうか。
(ちなみに私は同盟派でヤンとアッテンボローが好き)
そして田中芳樹先生お約束なのか主要登場人物と言えど死を免れ得ないことも作品のドラマ性を高める要因になっていると思う。
ネタバレなのでイニシャルに留めておくけれど序盤で腹心たるS・Kの突然の退場、中盤ではまさかのY・Wの死、そして最後にはR・Lの最後で幕を閉じるという展開で読み手に強いインパクトを与えるものになっている。
さて、あらすじを書こうと思ったけど、長いし濃いしで挫折したので作品全体のスタイル的なものを書いてみる。
この小説は一応SF作品と言いながらもハードSFのように科学考証を綿密に描いているのではなく、「スペースオペラ」とも称されるように最悪の民主政治対最良の専制政治といったイデオロギー対立から陣営問わず愛着のわく登場人物達の群像劇、そして戦争、宗教についてなどよくよく考えてみればSFというより未来を舞台にした歴史小説というのが近い作品になっている。
作中でも「後世の歴史家から見れば~」という視点で語られ、難しいSF知識など必要としない架空歴史小説として読むことも出来る。
物語上の黒幕的存在が若干安易かなと思わなくはないけれど、それ以上に「スペースオペラ」とは上手い表現だなと感じさせてくれる作品で高く評価したい。
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途方もなく大きなものが終わってしまいました。これまでに続いてきた物語に比べれば、あっけない終わりでした。
予兆は数え切れないほどありましたが、読み終わった今でも、信じられません。
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ガンダム小説より優れている
・10巻を読み進むうちに、宇宙時代に入る前の人類の歴史と、その先に続くであろう歴史の広がりを見つめたような気持ちを味わえました。
・宇宙空間に生活圏を広げた人間の物語という点で、ガンダムシリーズの小説と共通する部分がいくつかあります。
-人と組織の関係の描写、政治組織に触れていること、宇宙時代に入る前の人の歴史を俯瞰的に見た視点に立脚している点などが共通しています。
・ガンダムの小説より特に優れている点は、用兵の戦略、戦術の描写が活き活きと描かれている点です。
-またガンダムが地球を物語の主たる舞台としているのに対して、銀河英雄伝説では、地球はすでに過去の存在となっている点が大きな違いとなっています。
-そのうえで、現在地球にあるような宗教というものも同時に、過去の思想的商品として歴史的評価を与えられている点も、画期的な表現に思えます。
・本書10巻の小説にわたって言えることは、登場人物の歴史的な人物評価など、同じ文章を何度も入れているため、若干くどいと思える部分があります。
・ラインハルトとヤンには、同じ結論を与えておきながら、
個人的には納得のいく終わり方であったと感じています。
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「伝説が終り、歴史が始まる」
この言葉を語るために、10巻を費やした。
英雄が導いていく時代からバトンタッチ。
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当たり前だけど、終わりが来るんだね。全体として、わずか6年くらいの物語であることに驚く。ずっしりとした手応えがある。終わるべくして終わったという感じがする。
ユリアンが取った選択は間違っていないとは思う(ついでにいうならオーブルシュタインも)。ただ、一番流血を好むのはもちろん作者と読者で、そのラインに沿った決断であるというのがちょっと見えている。結果だけを見れば振り出しに戻ったに過ぎない戦いを、作者がユリアンの立場を借りて、しきりに言い訳しているように見えるのはそのためだろう。
ただ、結果よりもプロセスが大事なのはなにも「民主主義」だけではない。「無駄な」血が流れすぎる物語に、強固な説得力があるのは確かだと思う。
ラストの一行。すっと物語にピリオドを打つ。たぶん歴史は、ずっと地味でずっとしんどい。そして僕らはその中で生きている。
2008/9/9
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ヒルダが言った通り、ラインハルトは命数を使い果たしたって感じがする。彼の人生は伝説というか神話の域に達してる気がするし。
でも本人は納得出来る一生だったのかな。あれだけの事を成し遂げたけれど、キルヒアイスを喪ってしまった時点で、達成感みたいなのは得られなくなってしまったんじゃないかなという気がする。
変な言い方だけど、平和な時代にきちんと生活出来そうな人たちが残ったなぁという印象。
ラインハルトもロイエンタールも、戦争終わったらどうやって生きていったらいいか分からないような人たちだったけど、ミッターマイヤーやメックリンガーはきちんとやっていけそうだ。ビッテンフェルトも、士官学校の鬼教官とか、案外幼年学校の先生なんかも似合いそうだし(笑)。
同盟側も、シェーンコップが死んじゃったのはショックだけど、その後が想像し難い……。ポプランは著者によると「殺し損ねた」そうだけど、でもちゃんとまともに生活出来る気がする。途中でそういう記述がある所為かも知れないけど。
今回改めて読んでみて、個々では帝国側も同盟側も好きなキャラクターが多いけど、体制としてやっぱり同盟の方が馴染む。
崇拝とか忠誠とか、外側から見て「あぁそうなんだね」とは分かるんだけれど、自分自身の感覚として置き換えることが全然出来なくて。
ラストシーンがミッターマイヤーだったのは、ファンとしてとても嬉しい。子供の名前も素敵だな。
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すごい作品。はじめは10巻もあるのでなかなか手を出しにくかったが読んでみて一気に最終巻まできてしまった。魅力的なキャラクタがどんどん死んでいくのは寂しいが楽しく最後まで読めた。
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2ヶ月で全巻読破。面白かったなぁ。特に2、5、8巻の展開には腰を抜かした。 両雄は、かたや暗殺、かたや病死。まったくの予想外。 結局これってスペオペの衣をまとった政治小説なんだよな。 だからあんな結末なんだよ。 新しいなぁ。凡人には書けない小説だ。