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何気ない日常が、どんなに大切なのか、教えられる作品です。
〜帯より〜
『ビート・キッズ』から10年… 著者の原点ともいえる感動の家族小説。
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爽やかな家族小説。小2と小4の兄弟も、小4の少女も、少しずつ成長していく。そしてその両親も。大人だからといって、親だからといって、夢を諦める必要はないと励ましてくれる。
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作者さんに薦めて頂いたので早速読みました!
そしたら作者さんの思惑通り、物語に入り込み、まーくんに夢中でした。笑
だってすごくいいお父さん!
あたしも潤三やまーくんみたいなこんな子供思いのお父さんが欲しかったな。
すべての登場人物が等身大でいきいきしていて、すごく心暖まる作品でした。
主人公が特に決まってなくて、一人称がころころ変わるんだけど読みにくくなく面白いなーと思いました。
光江は風野さんご本人のイメージがしました!
あと風野さんの最後のまとめ方は毎回思うのですが良い意味で期待を裏切ってくれて本当に素敵です!
風野作品は本当に元気がでる作品ばかり。
このままの自分じゃダメだ!と思い直しました。
太一やフキちゃんの高校生verなんか読んでみたいなーっと勝手に思ってしまいました。
風野さん是非お願いします!笑
あきらめるのは、いつだってできる。もっともっと、フラフラして、ジタバタして……何度も堂々巡りを続けても、少しずつでも夢のほうへ転がり続けていこう。目指す道は違っても、決して夢をあきらめない強い心で、励ましてくれる人がいるのだから。ひとりぼっちではないのだから。
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風野潮さんの作品だし図書館の児童書の棚にあったので、YAだと思っていた。でも読み始めて「大人(ママさん)が読んで面白い!」と思って一気に読んだ。
大阪のとある団地の隣同士に住む2家族の日常、あるがままが自然に書かれている。1つの家族は小4の太一、小2の慎二、父の潤三、母の光江。もう1つは血のつながりの無い父娘。父の正見はまだ若く、娘の風希子とは兄妹と間違われるほど。一見するとどこにでもいそうな四人家族と、いかにも訳ありな父娘は相容れなそうだけれど、「音楽」をきっかけにして、次第に交流を深めていく。描かれる日常の中には子供同士のケンカや、家族ゲンカもあるし、夢に向かって進んでいこうとする正見や光江の悩みがあったりもする。光江をはじめ周りの母親達が、若い父親である正見にほのかな想いを抱いたり…という場面もあったりする。その1つ1つが何だか本当っぽくて、とても好き。そして、そんな色々なことの中に音楽がちりばめられているのも好き。
そして読み終わった今は、その後の2家族が気になる。太一と風希子が成長して、正見や光江も夢に向かって前進して、どうなったのかなぁ。ちょっと見てみたい。
上手くレビューがまとまらないけれど、ぜひ大人に読んでほしい。