紙の本
投資理論の多くは過去の経験則からくる後付の理論。騙されるな!
2009/05/18 23:45
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
金融リテラシー本。
本書は人生を豊かに暮らすための金融の活用法について書かれている。具体的には金融の知識を身に付け、状況に応じた金融商品の活用方法を知ってもらうことを目的としている。それは豊かに暮らすために必要な「技術」と著者は捉えている。
前半はお金の知識。第5章では資金過不足表、一生のキャッシュフロー、個人版バランスシート、資産内訳表などを自分で作って、一生を通して稼ぐお金や出て行くお金を把握する方法を紹介していて実用的である。老後にもらえる年金の計算方法についても触れている。ライフプランを描くために役立つだろう。
後半は投資の知識を解説。国債や株、投信などの金融商品について特徴を述べている。特定の商品購入に誘導するような書き方はされていない。
サブタイトルの「貯蓄から投資」にだまされるな、というのは、それは「無理やりシフトするものでもなく、経済環境などの外部要因や価値観をベースに、自然に、かつ合理的にシフトする」かしないかを判断するべきもの、というところから来ている。しっかりとした知識を得た上で、投資するかしないかは自分で判断することだ。強欲な金融機関にカモにされて投資資金を減らさないようにしたいものだ。
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きっと一番言いたいのは、エピローグ。
最近の「貯蓄から投資へ」の風潮にちょっと批判的な見方。逆サイド大事。
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悪いのは書いた人でも本でもなく、理解できない頭のほうです。。。。。
正直よくわからんかった。
金融の基本のことを書いてるんだろうけど、
何度読み返してもピンとこず、
そのまま読み進めてしまった。
もうすこし金融のこと、
わかってから読めばよかったかな・・・?
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2008年9月5日購入。
読書中。
2008年9月16日終了。
非常に面白かった・・・というより、初心者向けに書かれているせいか分かりやすく、実践できることが満載だった。ただ、すぐ忘れてしまいそうなのでまた読み返しが必要だなぁ(笑)
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(2008/9/22読了)「アメリカでは家計の金融資産のうちの半分が投資に回ってるのに、日本はほとんど貯蓄(だからもっと投資しましょう)」というのはよく聞く言説であるが、実態としてはアメリカの金融資産のほとんどは富裕層が持っており、年収順に並べた下位50%における株式の保有を比べると、日本のほうがよほど多いそうです。日本人のほうが、年収が中央値よりも下の層でも株をやっている!アメリカの下位50%は貯金もほぼゼロ、株もやってないのが実態だそうです。これは目から鱗でした。
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貯蓄から投資へという盲目的な資産運用の流行に対するアンチテーゼ。
資産には「守るお金」と「攻めるお金」がある。それぞれに対して適した資産運用をしましょうと言うのが著者の主張。
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金融おことを何も知らない人のための本。
この本を読んだだけでは金融商品の正しい選び方はできそうにもない。
かなりとばし読み
ベストセラーだと読んで買ってはみたが、当たり前のことしか書かれておらず、がっかり
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勝間和代氏の「お金は銀行に預けるな」と一緒に読むべき本だろう.なぜ投資するのか,なぜ貯蓄しなければいけないのかについて詳細に書いてあるし,様々な経済用語がわかりやすく解説されている.
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・日本 アメリカの貯蓄と投資の現実
・将来の資金過不足の考え方
・金利の考え方
・金融商品 投信 株 の概要
が書かれています
著者は 金融に詳しいコンサルタント故
的確て 全体を網羅した感じでした
お金はあった方が安心
そのための資金運用の基礎知識を得る
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1部…お金を知る、2部…お金を殖やすの2部構成。守るお金はしっかり守る(預金or国債等)、攻めるお金は攻めつつも手元にキャッシュを残しておく等、お金との付き合い方を述べている。知る編の個人版B/Sを作れ!!というのは中々良い考え方だと思った。
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卒論で「貯蓄から投資へ」を批判したくて買った本。
「攻めるお金」と「守るお金」をきちんと分けて、ライフステージによってその配分を変えるべし。そして、金融機関の手数料稼ぎには騙されるな!という本。
>手数料稼ぎ
その通りです。すいません。
ファンドマネジャーよりインデックス(市場平均)の方がパフォーマンスいいだなんて、誰も思わないよなぁ。単年では勝てても、長期になるとボロ負け。
『ウォール街のランダムウォーカー』でこのことを知って、驚愕した記憶が。
第3章『「日本人は株嫌い」のウソ』のデータが面白かった。
日本よりアメリカの方が株式保有率は高い。でもアメリカでは、株式保有金額のうち純資産トップ1%の階級が50%のウェートを占め、上位5%の階級で80%にもなる。
高所得者が大量に株を持ってるけど、庶民はあんまり保有していない。
日本では、下位50%の下位層でも9%を占める(アメリカでは0.6%)。
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資産のリバランスもコストがかかる バフェット 天と同じく、市場は自らを助くるものと助く。しかし、天と違って、市場は右も左もわからないものを許さない。 守るお金と攻めるお金の2種ある 個人版のバランスシートを作る 金融の世界でリスクはリターンのばらつきをいう 実質金利 インフレ 表面金利ーインフレ率 デフレ時 表面金利+デフレ率 日経月曜 景気指標 国内企業物価指数、消費者物価指数に注目
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お金には”守るお金”と”攻めるお金”の2種類がある。
金利を考える際には、物価上昇率(下落率)を加味した”実質金利”を考えなければならない。
実質金利は、表面金利ー物価上昇(下落)率で求める。
日経では、毎週月曜日の景気指標欄4段目に”国内企業物価指数”、”消費者物価指数”が出ているので、それらの前年比の数字に注目。それが企業物価、消費者物価の上昇(下落)率。
実質金利を考えると、デフレ下での銀行預金は魅力的。
短期金利として”コール翌日物金利”、長期金利として”10年もの国債利回り”は毎日チェックする。
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「経済の流れ]「自分の資産を理解する(攻めと守り)」「必要なお金を理解する(時間と資産)」の3つのことを主に説明しております。
攻める資産と守る資産の意味とその運用方法そして資産管理と資産運用の基本事項を理解していますか?
例えば利率が上がるとはどういうことか?GNPが増えると影響は?
スタグフレーションとはその対策は?などなど普段の生活の何気ない流れを理解していくことが必要であると感じます。
投資に絶対はないことを理解し、リスク管理をしておくことが最も重要です。
どのようなことも基本と流れを理解することが必要であると再認識しました。
株式一つとっても何を指標の基準とするのかよく考えましょう
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小宮さんの本は分かりやすくて好きです。
そして、すごく現場の話が入っているので、実際の話が良く分かる。
机上の理論ではなく、地に足が着いた知識を得られる感覚がする本です
自分Point
?リバランスにご用心
リバランスはすればするほど、損をする!
リバランスをする時期は、経済の流れが変わるとき!
?攻めるお金、守るお金
お金をリスクの取れる攻めるお金と必要分の守るお金に分けて運用しよう!
?守るお金はライフプランによって変わる
これから必要になるお金をあらかじめ計算してみよう