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スチームパンク
という単語をいい感じに表現し、体現してる作品。
エンジン(機関)という単語が大好き。
やっぱりそうだよね、技術(テクノロジー)の芽生えは
こうでなくっちゃね。
ああ どうして 蒸気と硝煙の世界はもう戻ってこないのかしら・・。
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2008年、ハヤカワ文庫の100冊
スチームパンクの傑作らしい
まあいつかは読みたいんだよね
いろいろ感慨深いものがあるしさー
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20100120
ギブスン×スターリングな豪華著者な本。
ヴィクトリア朝ロンドンを舞台にしたスチームパンク(のハシリ?)
正直面白くない。
差分エンジンのAIのオチが全く分からない。
共著じゃなくてそれぞれが好きに書いた本の方が面白い。
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「解析機関が存在する」という設定を基盤にしている物語なので、当たり前のようにパンチカードの進化系やプログラム式映写機が出てくるのが面白い。
また、主人公であるマロリー博士の職業が恐竜発掘の専門家だというのも、作者が解析機関を「過去の偉大な遺物」と捉えているメッセージなのかとも思った。
ただ、物語自体があまり面白くない。
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SF小説の名作と言われているようだが、僕には超難解な小説だった。
この小説の面白さは一回で理解出来ないと思うがもう一回読む気力は暫く沸き起こりそうにない....
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まだ物語がどこへ転がって連れて行かれるのかが見えない、けれども妙に楽しい。
蒸気と機械音と黄燐マッチの匂いと倫敦の闇と雑踏。いわゆる“スチームパンク”な雰囲気の原点を体感する。
伊藤・円城両氏の「解説」という名の短編は何度か読んでいたけれど、こうやって本編を読んでから読むとまた違った味わい。
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スチームパンクというIFの未来を象徴する
数々の機関製品や二つ名の碩学たちが登場する。
この作品においてのウリは上記の独自性であり、
ストーリー自体は面白いものでもない。
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第二章の終わり頃(ダービィレースあたり)から、おもしろくなってきた。ビル・ブライソン「人類が知っていることすべての短い歴史」の5章あたりから出てくる人たちが、ワンサカ出てくるので読んでてよかったよ、ホント。
みなもと太郎「風雲児たち 幕末編 25」で登場したオリファントが出てて笑った。
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名作SF。
読んだことは無かった……と思っていたのだが、何となく買ってあらすじを読んでいたら、ストーリーを思い出してきた。どうやら一度読んだことがあったようだw すっかり忘れていたのは歳のせいか、それとも初読の印象がイマイチだったのか……?
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面白いところと、情景が読み取りにくいところとあります…。なかなか読み進まず…。後半、ひとつひとつ話が繋がってきて、盛り上がってきた感じがあるので、下巻も読めば面白くなるかな…?
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※このレビューでは上下巻を纏めて扱っています。
※暴力及び流血、性描写の含まれる作品です。
【印象】
顕現する"差分としての19世紀半"。
英国の異常発達した蒸気駆動機器が生む、もうひとつの世界。
【類別】
小説。
歴史改変、SF、サイバーパンク、スチームパンク。
【構成等】
流れの分かりやすさよりも、作品としての主張や叙述を優先しているように感じました。したがって、なにはともあれ一度通読してみるのをお奨めします。
理解を助けるものとして下巻末尾に事典が付属しています。
【表現】
地の文は三人称的視点。
表現は平易であり、物語を把握することにおいて専門知識は不要です。ルビ。
【備考】
当該時期の世界史、特に英国の状況について多少の知識を持っている方が楽しめるはずです。
様々な読み方、例えば実際の歴史上の人物との違いに着目して読んだり蒸気機関関連を調べながら読んだり等、のできる懐の深い作品です。
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未読了。
もし産業革命時に蒸気で動作するコンピュータが発明されていたら超監視社会になってどうたらこうたらという話。名作らしい。
具体的な説明もないまま物語は淡々と進んでいき、その端々で異質な世界の情景を感じられる、という文章構成。小説を読み慣れていない僕にとってはなかなか難解だった。
読解力が育ったらまたいずれ挑戦したい。
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大型書店のフェアで見つけた。とてもいいフェアだったなぁ。なにかのゲームか小説かの元ネタフェアで、読みたいけど持ってないSFが集まってて興奮と共に様々買ったのだ。
憧れと実際のギャップってあるよね。読むのにとんでもなく時間がかかってしまった。きっと円城さんや伊藤さんや、他にもいろんな人達に影響を与えたであろう名作なのだろう。自分にはこれを楽しむためのバックグラウンドが足りなかった。世界史の知識やイギリスの風俗や地理地名。辞書をひきひき読むのがよかったのかしらん。
それ故か、全体的に唐突な印象が拭えず、節でも分かれてないからズルズルと読んだりなんとなく止めてしまったり。乗りきれない。下巻は勢いよく読みたい。
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ウィリアム・ギブスンとブルース・スターリングというSF小説の巨匠二人による共著。スチーム・パンク、サイバー・パンク、歴史改変SFの古典的名作として名前をよく聞くので読んでみた。けど、とにかく読みにくい。『ニューロマンサー』もかなりキツかったけど、歴史的な背景知識がないからか尚の事。
でもこの手の古典はなんとか理解したいという思いもあるので、いつかまたチャレンジしてみようかな。
1855年ロンドン。蒸気機関が発達し、現代で言うコンピューターのような位置づけになっている世界。
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鮮やかに書き連ねられていく描写が相当に素晴らしい。
優雅さと乱雑さの融合が織りなす、近代ヨーロッパの街の風景。
濃厚な機械油の匂いと、息詰まるような熱気に包まれて、轟音を響かせて動く歯車の群れ。
闇の中で蠢く数々の陰謀に翻弄される高名な学者。
モノクロとセピアの中間の色彩で彩られた世界。
紡がれていく言葉の波が、圧倒的な存在感で読者をこの世界へと引き摺り込んでいく。
ここからどうなるんだろう。
それにしても「ディファレンス・エンジン」という言葉の格好良さ!
重厚な無機質さと透き通るような優雅さだなあ。