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私が東京の会社(従業員が1万人くらいいたのかな)を辞めて今の会社に入った時には(と言っても家業なんですけど(^^;)社長も含めて社員は9名、パートさんは1名でした。それから早いものですでに18年になりますが、今は社員が11名、パートさんは3名になりました。たしいて増えていませんが、よくぞ増えたという感じでもあります(^^;
役員を除くと社員は8名になりますので、まだまだ10名にはほど遠いですが、小さくても10名分くらいの仕事をして、その組織を意識することは有意義かなと思ったりします。そんなわけで、この本を読んでみました。5章仕立てになっていて
・10人で伸び悩む会社と飛躍する会社はどこが違う?
・ヤマ勘経営はもうダメ。会社の「今」をしっかりつかめ
・10人になったら経営計画が絶対に必要になる
・「社長がいなくても会社が回る」仕組みをつくろう
・「数字を読む眼」が会社のこれからを左右する
内容は、経営計画を作り、社員と価値観を共有して、会社の数字を読めるようになるというような感じです。個人的には1〜2章あたりの内容はなるほどと、過去にも理解していてもやっぱり実行しないといけないなあと反省するような内容で参考になりました。しかし、後半に行くにつれて個人的にはあまり参考にはならなかった感じです。
このところ「小さな会社」の話を読んできたので、この本で言うところの「飛躍する」というのが、規模拡大としたら(そうとは言っていないけど)、少し違う感触です。会社の成長は社員が以前より幸せになったと思うことにあるとした先の本が非常に斬新であった感じです。