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ホタルとヒカリの話が印象強すぎ...
久しぶりに良い気分になれました。
男でも女でも無い性別って実在するらしいです。
性同一性障害とか、はじめて見る設定だったので、驚きました。
行きつけの書評のサイトにその手の本が取り上げられてたような...
roleplay daysと、漫才の話と、茨城・岐阜の転校生の話も気に入りました。
オススメです。
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中学生を主人公にして、関西を舞台に書かれた作品を集めた本。現代の人気児童文学作家が競い合って書いているので、レベルが高い。作品ごとに好みはあるにせよ。ちょっと感傷的かな、と思わないでもない。特にラストの香月日輪の作品は泣かせます。同じ企画ものの「さがしもの」も、まあ面白かった。こちらは関東編。関西に軍配、ですけどね。
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関西弁で進む会話はテンポよくポンポン読めてイイですね。香月さんと寮さんのは切なく、後藤さんと令丈さんのは楽しく明るく読めた。
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もう一つの共通点って…なるほど 笑
違うのがテーマにならなくてよかった
こういうキラキラしてた頃に戻りたい!
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関西在住の児童文学作家によるアンソロジー。
それぞれの作品が、中学生くらいの時期に特有の瑞々しさを含んでいて、切なかったり、ほっとしたり、いろいろな面白さがあって、アンソロジーの良さのある本でした。
それぞれに良さがありますが、寮美千子さんの「蛍万華鏡」が好きでした。
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請求記号:F/ト
資料番号:020191680
中学生が主人公で関西が背景となっている「ひかりもの」をテーマとした5話からなる短編集です。好きなことを語り合い,同じ時間を分かち合った初めての友達,親友。しばらく会わなくても,会った瞬間たちまち時間があの頃に戻っていく…そんな10代の姿を描いた物語です。
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【あらすじ】
バラの街の転校生
家庭の事情で岐阜から転校してきた美紀。新しいクラスで初めて話しかけてくれたのが松原という不思議な男の子。おかしなことを言うけれど、松原のおかげでクラスに溶け込んでいき、りせという女の子とも友達になって…
めっちゃ、ピカピカの、人たち。
プロのお笑い芸人を目指すまどかと天然な女の子るりり。そんなまどかが足を骨折してしまい、入院することに。うまくいかないことが続いてマイナスなことばかり考えてしまうまどかだったが、周りの友達に励まされて見失っていた自分を取り戻していく…
roleplay days
中学生3年生のボクは自分の居場所が分からずにいた。学校、家、インターネット、まだ知らない裏社会…どこにでも自分はいるけれど、どこにいる自分も全部違う自分だ。そんな自分に戸惑いながらもいろいろなことに気づいていき…
蛍万華鏡
家の都合で奈良のおじいちゃんのところにやってきたヒカル。揺れている気持ちに戸惑いながら大仏を見ていた時に、ホタルに出会った。話していくうちにヒカルはどんどんホタルに惹かれていくが…
光る海
いろいろなすれ違いが原因で幼い頃離れ離れになってしまった久と健一。お互いにわだかまりを抱えたまま時は過ぎて、二人は再開するが…
【感想】
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「Fragile こわれもの」の続編。 関西在住の作家たちの5つのアンソロジー。
関西を舞台に 中学生たちの 不安で、キラキラしてて、そして時にはかない姿を絵描いています。
大阪が多かったので 京都・滋賀・兵庫・和歌山もいれてほしかったなあ・・・(奈良は素敵に奈良だった「蛍万華鏡」寮美千子・著)
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2012/6/1
borrow a book from Osaka Prefectual Central Library
後藤みわこ 「バラの街の転校生」◎
令丈ヒロ子 「めっちゃ、ピカピカの、人たち。」
ひこ・田中 「roleplay days」
寮 美千子 「蛍万華鏡」
香月日輪 「光る海」◎
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岐阜県から大阪府の茨木市に引越ししてきたミノリ。
濃い関西弁とクラスの持つノリに渦のように巻き込まれ押し包まれ取り込まれ、コテコテにできあがっていく新しい友人関係を瑞々しく描く『バラの街の転校生』
友達のお父さんのコネでTV出演のチャンスを掴むものの、直前で水口は足を骨折。入院する羽目になる。
水口とるりりの代役で出たのは、水口の小学校の時の相方、キエ蔵とその弟のコンビだった。
落ち込む水口に、同室の入院患者のお姉さんは――『Fragile ―こわれもの』収録「あたしの、ボケのお姫様」の続編、『めっちゃ、ピカピカの、人たち』
所在無い時間を、なにかに入れ込むこともなく、誰かに踏み込むこともせず、なんとかやり過ごそうとしている少年たちのちょっとした冒険譚『roleplay days』
両親の離婚で奈良に住む祖父と一緒に暮らすことになったヒカル。
初めて大仏殿を見て心揺さぶられ、泣いていた彼に声をかけてきたホタル。
ヒカルはたちまちホタルに恋をするが、ホタルには秘密があった。
不器用で短い夏の恋を描く『蛍万華鏡』
夏の傾いた太陽の光を受けて、宝石をばら撒いたように煌めく濃紺の海。
その光の中で「再会」する久と健一。
小学生時代の思い出。するはずじゃなかった喧嘩。突然の別れ。
ずっと渡せずにいた大切なもの。
ずっと伝えられなかった大切なこと。
ずっと自分のことを覚えていてほしいと思う友達に出会える僥倖を描く『光る海』
関西のどこかが背景であること。
主人公が中学生であること。
話のどこかに「ひかりもの」という言葉が出てくること。
それと、もうひとつ……。
『Fragile ―こわれもの』から派生した青春アンソロジー。今回は関東編と関西編にわかれ、この『Twinkle ひかりもの』は関西編。
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こわれものに続くアンソロジー。今回は関東:さがしもの、関西:ひかりもので別れている。関西編を読んでみた。
バラの街の転校生:序盤のつかみが良かった割に、その後の人間関係が最後まで描かれなかったのが物足らなかった。
めっちゃ、ピカピカの、人たち。:こわれものに掲載されていた、るりりと水口さんの物語。相変わらずキャラクターがたっていて面白い。るりりの純真なキャラクターが上手いなとおもう。
roleplay days:うーーん。ステレオタイプな書き方だなと思った。大人から見た現代っ子像というか。携帯電話やPCに象徴されるその場だけの人間関係をスケッチしたような作品。初めてひこ・田中さんの作品を読んだが、これはあまり好みではなかった。
蛍万華鏡:こういうテーマって難しいよなあと思う。落としどころが。やっぱりラストはこうなってしまうしかないかなあ。中学生じゃ、何もできないしなあ、と思ったり。
光る海:5作品の中では一番リアルな感じがした。
良い話がそろっていたけれど、一気に読む!というかんじではない。あまり私の好みではなかったかも。読後感は良かった。