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神よりも、金を信用するのが、とりあえずの常識。
どちらにも絶対は無い。
人は、所有する見込みを立てる。計画を立てる。
計画は、あなたの人生そのものの様になり。
いつしかそれは自分には欠かせないものの様になり。
きっと保険をかけだすだろう。
最初に「火」を使ったホミニドの心の働きと、
今現在「石油」を奪い合うホモ・サピエンスの心の働きは、
似ているどころか同じ種類のもの。
これだけ広く、世界を見渡す事が出来るのに。
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[ 内容 ]
発掘調査による考古学を土台に、放射性炭素年代測定やDNA分析など科学的手法を取り入れて発展してきた先史学は、今なお人類の本質に迫る様々な問題に取り組み続けている。
人類の思考プロセスの変遷を探る認知考古学という新たなアプローチにより、私たちが現在の姿に至るまでの数百万年に及ぶ長い道のりをたどり、人間の存在を見つめ直す。
[ 目次 ]
第1部 先史時代の発見(先史時代という概念;一九四〇年以前の先史学;放射性炭素革命;世界先史学の可能性)
第2部 心の先史学(ホモ・サピエンス・パラドックス;心の先史学へ向けて;共同体の構築;財貨;宇宙を取り込む;先史時代から歴史時代へ)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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先史時代と心の進化 (クロノス選書) (クロノス選書)
(和書)2011年07月03日 14:48
コリン レンフルー ランダムハウス講談社 2008年9月19日
柄谷行人さんの書評から読んでみた。
先史時代に関して分かり易く書かれていて良かった。放射性炭素年代測定法やDNAによる革命も面白かった。
ただ心の進化に関しては、読むのが怖くなるぐらいのインパクトあるもの・革命を期待していたのでそこのところはあまり追求されていない。そのあたりはほっとすると同時に物足りなさも感じた。