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・仕事としてではなく、心で語る人
・論より体験談
・異質なものを受け入れる器量
・「忙しい」「疲れた」は言わない
・自慢話は人を遠ざけ、失敗談は人を近づける
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「あの人」を身近な人に置き換えてみると、なるほど、たしかにそうだなと納得する箇所がいくつもあった。格別難しいことではないけれど、実行するのは難しい。自分より他人を思いやる、ということが根本かなと思った。
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本田宗一郎さんの言葉
人間には右手と左手がある、
たとえば金槌を叩くときに右手は動きが目立つから
みんなが注目するけれども、
実は受けている方の左手もほうもなくてはならないし、
ときには叩かれて傷を受ける、
だからその左手を大事にしなくちゃいかん
ときには嘘も必要。
でもそれは嘘をついたことによってプラスになる嘘。
時間をつねに気にしている人がいて
その人は脳こうそくで倒れて救急車で運ばれているときにも
無意識の中なんども時計を見るしぐさをしていた
時間っていう概念は人間が決めたものだから
それに縛られたくはないと思った。
でも一方で、時間という概念があるからこそ
効率よく生きていくこともできるのかな
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[ 内容 ]
ギスギスした職場で、部下たちは今、人望のある上司を求めている。
では「人望ある」とは、どういう人か。
理屈や正論を押しつけない、出世欲や権威を感じさせない、一緒にいるとリラックスできる、他人の痛みがわかる―など、その人間像を明らかにし、人がどう人望を集めるか、それを具体的なテクニックにして伝授。
相談にきた部下がおのずと答えに気づく話の聞き方や、体験を生かした説得力ある語り口など、人間関係を劇的に変えるヒントが満載。
[ 目次 ]
第1部 人望のある人の「日常会話」(人望とは見えないところを見ようとすること 人気があるからといって人望があるわけではない 優柔不断でもいいんです 仕事としてではなく、心で語る人 ほか)
第2部 人望のある人の「日常生活」(異質なものを受け入れる器量 「あの人間なら」と思われる人にある人望 「たかが人間、おたがい様」がつくる人望 その人の「物語」がはぐくむ人望 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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「人望のある人は、きっと人と何かを成し遂げるのが上手い人だろう」と勝手に推測して、読み始めた一冊。
その視点からみると、「なるほど!」と思える部分が数多くありました。
「性弱説」に因って立つ、という考え方がいいな、と思いました。
よい、悪いではなく、人は弱いものであるということ。
そこに、優しさを感じました。
人の弱さをも包み込むような、優しさ。
人望を集める人の生き方からは学べることがたくさんあるな、と気付かされた一冊でした。
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基本的にまず、啓発本というか当たり前のことをやる気が出るように書いた本はあまり好きではありません。この本も例外ではなくまさにそれでした。人望を集める人の特徴の調査という意味ではとても興味深かったし、確かにと思う部分もありましたが、胡散臭かったり反感を抱いたりした部分もありました。ただ一つ言えるのは、人望を集める人になるっていうのは大変だということです(笑)
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どういう人が人望があるのか、有名人の蘊蓄のある言葉も添えて、分かりやすい例と共に紹介されています。
例えば、p.45 河合隼雄さんの「説教の効果はその長さと反比例する」と、こんな感じです。
読んでいるとなるほどな~と思うのですが、じゃあ、自分の言動をどうすればいいのか、分かったようで難しいですね。
上の例で言えば、説教を短くしろということになりますが、単に短くしたら、要点が伝わらないようにも思います。
読者求めているのは、もっと方法論的なものなのかも知れません。
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人望について知りたくて読書。
いろいろな人のエピー度を集め紹介している。そのため方法論ではなく、薄く広く紹介という印象を受ける。
人望とは聞き上手、ほめ上手、乗せ上手な人だと読み取る。
ちょっとした氣遣いや配慮ができる人に人望が集まるのだと感じる。それが、自然になのか、計算してなのかなど様々である。
正しいことを言えば言うほど人望を失う(p46~)は自分に置き換え、なるほどと感じる内容だった。
もっと話を聞くときに、感嘆調を上手に取り入れるように意識したいと思う。
本書はロサンゼルスのブックオフで購入しています。
読書時間:約40分
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コミュケーション術本の一種。
この手のこういう場面ではこう言えば、こうすればいい、というハウツウは効く場合、効かない場合ある。むしろ逆に出ることもある。
人望は人気とは違う。言葉ではなく、心で向き合ってくれる人には人望が集まる。しかし、世の中は目先口先だけの大きい人に惑わされがち。ほんとうに人望ある人を見抜ける人がいてこその人望なのだと思う。
後半は読むのがかったるい。体験談も交えてはいるが、すべて作者から見た好感度のいい人のものさしでしかない。
親身になってくれる世話焼きおばさん、いつのまにか相手の立場が自分よりも上になって、こころが離れていく。これってよくあることだと思う。
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読みやすく、サラリと身にしみる書き方がされている一冊。著名人の引用や生き方を題材にしているので、読んでいて楽しかった。まずは青空を見上げたり、余裕のある過ごし方を実践しよう
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科学的な本ではなく、著者の感覚的なエッセイ、経験譚、つまり、日記みたいなもの。著者の人柄の良さそうな雰囲気が伝わる内容。
人望とは何か、一般的な辞書で引かれる意味ではなく、これは、個人の感覚によるものという気がする。感覚的に信頼できるかどうかは、言動と行動の一致、深層の誠実さ、損得勘定に当てはまるか否か。不誠実だったり、一緒にいて、損するタイプの人に人望は感じない。個人の感覚によるものなら、自らが考え言葉にすれば良い事、本を読むまでもない。つまり答えは読まずとも自分自身に有るのだが、だからこそ、この本を手に取った動機を、もう少し見つめ直すべき、という事だろうか。
いやいや、自己啓発本とは、そうしたお題を与えられないと普段考えもしない、自己確認に意味があったのだった。