投稿元:
レビューを見る
久々に伊坂さんの作品を文庫じゃなくハードで買いました☆
前作魔王から・・・・何年後だ?これって結局??
っていうくらい何年後かの世界。
すべてはネットによって検索され、すべては検索によって監視されている。
検索から監視が始まるのだ。
普通のサラリーマンが国の暗部に呑み込まれていく。
(でも妻は普通じゃない(笑))
結局伊坂さんの作品が好きで一気に読破です☆
ここまではずれがないのはめづらしいんじゃないか??
でも、読み終わるとネットで検索するのがちょっと怖い(笑)
実際にありそうで・・・
'08.12.10読始
'08.12.10読了
投稿元:
レビューを見る
勇気はあるか?
最後に、その答えが見つかるんだけど、
なんか答えにほっとした。(笑)
よかった、人には心があるんだなって
ちゃんと思えた。
井坂好太郎の「馬鹿がみる」って、
私も使ってみようと思う。
投稿元:
レビューを見る
2009.1.8
伊坂幸太郎の作品にしては、暴力的な描写が多くて、驚きました。
北風と太陽と比呂くんのお話がいいなぁ。
大きな力の理不尽さはゴールデンスランバーと同じだけれど、
読後感はちょっと違うかな。
気になる言葉がいくつかでてきました。
忘れないうちにメモしておこう!
投稿元:
レビューを見る
読んでいるとどうしても「魔王」がよぎる。
魔王の続きっちゃー続きなんだろうけど、
巧妙さが無いというか…「だから何?」という感想。
超能力は別に無くてもいいし、
どうしてもオチが弱いし盛り上がりがないというか。
今までの作品を全部読んでたら読む必要がないかも。
キャラも話の筋も今までの作品と比べてオリジナリティーを感じないし。
というか下手なパッチワーク的な印象。
期待してただけに「長いわりに大しておもしろくない話」が強い。
投稿元:
レビューを見る
インパクトに欠ける。
わざわざ「魔王」の続編っぽくしている意味が解らないが、百歩譲ってそれは妥協するとして、何故こうも中途半端な上に稚拙な感じになってるのか…?
続編にしたいなら広げればいいものを、単に「安藤潤也」に他、数名登場人物を増やし、ダラダラ長ったらしく引っ張るだけ引っ張って、広がりもしなければ狭まりもしない。無駄な登場人物は出すべきではない。無駄を省き、且つ中身があるものを描けないなら、こーゆう小難しいネタを扱うべきではない。
ラストのオチも弱いから、「だからどうした?」としか感じない。
前作の「ゴールデンスランバー」も予想通りのオチで大した事なかったが、今回は大層なのはページ数だけで「ゴールデンスランバー」より大した事ない。
投稿元:
レビューを見る
発売日に買って、すぐに読み終わっちゃいました。
メッセージ性があって考えるところもあるのにユーモアもあり、つくづく伊坂さんは頭の良い方だなあと思います。
拷問シーンの描写が痛々しいけど、読み終わるのがもったいないくらい楽しめました。
投稿元:
レビューを見る
いつもは一気に読んでしまう伊坂作品であるが、少し時間がかかってしまった。
マンガ雑誌への連載ということもあったのか、先を読みたいという気持ちがいつもほどわかなかった。
自作に期待する。
投稿元:
レビューを見る
「魔王」や「ゴールデンスランバー」と同じテーマっぽい。
井坂好太郎に、「映画化すると小説の大事な部分はことごとく抜け落ちていくんだ」とか、「体言止めを使うと自分が恥ずかしくなるから使わない」とか、「ネットの評価を操作することでその本を名作に仕立てる」みたいなのとか言わせちゃうところが、さすが伊坂幸太郎と思った。
国家に対する感じ方とか好きだなぁー。
それに対して、周りの草むしりだけでもやるんだっていう考え方とか。西嶋的なやつ。
けど個人的な感想としては、佳代子さんのキャラにしろ、話の展開にしろ、漫画の週刊誌で連載っぽさみたいなのが出てるような感じで、凄く好きにはなれなかったかも。
不倫はなんだったんだろうとか、加藤課長があっさり死んでしまってほとんどそれっきりな感じとか、占いに関する超能力が?と思わせといて、前のやつの使いまわしだったりとか。
書き下ろしにして、もっと時間かけたら、きっともっといいのを書いてくれるはずなのにと思った。
でも、やっぱり面白かった。
投稿元:
レビューを見る
ゴールデンスランバーの、あの痺れるような読書体験が出来ずに残念。
そして、伏線残り過ぎ。
けれど、魔王の登場人物との再会は楽しかった。
投稿元:
レビューを見る
歴史や年表に残るような大きなことができなくたっていい。
目の前にある、小さなことでいいから自分にできることを精一杯やってみよう。
その小さなことの積み重ねが人生なんだから、
というようなことをこの本から学びました。
再就職前にこの本に出会えて本当によかったです。
読み終わった後、じわっと何か胸に染み込んで来るような作品です。
投稿元:
レビューを見る
『魔王』の続編。
※魔王は現在読んでます。
怒濤のラストのスピードにアワアワしながらついていきました。
事務所に乗り込んでからの描写がもう少しほしかったな。
投稿元:
レビューを見る
二人の兄弟が権力に戦いを挑んだ「魔王」の続編。本作品の主人公であるSEの渡辺は、「ゴッシュ」という得体の知れない会社の仕事を、行方不明になった同僚の代わりに担当することに。ゴッシュのプログラムを解析するうちに、3つの言葉を同時に検索した者の情報を収集していることを知る。その言葉を実際に検索した同僚は、失踪や自殺をするなど不可解な出来事が起こり、渡辺自身にも危険が及ぶようになってきて・・・同僚や友人とともにゴッシュの謎に挑む渡辺の運命は!?一人一人が何も考えず、部品のような役割なってしまうことへの怖さが書かれているように思いました。あとがきにも書かれていますが、同時期に執筆していた「ゴールデンスランバー」と物語の雰囲気が似ているので、ゴールデンスランバーを気に入った人はぜひ本作品も。(2008.10.26)
投稿元:
レビューを見る
ファンサービスはともかくとして、伊坂流・現代版モダンタイムスそのものでした。
わかりやすいタイトルつけたもんだ。
物語は、かなり「魔王」と「ゴールデン・スランバー」の流れを汲むものの、
「え、え、これこの後どうなっちゃうの?」
という予想のつかなさは、より初期の作品に回帰した感があります。
投稿元:
レビューを見る
久々の新刊かな。ストーリー追うときりがないので、面白かったとこを挙げる。主人公はすごくフツーなプログラマ、巻き込まれ型の典型。その奥さんが謎である意味カッコイイです。ダンナの浮気を疑って、人を雇ってダンナを拷問にかける。それも半端ないヤツ。ただ最後の方は幾らなんでもカッコ良すぎじゃない?
イケてない作家に、臨終の間際、どこそこに遺書が隠してあるから見てくれって頼まれて、探し出して見れば「バカが見る」と書いてあるとこ。あー、やられた、私もそういうのやりたかった。
宇宙的視点?に立てば、全ては「そういう風に出来ている」「そういうシステムになっている」っていう考え方。ヒトは、目の前で困っている人のことはわかるけど、地球の裏側で困っている人のことまでは考えられない。って言うか、それ考えてるともう何も出来ない。
登場人物の台詞で気になったもの。「ヒトは大きな目的の為に生きているのではない」「危険思想とは常識を行動に移そうとする思想である」「人生は要約できない」
投稿元:
レビューを見る
『魔王』の続編と聞いていた。
ネット社会の持つ問題点の提起、野心作。
巻末の参考文献に『ウェブ人間論』(梅田望夫 平野啓一郎)が挙げてあり、なるほどと思った。
☆は4以上。