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ロングセラー「ザ・ゴール」の著者、ゴールドラット博士の最新作ということで買ってみた。
「ザ・ゴール」ではTOC(制約理論)を提唱しているのだそうだが、本書での博士の主張は集約すれば下記の5点になる。
・人はもともと善良である
・すべての対立は解消できる
・ものごとは、そもそもシンプルである
・どんな状況でも飛躍的に改善できる
・すべての人は充実した人生を過ごすことができる
このそれぞれを、ストーリー仕立てで詳しく解説しているはずだが、正直僕にはよくわからなかった。(上記5点の要約は理解できているつもりだが。)
理解力不足ということか・・・。
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コンサルタント必読の本かも。
「ゴール」の続編とたかをくくっていたが、
読んでおいて大正解だった。
特に下記の点は「目から鱗」だった。
○本質的な要因・因子は限られている
○「矛盾」と「対立」は異なる
◎三番目の障害「自分ではなく相手のせいだと思い込む」
また、複数のコンサル事例が紹介されてるが、
下記の改善案もとても参考になった。
<アパレルの改善提案>
○返品分を全額買取
○小ロット発注へ、2日サイクル
○売れ筋商品を店頭へ
○商品アイテムを削減(80000点→2000件)
〜品切れロスを極力無くす+不良在庫削減(利益を40%増大)
〜小売情報、売れ筋情報をリアルタイムに把握
【2009年3月8日読了】
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ちと小難しい。大事な要因だけを見極めてシンプルに考えろ、という主張なんだがそれがむずかしいんだってば。。
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「何を選ぶか?」は「何を選ばないか」ということ。思い込みに惑わされずシンプルに考えれば、本質に行き当たると。シンプルって結構複雑かも。
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ザ・ゴール等に比べると目新しさは落ちるが、TOCによる一貫した理論は非常に分かりやすい。
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・物事はシンプルである
・何かうまくいかないことは大体同じ原因に起因している
・根本的な原因は1つ
・好ましくない状況は妥協の結果である
・何かの状況を改善するときは大きな問題に取り組む
・根本的な対立を見出し、その前提をSpikeする
・良くない関係は自らの利益のために、一方が相手に対し大きな変・化を求めたときに起こる
・思考の障害
?現実が複雑だと考えること
?対立は当たり前で仕方のないことだと考えること
?他人を責めること
・人とのいかなる関係にも調和は存在する
・相手が求めているよりも大きなWinを探し出すことからスタートする
・「分かっている」と思うと、直感や頭脳を働かさなくなってしまう
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これまでにゴールドラット氏の書籍の内容をまとめたようなもの。新たな発見というものはとくになかった。
「物事はシンプル」で「人はみんな善人」らしいですよ。
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2009/08/02
「ものごとは、そもそもシンプルである」
人生も仕事も失敗はつきもの。
人が壁に突き当たった時、
いかにタフに振舞うことができるか。
様々な思考方法があるものの、
それは常に失敗は成功へのプロセスと捉えることが大事だと
考えること、これに尽きる気がする。
さらには、そういった思考を持つためにもうひとつ、
「よりよい人生を送りたい」
と思う、心からの願い、意欲が不可欠でもある。
結局は、これが一番重要なのかもしれない。
「まずは実験だ。最初に、プロトタイプを作る。
さて、プロトタイプからは何が期待できるかな?」
私は、慎重に言葉を選んだ。
「そうねぇ、最初からうまく動いてくれるなんて
期待するのは愚かね。
どこが思ったとおり動いて、どこが動かないか、
それを確かめるのがプロトタイプの役目よ」
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● 実際に、そんな変化が存在するかどうかは問題ではない。重要なのは、窮状を呈した関係に直面した時、相手を責めるのではなく、ウィンーウィンの変化が必ず存在すると信じて取り組むべきだということだ。
● 一、人は善良である。二、対立はすべて取り除くことができる。三、どんなに複雑に見える状況も、実は極めてシンプルである。四、どんな状況でも著しく改善することができる。限界なんてない。五、どんな人でも充実した人生を達成することができる。六、常にウィンーウィンのソリューションがある。
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■概要
『ザ・ゴール』でお馴染みのTOC(Theory of Constraints: 制約理論 − ボトルネックという1点に集中することが全体最適のマネジメントを可能にする考え方)をベースに、高度に複雑化した企業システムにおけるパフォーマンス改善のあり方を、実娘との会話や事例レポートを織り交ぜながら展開する。時に哲学的でもあるが、「ものごとは、そもそもシンプルである」「複雑に見えるのは、そう見ているから」
「すべての対立は解消できる」「人と人とのいかなる関係にも調和は存在する」「パイを奪い合うのではなく、Win-winを考える」「状況に嘆くのも、感謝するのも、自分の選択の自由(Freedom of Choice:本書のタイトル)である」といった普遍的な考え方を、アパレル・メーカーと小売店との利害関係などを例に、わかりやすく解説してくれる。
■仕事に活かせる点
・代理店への価格交渉時に、単なる値引き合戦とせず、相手がさらに喜ぶ創造的な解決策を考え続ける癖をつけたい。
・そのためには、部分的な値引きや不利な条件を飲むことが、全体の利益にどれだけインパクトを与えるのか、冷静なシミュレーションが不可欠。(千)
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内容が一般的な解説書や参考書のような説明分ではなく、
小説のように登場人物が対話している中で著者の伝えたい内容を取り上げているため、非常に読みやすい。
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物事はそもそもシンプルである。ある原因に伴って結果は必ず2つあるらしい。
僕達は1つの結果はすぐ目に付くが、もう1つの隠された結果を見落としてしまう。このもう1つの結果に目を向けようとすることで格段に人の視野を広げることができる。
といったことが書かれてました。
「ものごとはシンプルだ」と信じて取り掛かることが重要だと感じた。ここの事例で出てきた企業も複雑に見える問題も実はシンプルだったり。
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哲学的でありながらも、ビジネスの思考を高めてくれる一冊。
・人はもともと善良である。
・すべての対立は解決できる
・物事はシンプルにできている
・物事は収束するから、ひとつの原因から複数の結果が生じる
・責任を背負うこと
生きるうえでのヒントがたくさんありそう。
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ちょいと欲張りすぎた感じが。有意義な生活、問題がどこにあるかを見つける方法、そして乗り越えるために必要なこと。復習にはなりましたが。しかしこのプロットは何だ?
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Kodama's review
『ザ・ゴール』シリーズは、『ザ・ゴール2』以来、久しぶりに手に取りました。『ザ・ゴール』がとてもインパクトがあったので、比較してしまうと…。それでも父と娘による会話から構成される文章は、とても読み進めやすいものでした。
(09.5.30)
お勧め度
★★★☆☆
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序文がいい!
「調和を熱望することは、人との衝突を避ける気持ち、
行動へとつながります。衝突を避けることは、
確かにいいことかもしれません。
しかし、存在する対立を解消することなく、
人との衝突を避けてばかりいてはいけないのです。
カーペットの下に隠しただけでは、対立はなくなりません。
ますます大きくなるだけです。フラストレーションが募り、
そのフラストレーションは、はけ口を求めます。
時として、悲惨なはけ口を求めてしまうのです。
この本で最も重要なことは、どうしたら人と衝突することなく、
また、存在する対立から目を逸らすこともなしに、
適切に対処していく術を身につけるかということなのです。」
エリヤフ・ゴールドラット
昨日、TOCコンサルに会って、読み直したのです。
会社に置いてます。
毎月やってるワークショップ、TOCワークショップっていう
別名があるのですよ。知ってた?
最初に来てくれたコンサルなのです。
TOCを支えている信念。
・人はもともと善良である
・すべての対立は解消できる
・ものごとは、そもそもシンプルである
・どんな状況でも飛躍的に改善できる
・すべての人は充実した人生を過ごすことができる