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ごめんなさい。独特の世界観というかノリというかバカバカしさについていけずに最後まで読めませんでした…
ただ読む前はタイトルの意味がまったく分からなかったのですが、読めば「なるほど〜」と思わされました。(人)ってところが面白いですね。
短編集なのですが、唯一楽しめたのが『こち亀』とのコラボ作品である「ぬらりひょんの褌」でした。中野の某古本屋さんがゲスト出演(?)していて、言動から彼の友人たちのその後が窺えるので、思わずニヤついてしまいました(笑)
「この世には不思議なことなど何もない」とはいいますが、両さんの超人間的な体力はやっぱり不思議なんじゃないかと思ったり…
まあ作品として面白くないわけではないので、いつか気分が沈んでるときにでも再び手に取ってみようかと思います。
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突如としてモーレツに、京極夏彦(南極でも消極でもメキシコでも誰でもいいから)に、なーんにも考えずウフフ、と笑わせてもらいたくなって。
実際には、ウフフ、だけというわけにもいかず、ウプッ、イヒッ、ガハハ、……私としたことがはしたない、オホホ。
気がつくと、なーんにも考えずどころか、頁の隅々にまで眼を凝らして、貪欲に笑いのツボを探しているのであった。
重いけど軽い。でも、軽いけど読みではずっしり重い。
『嗤う伊右衛門』に☆を五つ進呈したので、これを四つにしましたが、特に☆を減らす積極的な理由があるわけではありません。
なんというか、わかっちゃいるのに自ら進んでツボを選んでハマって行こうとする自分をちょいと戒めねば、とも思ったもので……。
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出版側の太鼓持ちを読者にも押し付けないで欲しい、と思ったが、作者のガス抜きと思えば、飛ばし読みすることで許せるレベル。2000円出して買った人はたまったもんじゃないと思うが。
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もうね、笑いなしに読めないって云うww
どすこい系統のギャグシリーズ。
京極さんのギャグ小説って神の領域だよねwwww
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京極さんの作品を
初めて読みました。
新しい試みをされたのかな。
何と言うか…、
全体的にこってりと
濃い感じを受け、
すいすいとは読めませんでした。
うな重→天丼→焼肉みたいな。
初めて読むのに
この作品を選んだのは、
やや厳しかったかなぁと
思いました。
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本当はこの日『死ねばいいのに』を借りる予定だったが直前に不幸があり
「さすがに借りる気にならんな・・・でも京極さんの本読みたいな」
というわけで 安 心 の 集 英 社 。
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前作(?)の「どすこい」もそうだけど、ギャグ小説は難しい
皮肉というかパスティシュなら清水義則なんかが有名だけど
「ギャグ小説」というのは珍しいのかも
ま、登場人物が小説の中の前提を理解しているメタ的な発言は面白い
ただ、後半は惰性になる
それでも「こち亀」とか「赤塚マンガ」とのコラボは面白く読めた
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「どすこい(安)」の続篇というか、第2弾的な位置づけの
作品なのかな? と思いながら読んだのだけど、
まさしくその通りのナンセンス不条理なギャグ小説。
ただ、今作は、主要登場人物が一貫してるというのが、
前作との違いかな。
前作同様にいろんな小説のパロディタイトルになっているし、
作中ではかなりメタな話題も登場するし、
最後に至っては、赤塚不二夫の漫画世界に入り込んでしまうし…
もう言ってみればなんでもありな作品で。
ただただ、笑い、呆れ、失笑・苦笑しつつ、
楽しみながら読む本だね。
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面白くないこともないが、私が京極夏彦に求めている物ではない。。。
色々な引き出しがあるのはわかったから、京極堂シリーズや怪談系を読みたい。。。。
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な、ながかった……そしてつらかった……。
最終話は比較的よかったけれども。はひい。
「どすこい(仮) 」の方はそこまで思わなかったんだけどなあ。
「ギャグ小説」(「ギャグ漫画の小説版」としての)というのが
いかに難しいかということだろか。
いや、そもそも、ギャグ漫画を既にあまり受け付けない身体に
なっている私だからアウトだというふうにも考える。
むしろそれかな。
そういう観点からすれば、しっかり「ギャグ小説」なのかも。
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南極夏彦という「簾禿げ」の作家さんを一応の主役として、有名な小説や漫画をギャグに仕立て上げる「南極探検隊シリーズ」の短編集。
かなり時間と心に余裕のある人向け。
本歌を知らなくてもそれなりに楽しめるけれど、知っていればより楽しめるかというとそれはない。(断言!)
京極さんのことばのチョイスや組み方センスに驚愕すべき本。
むしろ国語学や出版学など専門的に学んでいる人のサブテキスト的冊子か…。(分厚いけど…)