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猿若町シリーズ第四弾。
今回は女絡みの内容で面白かった〜!
巻を重ねるごとに面白くなるのでたまらない♪
相変わらず事件を読むのは冷静沈着、頭が回る千蔭
でも女心を読むのはダメダメです( ̄▽ ̄)
千蔭に見合いの話が持ち上がり、あれよあれよという間に結納が近づきます。
梅が枝の真意はまだまだわからないし、この許嫁がいいキャラなんでこのまま結婚かなぁと思いきや…
前回からちょいちょい出てきた北の同心・大石新三郎が事件に巻き込まれ、千蔭の許嫁が事件解決のお手伝い!
新三郎、許嫁おろく、前作で出てきた女形・与四郎
もこの先脇に加わるようなので、ますます面白くなりそうです\(//∇//)
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「猪鍋」
千蔭の父・千次郎の妻お駒が懐妊した。しかしつわりが酷く何も食べられない。このままでは衰弱してしまうということで周りはあれこれ食べられるものを探す。そして巴之丞の薦めで,「乃の字屋」という店で猪鍋を試してみることに。お駒は猪鍋がすっかり気に入った様子で,これ以降少しずつ食が戻ってくるが,食事の最中,店で刃物を持った男が暴れるという事件が。乃の字屋はその後立て続けに災難に見舞われてしまう。お駒の調子が良くなったこともあって,千蔭は事件の真相を探り始めるが。
一方で千蔭に再び縁談が。
「清姫」
千蔭は縁談相手・おろくを誘って,中村座の芝居見物に出かける。その数日後,巴之丞が何者かに切りつけられるという事件が発生する。芝居見物の時,おろくが怪しい若い女を見たという。巴之丞が襲われた時見た相手はまさにその女だったようだが,全く見知らぬ女だという。
「寒椿」
金貸しの伊勢屋に盗賊が入ったという事件が発生。南町は当番ではなかったが,北町の大石が盗賊に繋がっているという疑いをかけられてしまう。大石をよく知る千蔭は濡れ衣だと信じ,疑いを晴らすために独自に調査を始める。
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近藤史恵さんの時代物のシリーズ「寒椿ゆれる」、猿若町捕物帳シリーズ、2008.11発行。読み応えがあって楽しめました。同心玉島千蔭34歳が主人公。小者の八十吉がサポート。祝言間近のおろく28歳(目が鋭く、算術に長けて、頭がよい)がいい役どころを。猪鍋、清姫、寒椿の3話。