紙の本
創作論を期待してはいけない
2023/06/15 00:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プルシア - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初からずっと作者も書いてあることではあるが具体的な創作論はほとんどないと言っていい。どちらかといえばマインド的な話が大半というかほとんど全てを占める。作家のマインドを知る上では面白い一冊だと思う。
電子書籍
創作ノートが
2021/03/14 06:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついていて、これは、作者が、実際に作る上で書いていた物だそうで……これは、一読の価値アリです。こういう過程か……と思いましたが、本編は具体性には欠けます。もう少し丁寧に創作ノートを解説してほしかったです
投稿元:
レビューを見る
いろいろごちゃごちゃ考えているからいけないのだと思った。
書くことに対して前向きにさせてくれる。
…って別に小説を書きたいと思ってるわけじゃないのだけど…。
なぜかこういう系統の本を買ってしまう私。なぜ?
投稿元:
レビューを見る
現役小説家による小説入門。
なかなかスマートな内容だと思った。
How to で書けるものは小説では無いという主張は
よくわかる気がする。
2009年2月購入、読了。
投稿元:
レビューを見る
2009/1/25読了。
1作目に全力投入。テーマは決めない。筆の赴くままにまかせる。現在とのつながり。結末を決めない。ワープロより手書き。普段使いの言葉で書く。
投稿元:
レビューを見る
小説家の「小説の書き方」というのは舞台裏を見ているようで面白い。そして又私には小説は書けない。っていう事を実感する。自分が作り話を書く時、風景は意識的に排除している。私は頭の中の映像を見ながら書いているので、書こうと思えば風景は書けるが書かない。あくまで「作り話」だ。小説は書くより読むほうが楽しい。
書きあぐねている人は小説家なんかにならない方がいい、と単純に思った。
投稿元:
レビューを見る
小説よりも、こちらの方がぐっと来る所が多かった。
書きあぐねたことなど無い、
と言い張れたらよいのだけれど、
それはあまり声を大には言えない所。
しかし、
小説を書こうと思っていない今の私にとっては、
仕事を辞めること、
恋愛について、
ちょっとだけ触れている部分に、
なぜかとても頷いていた。
投稿元:
レビューを見る
小説を書くときに、小説のフレームや形式を知っていることは絶対必要だと思うけれど、この本を読んで、それらを超えた「ずれ」を描くのが小説だということが分かった。
---------------------------------
【以前のレビュー】
小説を書きたいという欲求がある人にとって助けになると思う。
投稿元:
レビューを見る
いままで読んだ小説の書き方の本で、
これが最も、ためになる本です。
実際のところ、小説をもう何十と書いている人
でないと、体感できない部分が多い。
タイトルから受ける印象よりは、
上級者向けです。
でも、食いついて読み切った人は、
書けるようになる確率は高いと思いました。
投稿元:
レビューを見る
「小説は人間に対する圧倒的な肯定」というフレーズに深く賛同の意を示したい。哲学的な考察も、気取るためのものではなく、難しさがあるとすればそれは必要なもの。小説を書きたい人のみならず、小説が好きだけど何故好きなのか、と一小説愛好者として楽しめる本だと思っています。
投稿元:
レビューを見る
P16,普段の生活の中ではマイナスになったり、他人から怪訝な顔をされたりするもののことだけれど、小説には絶対に欠かせない。つまり、小説とは人間に対する圧倒的な肯定なのだ。
P17,いい小説ならきっとそれぞれの教室にいたMさんやW君を思い出させる力があるはずだと思う。思い出させることは小説だけでなく、すべての表現の力だ。思い出すこと、忘れないこと、見えなかったものを見えるようにすることには、それだけで意味のあることだと私は思う。
※ 小説というものに対する考え方が、新鮮な息吹を感じさせてくれる。
投稿元:
レビューを見る
保坂和志風の小説、もしくは保坂好みの小説を書くための入門書、に近い。
だからといって、参考にならないわけでもないし、保坂さんの小説は結構好きだし好きな人も多いと思うので、決して読むに値しないわけではないと思います。
投稿元:
レビューを見る
『得てして「入門」書にはまったくの初心者への配慮に欠けていたり、わかりやすいだけの解説に陥っているものが多いがこの本は違う。
作者の小説に対する思いがダイレクトに伝わってくる。
もっとも、自分は小説をどうしても書きたい!と思いこの本を手に取ったわけではないので、真剣に小説の世界に入門したい人に有益なのかどうかは判断しかねるが、少なくとも、小説についての新たな視点を得ることはできると思う。
軽いしかし深みのある文章で、エッセイとしても楽しめる。 』
投稿元:
レビューを見る
保坂さんの小説を読んでいないのでどのような話がないのでなんともいえないのですが、ストーリーありきの小説を書こうとしている私にはちょっとずれたとこもあったかな。しかし姿勢とかその辺はとても参考になりました。
投稿元:
レビューを見る
小説を書くとはどういうことかがよくわかる。実に合理的な指南書でありながら、ある程度読み手を突き放したスタンスであるために、大学の講義を聞いているような気持ちで読み進んでいく気がする。実際に、現在進行形で小説を書いている人にとっては、目から鱗、と感じることが多いのではないかと思う。