ＢＬＡＣＫ ＢＩＲＤ ７ （ベツコミフラワーコミックス） みんなのレビュー

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BLACK BIRD 7 (7) (フラワーコミックス)
桜小路 かのこ
小学館(2009-01-26)

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7巻まで既読＜１〜8＞この辺までは雑誌で読んでたから目新しさはなく。このシリーズも嫌いじゃないんだけど早くゆるされていな私たちとか王様の質屋っぽい話が読みたいなー。
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【以前感想】割とどこでも好評なこれ。表紙と違って内容は面白いって見かけるけど、自分的にはどうも。
今までのこの作者の「楽屋裏〜」や、「王様の質屋」が好きだっただけにちょい残念な感じの第一印象から未だに抜け出せない。時間ができたら通しでもっかい読んでみたらまた印象変わるのかな。

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鬼ブレイク中!!　妖（あやかし）×人間・禁断恋奇譚（きたん）。

あなたと共にあることが罪だというならば私はどこまでも堕（お）ちていい――
妖（あやかし）たちの繁栄のための供物　私は仙果（せんか）の娘――　そしてあなたはその妖たちの一族の長（おさ）　道ならぬ恋を切り裂かんと白く燦（きらめ）く刃（やいば）が迫る　あなたへの愛が咎（とが）というなら堕ちてみせよう――奈落（ならく）の底まで

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前巻の最後で出てきた龍神さまのお話は、単に祥にキスした実沙緒への仕返しということで、恐れ多くも龍神さまを当て馬に使っただけで終わってしまいました。

そのあとは、まだ体は結ばれないけど、いちゃいちゃはするって感じは変わらずです。ちょっとこの展開に飽きた感はありますが、新キャラ頼光登場です。

お寺の息子の頼光に、匡の正体がばれ、自分が過去に妖に襲われていたことで、実沙緒を匡から引き離そうとします。いらん、おせっかいです。彼には彼の正義があるんでしょうけどね。

最後の1コマの「ハゲってゆーな！」っていうのには、笑いました。

短編は、前鬼の妹すみれと人間の千晴のお話でした。
天狗は男ばっかり羽が生えている姿を見てたので、男しか変身しないのかと思ってましたけど、女の子も羽が生えるんですね。
好きな人を助けるため、片羽になったすみれ、かわいいです。
（ちょっと、あやめさんに似ているかも）

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どうなることかと思っていたらこんなことに・・・！！
いつもは匡がみさおちゃんにぎゅうぎゅうに惚れてるっていう表現が多いけど今回はみさおちゃんが匡にっていう表現が多くて新鮮でした。　もうこっちまで苦しくなっちゃってむ～～ってまります！！

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実沙緒にヤキモチを妬かせようと龍を使うなんて凄い(笑)でも実沙緒も独占欲を匡に見せれて良かったんじゃないかな？ラブラブっぷりに始終当てられったぱなしだけどww
頼光の自分勝手すぎる行動に腹が立ったわ！何も知らんくせに、みたいな。子どもの頃に妖に襲われたトラウマもあるのかねぇ～。次の巻で頼光の話は終わるといいけれど…

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甘いものが嫌いな匡にあげたバレンタインのプレゼントがチョコスプレッドの男体盛りって、その発想をして実行した実沙緒がすげえな、と素直に思う。

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やっぱり龍は抱かないのね。まさか実沙緒にヤキモチを妬かせるためだけに使うとは。でも匡へのバレンタインにって考えた実沙緒もなかなかすごいなーと思った。なにあのスプレッドの使い方。そのまま実沙緒んちでお泊まりとか甘々な前半だった。後半は頼光登場でシリアスな雰囲気に。なんか頼光って自分勝手と言うか、押し付けがましいと言うか。何も知らないくせにとイライラしてしまう。下水溝に捨てられてしまったペンダントどうなるかな。後半にあった外伝と、相模のプロポーズもすごい良かった。

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心配していたのに龍神ﾌﾗｯｸﾞは簡単にｸﾘｱﾓｰﾄﾞなのでした。龍神脇ｷｬﾗを出したいだけで深いｽﾄｰﾘｰはなかったみたい。ほっとしたような残念なような。今度は、童子切安綱が出てきた。刀剣にちょっと嵌りしている私には嬉しいｼｭﾁｭｴｲｼｮﾝ。本編よりも外伝のｼｮｰﾄｽﾄｰﾘｰが大好きになりました。前鬼の末の妹と人の子との恋物語。とてもﾛﾏﾝﾁｯｸでお盆の魂帰りを仕掛けにした素敵な作品でした。本編でも小さくていいからこんな仕掛けを凝らしたｽﾄｰﾘｰにして欲しいなぁ。ｶﾊﾞｰ袖の妖しき頭部写真、３Dﾎﾞｲｽ収録ﾏｲｸだったのですね。初めて存在を知り勉強になりました。ﾊﾞｲﾉｰﾗﾙ録音っていうんですね。でも、知らずに聞いていても普通のｽﾃﾚｵと違いに気づくものかしら？と疑問。比較して聴ける環境なら違いも解るかもですね。高価で妖しい頭部ﾏｲｸを生まれてはじめて知った私の困惑ﾅﾉﾃﾞｼﾀ・・・。