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読み始めたら一気に読んでしまった。
ノンフィクション過ぎて逆にドラマかと感じるくらいだった。
だが、読み終わって反芻してみると自分の知らないことが多すぎる
知らないことは失うことだと改めて感じた。
人生超えられない壁は無いけど、超えたくないと思う壁は無数にある
この言葉を、本書の体験した著者に言われると
自分の壁なんて壁ですらないのではないかと思ってしまった。
今の自分に怖いなと思ったのは
・当事者意識(主体性)の欠如
・お金のことを知らない人がお金を稼げるわけが無い
帯にある「地獄の底からどう這い上がるのか」という指南本というよりは
300ページに込められた著者の思いをそれぞれの自分がどう汲み取るかだろう。
ちょっとたるんでるなぁと思ってた自分にとって、渇が入った一冊だった。
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東大卒の行政書士である金森氏の、自身が体験した底なしの借金地獄から生還記録である。
25歳の時に先物取引で背負った借金が5400万円。その後の5年間で利息を含めて1億2千万円にも膨れ上がる。なんとか会社勤めから始めて、マーケティング技術を会得し、独立。10年かかって借金完済にこぎつけたという武勇伝である。
テーマが興味深いだけに、読んでいてグイグイと引き込まれ、あっという間に読み終えることができた。
ただ、実話とはいうものの、引っかかる点も下記のように2点あった。
(1)先物で5400万円もの借金を『K氏』から負うのだが、当時25歳で一介のフリーターでしかない金森氏に、なぜそんなにも高額(しかも無担保)を貸し付けたのか。ちなみにこの『K氏』、いわゆるリッチ層に属していて、お金を働かせて生活をしてる人らしい。そういう人であれば尚のこと疑問が残る事。
(2)金森氏の借金地獄からの生還には、ある時点での発想の転換(借金によって借金を返済すること)が契機となるのだが、いくら正社員となっていたとはいえ、既に1億円以上の借金のある人間が、一体どうやって、そして誰から更に借金ができたのかが分らなかった事。
「事実は小説よりも奇なり」とは昔からよく言われていることなので、この話があり得ないものではないとは思うが、それでもこの2点の疑問が自分の中で解決しない限りはちょっと・・・である。
ただし、読み物としてはさっき書いたように面白く、示唆にも富んでいるので、読んで損はないとは思う。
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ずっと読みたくてようやく読み終えた。
とても面白かった。
何より東大法学部を出ている著者が投資で詐欺にあいあれよあれよと借金を作っているからだ。
だけど、学ぶことも多い。
社会人よりは大学生しかも意識の高い人向き。
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あるpodcastのコンテンツで著者の金森重樹さんが出演していたのを聞いて凄く読みたくなり購入。
25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記 というサブタイトルがとくにそそる(笑)
元々努力できる人だからあそこまで勉強できるのだと思うが、見習うべき点が多々あり、世の中の物事に対する観点が面白い。
ダメダメ時代の話は共感がもてるので読みやすいし(笑)その後の人生においても興味深く読めるところが多かった。
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4年落ちの車を2年後とに購入するのがベスト アインシュタイン 問題は、それを生み出した意識と同じ意識では決して解決できない 税理士は経営者より経営のことを知らない 経営状態が悪化したとき人件費を削るのは悪手 残ってほしい人が逃げ出し、会社にとって使えない人が残る 簿記は簿記だけ勉強するとおもしろくないが、実際の会社の事例を考えながら取り組むとよい 看板 キュプラーロスの受容をへてはじめて再生する 否認怒り取引抑うつ受容 許容量をこえたものは、許容しないで受け流す
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先物でカモられて、数千万の借金を背負って、どん底からはい上がった人の話。
色々と学ばされるし、勇気づけられる。
サラッと書いているけど、凄いと思うのは、
・給料より、利息の方が遙かに大きい状況でも、こつこつと勉強を続けたこと
・何千万も借金を抱えた状況でも、結婚したこと
かな。
お金に関して、無知ってのは、自分だけでなく、家族、友人、会社にまで迷惑を掛けてしまう。
カモられたって、法律は守ってくれない。
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こういう人(自分にも似たような)がいるもんだなぁ、と思った。
失敗するにもなんらかの原因が本人自身にあり、
あきらめない、という点では元気のでる1冊だった。
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知り合いに裏切られ、どん底に落ちて、這い上がる話。
理詰めで億万長者になる方法を考える事、が人生のテーマになる。
・多くの情報を集める→巨額の借金を背負った人100人以上に会う
いろんな人の話を聞く事で、疑似体験する。
・不動産会社で?の部(会社設立、労務時の状況、事務の組織、運営、業績など)を作成にあたり、いろいろな資格を取る。
衛生管理者、行政書士、宅建主任者、測量、マーケティングを身につける為に中小企業診断士、販売士1級。
家に帰ると寝てしまうので、渋谷のマックで。
マーケティングの効く業界ならどこでも戦える
月3回届く商事法務を読んだり、宝印刷の公開準備セミナーにでたり。
会計知識は必須→簿記。3級→2級→1級
お金の作り方は
行政書士の資格を使ってFAXによる集客→年商1億 元手に一棟マンション購入→年間家賃収入数千万。
読んでるだけで体温上がってくる、自分ももっと熱くならないと!
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人に騙され、総額1億2千万円の借金をしてしまい、それを自ら返済していくという事が淡々と書かれている。意外とあっさりしてますな。
全体を10とするならば、一番気になる借金返済の部分、ビジネスの部分については1~2ぐらいの量でしか書かれていませんな。
しかし、大事なことはその場その場の状況で先を見ながら、最大限に考え努力をし、自分の中で持っているスキルを組み合わせて世に送り出すということ。新しい物とは組み合わせを変えることで生まれるという事。
それが、時代のニーズと合致した時にビジネスとなる。
これと併せて、「社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由」も読んでみると、ある意味逆な内容なので面白いかもですな。
http://booklog.jp/edit/4822241300
フォッフォッフォ。
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強烈すぎました。
読んでる間、心臓がバクバクして、目がギラギラしてました。
筆者が体験した数千万の借金を抱えた25歳は僕の今の歳。
そしてフリーターだったということ。
僕は学生ですが、ほとんど似たようなものです。
人事だとは思えませんでした。
そんな莫大な借金をどう作ったんだ!?ということや、
さらにそれを乗り越えるまでの環境の変化、
借金に対する思考プロセス。
本という媒体を通して時間軸をパスしながら読んでも気が重くなるのに、筆者はリアルタイムにそれを経験してきているのを考えると筆者の言う許容度を超えた状態になってしまう。
最後の最後の物語のたたみかけ加減。
TVドラマよりよっぽど緊張します。
人、ビジネス、お金。
こんな側面もあったなんてと面くらっています。
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借金まみれの著者の壮絶な体験記です。身の丈に合った経営や借金、お金の使い方が重要なのですね。
もし自分だったらと思うとぞっとします。
最後の言葉がとても印象に残っています。お金は無慈悲な主人だが、有益な召使になる・・・タルムード
今わかるお金の味・・・。
重い言葉です。
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ビジネス書のコーナーで目に留まったのが読もうと思ったきっかけ。
図書館で予約したら、4ヶ月以上待ちました。。。
さて、内容はノンフィクションだけあって、
読み応えがありました。
人生でピンチになったときに、
「なんとかなるさ」で乗り切れる場面と、
理詰めで解決していかなかれば乗り越えられない場面があるのだと
教えてくれています。
お金の問題は、特に後者です。
以下は覚書。
許容量を超えたストレスに曝されたときには、
許容できないのだから、美味しいものを食べて寝てしまう。
そして、朝が来て、目が覚めたら、気持ちを切り替えて対処する。
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ノンフィクションです。
すごく面白いですよ。読んでおいた方がいいような気がします。
自分も、もっと戦えるようにならないと、と思わされた。
ただ、これほどのどん底、そうそう体験できないし、したくないし・・・。
今まさにどん底にいるひとが読んだら、きっと大きな勇気をもらえるんだろうなと思う。
今少し厳しい自分自身もそうだったから。
本当に面白かった。
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2009.04.08
「自分の運命のハンドルから手を放して他人に委ねた人間は、その他人に人生を無茶苦茶にされても文句は言えない」
当事者意識の欠如が人生を狂わせる
何か、いいビジネスが見つかるのではないか。
何か、ラッキーな人脈が見つかるのではないか。
何か、特別なノウハウを探し当てられるのではないか。
そんな主体性のない考え方が長年僕の中で堂々巡りをしている間に、僕は当事者意識の欠如した 誰かが何かをしてくれるという考え方にどっぷりと浸かってしまっていたのです。
(中略)
そんな考え事をしている間にも、僕の借金は年間600万円ずつ、しかもそれが元本に組み入れられて複利で、猛烈なスピードで膨れ上がっているのです。
僕がこのときに理解した事実は、次のようなものでした。
1.人生の問題は、自分で解決しなければ誰も解決してくれない
2.現象(毎年発生する年間600万円の金利)に対応するだけでは、問題の根本的な解決は永久にできない
3.偶然に左右されるやり方ではこの問題は決して解決しない
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正直今まで借金してた人を斜に見るようなことがあったがあまりにリアルな転落劇を読むと誰にでもありえるのかも、と思うようにはなりました。
一番共感できたのは何をするにも自分が知っておくことが大事だってこと。今の自分のアクションにつながりました。