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七竃と雪風の二人の美しい世界が変わっていくのがせつない。
大人になるということ、そして時の流れを感じさせる一冊。
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人を好きになる、という事がこういう事だとしたら
いつこんな風に思える人と出会えるんだろうか。
会える人と会えない人と、分かれるんだろうな
そう思うと悲しいけどとても素敵なことなんだと
改めて気づかされる一冊です。
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人気があったので気になって買っては見たのですが………。正直言って、この本のどこが魅力的なのかはさっぱり分かりません。
全体的に暗いし、特徴的な文章といえば聞こえがいいですが、それも、ただ延々と同じことを綴られているように感じると、返ってうっとうしいと思います。
最後も特に驚きもなく、文中にあまりにも仄めかしてあるので、結局余り感銘は受けませんでした。
おそらくメインが心理描写なので、私のように共感できないとものすごくつまらないのだと思います。
犬の部分の文章は、ちょっと可愛らしくて好きですけれど。
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いんらんの母!美少女!美少年!鉄道マニア!
女の生き方とかなにがしあわせかとか色々考えちゃったような
若さとか美しさとかそういうあんまり考えたくないようなことを考えちゃったような
しかし美少女はよいものだなあ
むくむくって名前かわいい
七竈って名前もすてき
永遠に変わらなければいいのにとか、今がずっと続けばいいのにとか
仕方ないけど切ないよなー
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あえてカテゴリを寓話にしました。
現実味がないような気がして。だけど、透き通るような
文章とお話しで僕はすごい好き。普通に楽しめる話しじゃないけど
この感覚は、ありだと思った。
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桜庭作品では結構痛み無く読めた。家族のかたちが多層的な視点で語られ、閉じられた世界に留まりつづけるか、外部をさまよい続けるか。その二択に登場人物たちが呪縛され、運命を交差させる。正直もっと内容量を多くして、一種のサーガみたいになって欲しかったけど。まあ他にそういう作品書いてるしね。
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ハードカバーの装丁の美しさに惹かれて購入を決めたものの、本棚の都合の為に文庫本を買いました。自分に対してなにか釈然としないものが…。
内容はというと、とても読みやすく、するすると読むことができました。
七竈と雪風がおそらく兄妹(姉弟?)なのだとわかった時、
「私が美しい理由は、超自然的な理由からにして」と思う七竈がかわいそうでなりませんでした。
それにしても、雪風の父親には腹が立ちます。健康なら働きなさい!と言いたいです。
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以前レビューで書いた「夜は短し〜」と同様、ハードカバーで惹かれたもののお金がなくて買えず、文庫本で読んだ作品です。
主人公である川村七竈は本人曰く「遺憾ながら美しく生まれ」、鉄道模型と幼馴染の雪風を友とし青春を謳歌するのですが。
旭川という小さな町ということもあり、母親のうわさもあり、その美しさもあり…大人が、男達が放っておいてはくれるはずもなく。
彼女はそんな大人達から色々なところで、色々な影響を受けながら、雪風との間柄を変化させていく…というお話です。
読み終わった後切なさと寂しさと優しさが入り混じった、なんともいえない気持ちになりました。
確かに主人公は七竈と雪風に間違いはないんだけど、彼女の周りにいる大人達にもそれぞれ物語があって、感情が入り乱れて…とにかく切なかった。
すごくね、後輩がいい味出してるんですよ。
私もきっと後輩と同じ気分だろうなとか、思いながら読んでました。
綺麗なものって儚いのよね、という作品。
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ラノベでも活躍されている桜庭一樹さんの作品。
北海道旭川という地方で暮らす少女の物語ですが、この独特な雰囲気は好きな人にはたまりません。
七竈の独特な口調も、おかしな母親も、なまいきな後輩も、全部濃くて、くせになりました。
だけど、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」と比べると星四つかな?でも面白いです!
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美しい。けどとても悲しい。
なんかそんな話。
どこか現実から乖離しているけど、実は現実ってこうなのかも。
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これは切ない。
独特の言葉で作品の雰囲気が引き立ってると思います。
桜庭さん特有の空気が光る作品です。
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とても綺麗な話し方をする「遺憾ながら美しく生まれてしまった」少女の話。
登場人物の話し方が好きでした。
桜庭一樹さんの本がもっと好きになる本でした。
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甘い甘い切ない切ない甘い甘い甘い切ない
その、かんばせ。
男は女の匂いを嗅ぎわける、らしい。
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桜庭さんの小説の、角川文庫版の表紙が好きだーー。でもこの小説の単行本版の表紙もすきですまる。
これにて桜庭一樹月間は終了です。
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この作者の作品が昨今やたらめったら売れてたので反骨精神で今まで目を通すのを避けてたんですが避けてて損してたなぁと思いました。