投稿元:
レビューを見る
映画も観ましたが、原作の方がもっと良かったです!貧しいスラムの少年が1ルピーの幸運のコインと共にいくつもの困難を乗り越え、感動の結末を迎えるというとても素敵な物語でした!
投稿元:
レビューを見る
映画スラムドッグミリオネアの原著訳。インドのスラム出身の少年がクイズ番組でなぜそれぞれの問題を解くことが出来たかを追う話。少年の昔の話の最中、出された問題を予測したくなるところが短編推理小説みたい。宗教、貧富の差、殺人、インドが抱えている社会問題を潜ませた作品。
投稿元:
レビューを見る
映画を観る前に読んだのですが、映画よりこの本の方が面白かった。発展しているインドの描写や、ストーリーの展開が良かったと思います。
投稿元:
レビューを見る
知人に勧められて読んだ『スラムドッグ$ミリオネア』の原作。
考えてみたら、翻訳ものを読むのは久々なような。
いや~、インドって凄いですね!(薄っぺらな感想)
文字通り混沌としてて、でも、あまりにも貧富の差が激しくて、人々が自分の境遇から抜け出すことすら思いつかない様子になんとも言えない気持ちになってみたり。
しかし、日本だったらありえなくね?なうっすら嫌悪感すら覚えてしまいそうな環境や、警察の腐敗っぷりや、悲惨な出来事も、主人公ラムの淡々とした語り口調で書かれているので、引き込まれるように読めてしまいました。
ていうか、その淡々としてるのが却って物悲しいんだけどね。
月並みながら、自分が普通に家があって、ご飯が食べられる環境で、教育も受けられる環境に生まれることができたって、超恵まれてんだね、と思いましたわ。
話の構成もミリオネアの第一問から最後までを追う形で進んでいくので、先が気になっちゃって気になっちゃって、ぶっちゃけ電車で読んでて乗り過ごしましたよ、ええ。
ラムが賞金を手にしたところで、捕まっちゃうんじゃ…とハラハラしてたら、「え~!ま・じ・で・す・か!」などんでん返しがあるし、最後まで飽きさせない展開に大満足です。
そうそう、最後の最後に「あ、だから『1ルピーの神様』なのか」って気付く辺り、我ながら鈍いね、と実感。
ま、唯一、ポートルイスでシングルモルトの飲み方を覚えられるような洒落た店があったんかいな…というのが、ほんのちょっとだけ気にかかったところではありますが☆
投稿元:
レビューを見る
久しぶりにドキドキしながら読んだ。私の知らないインドだわ、と思いながら。やっぱりこんなことがあるんだなあ。
今、レンタルDVD見ている。インドだー。ヒンディ語がバンバン聞こえている。それだけで、幸せ。
DVDだけでは、説明し足りない点が多くあるが、読んでからみると凝縮されていてこれはこれでよいか。映画より原作は面白いという評判だったが、これはこれで楽しめた。テーマは純粋な愛と兄弟愛。でも、原作のほうが、圧倒的によい。もっとどろどろした現実。それをまるごと受け止めて、生きる。あの時希望をもらった少女との再会。
もう一度、原作を読んでみよう。
投稿元:
レビューを見る
http://umagoon.blog17.fc2.com/blog-entry-1030.html
投稿元:
レビューを見る
深淵なるインド。
スラムを見ただけで判った気になっていましたが、彼らすら幸運な人々と言えるほどの闇が差し迫ってきます。
それでも作品が絶望や悲嘆に浸ることなく躍動を感じさせるのは、ギリギリのタイミングでターザンのように幸運の蔓を渡っていく主人公に因ります。パズルのような構成に興をそそられ、12章の謎解きに胸打たれました。
映画「スラムドッグ$ミリオネア」原作。
投稿元:
レビューを見る
少し前に映画化されて話題となった作品の原作だそうです。古本屋で見つけて購入しました。
お話の筋は知っていたのですが(ストリートチルドレンがクイズ番組に出て賞金王となる、と言う)その背景にあるインドの問題、状況をそうなんだ…と思いながら読みました。
「欲望が金の力で全部かなえられてしまい、何も望むものが残されてないというのは、どんな気持ちがするものだろう?欲望の無い人生と言うのは、それほど望ましいものだろうか?」
確かに。
考えてみましたが今の段階では答えが出せません。
投稿元:
レビューを見る
映画『スラムドッグ$ミリオネア』の原作作品。貧乏で教育を受けていないインドの少年が、インド版のクイズミリオネアで難問に次々と答えて、1億ルピー(約2億円)を獲得してしまうが、クイズの主催者は、警察と結託してその青年がクイズで不正を働いていたことを自白させようと青年を逮捕します。拷問にあう一歩手前で女性弁護士に救われた少年は、何故12問のクイズに回答が出来た理由を語り始めます。
すごくドラマチックな話でした。 12問の問題の答えの中には、人間が生きるということの厳しさ、人間の愛、尊厳、友情が詰まっています。
また、この話は勿論フィクションでありますが、現実のインドをそのまま反映しています。
私は映画を観てませんが、小説の方が絶対に感動すると思いました。
投稿元:
レビューを見る
インド小説ってはじめて読んだかも。
って、訳書ですけど。。。(*T□T*)
【スラムドック&ミリオネラ】の原作本
アカデミー賞すごかったっすね。
映画観たい!!でも、映画館じゃなくてもいいかな。
容疑者ラム
年齢:18歳
職業:ウェイター
学歴:なし
逮捕理由:(違法な手段を用いて)史上最高賞金額のクイズに全問正解
一介のウェイターに答えられるはずが無いと主催者側は主張
"カンニング"をしたと決め付ける警察官による拷問
そこから女性弁護士に救い出されるラム
どうしてラムはクイズに全問正解することができたのか?
そしてラムがクイズに出場しようと思った理由は?
弁護士に語り始める それは少年の人生そのもの
良い意味で おとぎ話
映画は ウォルト・ディズニー配給かと思ったけど違った。。。
投稿元:
レビューを見る
映画を観たがために欲しくなってしまった1冊
スラムドッグ・ミリオネアにだだはまりしてしまったので☆
個人的には映画のほうがすき
原作は書き方がおもしろいって意味では◎かな?
投稿元:
レビューを見る
映画化もされた本作だけど、映画とまた全然別もの。先が気になって仕方なくなる、予測出来ない展開に引き込まれる。読み応えあり。
投稿元:
レビューを見る
2009年のアカデミー賞で8部門を受賞した映画『スラムドッグ$ミリオネア』の原作。これを書いたのがインドの外交官というのだから驚く。
http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20100522/p5
投稿元:
レビューを見る
インドの普通(貧困、窃盗、虐待、殺人・・・)の中を生きている少年の話。ストーリーが巧妙に組み立てられてて読後感が爽快っ!幸せのコインってよくある話だけど欲しくなりました
投稿元:
レビューを見る
映画を先に見たが、そのイメージがあったから、小説がおもしろく読めたのか、小説自体のイメージを喚起させる力があるのか、わからなくなった。映画にも小説にもインドのパワーや熱さが感じられた。