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いつものことながら、現代社会の問題やら課題を、
ユニークな視点でわかりやすく説明してくれております。
コンピュータに簡単に仕組み化されないような、
コミュニケーションを核とした仕事をこれからもしていきたいです。
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「仕組み」のマイナス面にも言及しつつ、仕組みの作り方について述べた本。プログラムを参考にした「仕組み」づくりの説明は非常に明快。
特に「怠慢」「短期」「傲慢」を三大美徳として重視している点はその通りだと思う。
ただ、あとはこの点をどうやって組織内に説得していくか、なんですよね。。。
また、リソース効率重視が重要である、という指摘にも同意。
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■仕組み術
?快適すぎる環境は人をスポイルしますが、かと言って競争が激しすぎると、人はじっくり物事を考えることができなくなってしまう。このあたりのバランスは重要である。
?DRY原則(Don't Repeat Yourself)自分の仕事の中にある繰返しを見つけて、次に自動化する。
?プログラマーの三大美徳は、怠惰、短期、傲慢。
?日報でチームのベクトルを合わせる。誰が今どんな仕事をしていてどんなフェーズにいるか把握。(日報:出社、退社時刻。その日行った作業。
?全員がすべての業務をこなせるようにすることで、危機対応能力が向上する。
?わざと壊れる仕組み。ブレーカーなど。人間でいえば、パンクしますと宣言できるようにしておくべきである。(自分のキャパシティを超えたときに)
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7割ぐらいまでのところと、後半の温度差が激しい…。流し読みになってしまいました。仕組みが大切というのは分かったけどさ……。たぶん文章力の問題でしょう。
(2009.04.04読了)
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オン・ザ・エッジ(現ライブドア)の元CTOでありアルファ・ブロガとして大きな影響力を
もつ著者が、「仕組み化」の本質・その正負両面について語った一冊。
昨今のビジネス書では「仕組み化」がトレンドといって状況であり、職場ですぐに
取り入れる事が可能な事例が数多く紹介されている。
こういった著作では、既存の仕事(ルーチン的な)は「仕組み」でまわし、
余った時間で「新しい事」をやろうといった趣旨であるように思う。
そういった意味では、本作も基本的な趣旨は同様である。
本作がユニークであるのは、「仕組み化」にはリスク(コスト)も付きまとう
ということを指摘している点。
折角作った「仕組み」もそれが有用になるかは定かでない。
あるいは投入したコストに見合うリターンを得られない可能性もある。
また、「安全性を高めるための仕組みがより重要」という指摘も
今までになかった点であり、大いに納得できる考え。
安全性を高めるとは、つまり自分達のアウトプットの信頼性を
担保することでもあると思う。
即効性のあるテクニックが満載というわけではないが、「仕組み化」の有用性
の本質を考える意味で、大変参考になる一冊だと感じた。
---付箋箇所-----------------------------------------------------------
・仕組み化は社会のあらゆる場所で進んでおり、その変化は企業戦略のみ
ならず、個人の生き方、働き方にも直結します。
・急激な変化に耐えるためにも、今存在する仕組みでモノを作り始めたら、
そのときには次の仕組みの設計に入っているか、新しい仕組みを模索
しないといけないのです。
・「売れる商品を作れ」と言っても、それが予想通り売れるかどうかなんて
だれにもわかりません。それをやったいこうというのですから、仕組み
作りは、リスクの高い仕事と言えるでしょう。
・プログラマの「三大美徳」を「怠慢」、「短期」、「傲慢」と
しています。
・仕組みを導入するに当たっては、それによって何を効率化するかを
理解している必要があります。仕事をどう仕組み化して効率化
するのか、それを考えるのが仕事なのです。
・何かを仕組み化するときに真っ先に考えるべきなのは、「あと何回
使えば元がとれるか」
・仕組みの役割としては、「何度も使って元をとる」ことよりも
「それがあることによって安全性が高まる仕組み」のほうが
より重要なのです。
・ゴールが見えていれば、それに向かって自身の行動を調整する
ことができます。
・安全性を高めるための仕組みについては、十分な余力を持たせた
設計を行うべきです。
・リーダーの笑顔は、「義務」です。
・人間の変異は「どれだけの言葉を交わすことができるか」にある
といえます。
・あと1ピースがあれば実現できるというところまで、物事を
具体化しておき、必要なピースが出てきたら、すかさず
拾いにいく。
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世の中に溢れている「仕組み本」とは一線を画している。
仕組みのメリットに加え、デメリットであるリスクの観点からの記述もあり、説得力もある。
まさに、現代版「仕組み本」。
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あらゆる仕組みは「テコ」と「奴隷」でできている
ちょっとした衝撃でした
でも 核心かなっと
マニュアルというテコをつかい
人をやとい 人にテコをつかってもらい 収益をだす
本書のメインテーマは
今やっていることを 20%の時間におさえ
残りの80% を新しい仕組みのために使いましょう ということでした
そのための仕組み作りのヒントが書かれています。
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「仕組み」と云うキーワードで書かれた一冊。
著者のブログを毎日読んでいる人にとっては、イマイチな内容。
だって、著者のブログで日々云われている事が、固められただけの本ですから。新鮮みに欠ける。
著者のブログを読んだ事の無い人にはお勧めですよ。
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事故処理の仕組み 謝罪と関係者の処分は悪手 事後原因の徹底追及と次の設計への反映 と 関係者の刑事責任を不問にすることが よい。 仕組みがどうしてもうまくいかないときはレイヤーをあげてみる 仕組みをとっておくにはひたすら記録する。 失敗した事実も重要な記録
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● あらゆる仕組みは、「テコ」と「奴隷」でできている。
● プログラミング言語Perlの開発者ラリー・ウォールは、プログラマーの「三大美徳」を「怠慢」(laziness)、「短気」(impatience)、「傲慢」(hubris)としています。
● 何かトラブルが起きたときに、担当者に下流工程の現場に連れていくというやり方で、仕事全体の中でのその人の役割を理解させていました。自分がミスをしたとき、後の工程にどういう迷惑がかかるのかを見せることは自分の役割を意識させるうえで、どんな言葉よりも効果があります。
● 悪いニュースを受けてもリーダーはいつも笑顔でいるという原則を必ず守ること。上の者ほど、いつも笑顔でいるように心がけなければなりません。リーダーの笑顔は「義務」です。
● 最初に言っておきたいのは、アウトソーシングには常に大きなリスクがあるということです。アウトソーシングは、自分でコントロールできる要素を減らすということなのですから。よほど安価であるか、よほど信頼性が高くない限り、基本的には凶と考えておいたほうが安全です。
● 生物から得られる知見は膨大ですが、生物ならではの仕組みの特徴としては、次の3つが挙げられます。
(1) 生きていれば、最適である必要はない
(2) 一度作った仕組みは、失敗も含めて手放さない
(3) できることだけを行ない、できないことは無視する
● 生物にとって重要なのは、「正しいこと」ではなく「生き残って」いること。何が正しいかではなく、生き残ったものが正しいのです。
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開始:20090810、完了:20090810
最後のリソース効率重視という考え方が非常にいいと思った。今のそしきに必要なことだし、人間を尊重した考え方だと思う。ただし、全体としてはやはり少し冗長な内容だ。以下、気になった言葉。作り出した時間・余暇を既存の仕組みをまわすために使ってはいけない。ロボット三原則。「何も考えてなくても正解にたどり着く」仕組み。生き残ったものが正しい。仕組みをとてとくためにはひたすら記録をつける。採用しなかった事実自体が貴重な記録になる。リソース効率重視。使えるものをどれだけ有効に使うか。「職場」という資源をより有効に使おうという考え。
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既存の仕組みを回す仕事を勤務時間の20%で、80%を新しい仕組み作りに当てる
↑のために
1.自分が生き続けるためにはどれだけの利益が必要か算出
2.現在の仕事がその利益を生み出しているか算出
3.その利益を出す個々の仕事の時間数を算出
仕組みはテコと奴隷でできている
人を動かすには、その自律性を有効に活用するテコが重要
テコをコントロールすることで、より優れた仕組みが生まれる
怠慢→同じ仕事を繰り返さない。出来る限り自動化する。
短期→変更される部分と変更できない部分を見極める。
ひな形作成。
傲慢→機能(ある入力をしたらある出力をする)に着目。
自分の欲しい機能が既に存在するか、先ず調査するのが効率的
その仕組みによってどれだけの効果が得られたのかを、きちんと判定。
仕組みはすべて「直列」と「並列」で成り立っている
並列←ベクトルと位相(タイミング)が役立つ
平常時は力をセーブして仕事ができるように←非常時に力を出すため
「わざと壊れる」仕組み(ヒューズやブレーカー)→納期直前でパニックにならないように
「何も考えなくても、正解にたどり着く」仕組み
事故調査→担当者を絶対に罰してはいけない。
Bad news is the first.
仕組みが上手く回らないとき、レイヤーを上げて考えてみる
アウトソーシングはコミュニケーションコストが高くつく。時間コストを最小限に抑えられるかが鍵。
生物の仕組み
1.生きていれば最適である必要はない
2.一度使った仕組みは失敗も含めて手放さない
3.できることだけを行ない、できないことは無視する
自分たちに求められている(と思っている)本質的なコトを疑う。他社と同じネジをできる限り安く早く作るのがレッド・オーシャン。モノとモノをくっつけることがネジの本質だと見なして、溶接やベルクロに対抗できる別の手法を編み出すのがブルー・オーシャン。
自分が今いる海がどういうところなのかをしっかり把握。いったん決めたら、今度は徹底的に食いついて諦めの悪い人間になる。
創発的な仕組み作り:「遠くを見過ぎない」「仕掛品を作っておく」
あと1ピースがあれば実現できるというところまで、物事を具体化しておき、必要な1ピースが出てきたら、すかさず拾いにいく。
これからの社会は生産効率重視からリソース効率重視←使えるものをどれだけ有効に使うか
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ブログや雑誌では読む機会が多々あったのですが、この度初めて書籍を読みました。
仕組みに関する話しが良かったのはもちろんのこと、一冊の本として読みやすく、わかり良い作りになっており、読み手にとって優しい本でした。
自分の様な理解度の低い者でも、前のページに何度も戻ったりせずに、一気に読めました。
(難しい話しの多くは、シンプルで内容が無いか、説明自体が難しくわかりにくいのどちらかが多いと思います。)
一番印象に残る話しは、生物が、三十八億年の間、生き残ってきた仕組みの話しです。
他の著作も読んでみます。
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20%で今の仕事をして、残りの80%で仕組みを作れ
仕組みは「梃子」と「奴隷」でできている
見えない梃子=公式 が仕事を効率化する
マニュアルやキーワードという梃子で奴隷を動かす
ex. ディズニーランド、マニュアル&SCSEのキーワードで自由度も与える
機能ごとに仕組みを作り、メンテナンスしやすくする
仕組みを作ったら自動化する手法がないかを常に考える
作った仕組みは名前を付けて保存する
仕組みのつなぎ方
並列=「直列」と「並列」
ベクトルと位相
ベクトル 向きが一定でないと仕事が動かない
位相 仕事を渡すタイミング
これからは、「新しい仕組みを考える」ということ
生物のしくみ
①生きていれば最適である必要はない
何が正しいかではなく、生き残ったものが正しい
②一度使った仕組みは、失敗も含めて手放さない
③できることだけを行い、できないことは無視する
レッドオーシャンの隙間にあるブルーオーシャンを狙え
仕掛品をたくさん作り、最後の1ピースを待つ
あと1ピースがあれば実現できるというところまで、物事を具体化しておき、必要なピースが出て来たらすかさず拾いに行く
リソース効率重視
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自分の仕事の仕方をチューンナップするきっかっけになった本。
具体的な方法じゃなくって、Lifehackのアイディアを生み出す発想法を授けてもらいました。