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2009年8月19日読了。
昨日フィネガンズウェイクで教えてもらった、マンガ版『ユリシーズ』。
あの長い長い一日を一冊の文庫本に仕立てているのだから、ことば遊びは望むべくもないけれど、きちんと18章立てだし、細かいところは原作通りだし、なかなかの仕上がり。本当にストーリーだけを追いかけるならば、「読破」気分は味わえるかも。あの長さに気後れしている人へ向けての『ユリシーズ』入門に最適。
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不思議な話です。
それにしても。読破シリーズを読むと小説がどうなっているのかが気になる。
あの長い小説には何が書かれているんだ?
やっぱり小説も読まないとダメだろうな。
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今まんがで読破シリーズなんてのがあるんですね。
まんがで読破なんて邪道ーと思って見ていたらユリシーズがあるではありませんか。
学生時代とうとう最後まで読み切ることなく終わってしまった作品‥。
正直、まんがでも結構難しいなと感じてしまう。
やっぱり彼の作品は原書で読まないとその凄さがわからないんでしょうね。
だってあんな一日を何百ページという膨大な量で表現してしまうんですから。
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『オデュッセイア』を一日の物語として描いた作品。
何が何だかさっぱりわからなかった。
この作品を小説で読むことはないだろうけど、『オデュッセイア』は一度読んでみたい。
それから読むべきだったよ。
あとやっぱ漫画は楽!
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20世紀の2大小説の一つといわれている。
アイルランドの作家ジェイムズ・ジェイスの「ユリシーズ」のマンガ版
ユリシーズの特徴の一つとして、30種類以上の小説技法が使われている。
でも、マンガではわからない(笑)
原作、読むべし。
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話の流れはとりあえずおえる。
ただ、絵が稚拙なことや原作の時代的空気が全く感じられないことにより、面白くない。
若者受けを狙いすぎているせいか、作中のキャラクターのノリがオタクっぽくて、馴染めない。
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このシリーズの中では飛びぬけた出来。
次回ジョイスを読みなおす前にストーリーを頭に入れ、文体実験を愉しむ下準備としよう。
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...だいたいあってる。
4冊の文庫版を読み終わるのに2カ月以上かかり、それなのにストーリーがところどころ思い出せない「ユリシーズ」。漫画版は2日で読了。
「カラマーゾフの兄弟」と「悪霊」ではダメダメだった「まんがで読破」シリーズだが、「ユリシーズ」は予想外に当たりかも。
思想的な要素がなく(「理解できていない」のが本当だろうが)、表現の技法をこれでもかというくらい見せつけられた「ユリシーズ」なので、あらすじを追うだけなら漫画との相性がいいのかもしれない。
ネタバレが嫌だったので我慢して小説を先に読んだが、先にこっちから読んだ方がよかったと思う。
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アイルランドがイギリスから独立する前に書かれた作品。
著者のジョイスはアイルランドど出身である。
浮気している妻を気にしながらも生きていく主人公。
うーん、これは何を言いたかったか分からない作品である。
娼婦を見てマスターベーションする所などなんかよく分からん。
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まんがで読破を読破するシリーズ。
このシリーズにしては、ちょっと太め。
古代ギリシャの「オデュッセイア」をアイルランド・ダブリンに置き換えて描いた傑作っていうことなんだけど、オデュッセイア自体の話も知らなかったので、そうなんだっていう程度。
ちょいとオトナな表現があるところが、ドキドキする。
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後半はどうしてそうなった感が強い。
原作読んだことないから分かんないけど、そのまま漫画にしてるんですよね…。
どう書かれているんだろうな。
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ちょっと分厚くて身構えたけど、ちゃんと読み切れた。
でもなんのこっちゃかわからん。
何が言いたいのかもよくわからん。
時代背景とか、宗教のこととか、周辺知識がないと意味わからんねやろうなと思った。
医学生の人がやたらイケメン。
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ユリシーズ寄り道中。
「ユリシーズ」状況把握のために漫画で読破シリーズを読んだ。さすがに「意識の流れ」をこのページ数での漫画化はできないが、1904年6月16日のスティーブン・ディーダラスとレオポルド・ブルームの一日の行動をわかりやすく見せてくれている。
「ユリシーズ」本編では「ここに誰がいるの?」「この二人本当に会話しているの?それとも過去回想?」など分かりづらいので、漫画で一日の動きを把握できただけでも本編がわかりやすくなる。
本の一番最初には、当時のアイルランドの情勢である「イングランドの植民地」「経済は停滞し、飢饉が起こり、貧富の差は激しくなった」「英国への貴族を求める新鋭国はと、アイルランド独立や自治獲得主張者の争いが激化」などが書かれていて、これだけでもわかりやすい。(植民地のため、ユリシーズを出版した時のジェイムス・ジョイスの国籍はイギリス)
たしかに「ユリシーズ」に書かれている議会や教会の様子、文学や芸術論、愛国心などは、現在感覚で読むと人々が集まって論争かわしてるなーーくらいに思ってしまうが、当時の様相を思えばかなり切実だったとわかる。
漫画という目で見る媒体のため、当時のダブリンの街の様子もわかりやすくなっている。スティーブン・ディーダラスが暮らしている海岸のマーテロ塔なんて、柳瀬尚紀さんによる「ユリシーズのダブリン」の写真そのもので、なんだか自分が行った気分になった。
https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4309202578
ユリシーズ関連の本はこちら。
「若い芸術家の肖像」
スティーブンの幼少期からユリシーズの数年前までの心の動き
https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4087610330
柳瀬さんによるユリシーズの写真集「ユリシーズのダブリン」
https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4309202578
柳瀬さんによるユリシーズエッセイ「ユリシーズ航海記」
https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4309025854
集英社共訳「ユリシーズ」1章から10章
https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4087610047
柳瀬さん訳12章までの「ユリシーズ」
https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4309207227
集英社共訳 11章から15章前半まで
https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4087732258
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ユリシーズを漫画化した本。
らしいが、ユリシーズを読んだことがないので、正直、作者が何が言いたいのか、漫画家自身が理解して描いているのか疑ってしまった程、よく分からなかった。
漫画化してこれなら、原本は、もっと意味がわからないだろうなと思った。