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この物語は新婚で夫のためにおいしいご飯を毎日作って待つ、奥たんとストーリーテラーであるミニウサギのPたんのお話です。
ほのぼのとした話と思いきや、しかし一概にそうともいえず。
このマンガのタイトルにある「花」というのが物語の重要なポイントで、巨大な花により覆い尽くされた首都圏がこの物語の舞台だということが徐々に分かってきます。
花の発生の理由、その下の状況は分かっておらず、奥たんは、生きているかどうかも分からない夫が花の下から帰ってくるのを待ち続けているのです。
ただ、暗い世界観に関わらず、奥たんが前向きなのが救いでもあり、そのギャップが逆にこの世界の奇妙さを際立たせることに成功しています。
奥たんの料理の描写などでカラーページが時折挿入されており、それがとても美味しそうで、そこも作品の特徴の一つですね。
土鍋で炊いたご飯や、モノクロページの梅干にのみ色がついているところなど、とても魅力的に感じられました。
料理、買い物のシーンや、取り残された世界という物語の質感は、『ヨコハマ買出し紀行』を思わせる部分もありますね。
単純な日々を描いているようで、少しずつ伏線がはられているようです。
謎はまだまだ多く、今後どんな展開になるのか気になる作品です。
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言うても結局は高橋しんなわけだが、明らかに手間がかかるわ、カラーページ多いわで、スピリッツもよーやるわというか、そもそも、高橋しんはこんな漫画ばっか描いてて、おサイフが大丈夫なのか?といった(余計なお世話)
まぁ、「いいひと」と「最終兵器彼女」で小銭は相当稼いでるとは思うのだけれど。
ともかく、出てくるご飯が美味しそうなのでお腹が減ります。
そゆ意味で間違いなくいい漫画。
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高橋さんの最新作〜(´∀`)本屋でみかけて思わず買ってしまいましたvvv
また世紀末ものです;Pたん奥たんかわい〜〜vvv
なんとカラーがいっぱい&レシピつきのごーか本ですvvv
だけど…好き嫌いのおおいうちは1こしか食べれそうなレシピがありません…;;;
ひじきとおから…ためしてみようかにゃあ;;;(とおいめ
2巻こそはおきにいりレシピが多いことをいのってます☆
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えーと、「最終兵器彼女」みたいな世界で展開する、帰ってこない夫を待つ奥たんのお話……。
「最終兵器彼女」みたいな世界……というのは、正確ではないか。あの世界は、戦争があって……ですが、このお話では、謎の植物の大発生(?)のために、東京が壊滅状態みたいになっている様です。
もうすぐ、世界の終わりが来る……。
そんな雰囲気のなか、奥たんフィルターで見る世界というところが、ちせフィルターでみる世界だった「最終兵器彼女」と似ていると感じたのかも。
今回の作品の大きなテーマの1つは、「食事」みたいです。
わたしみたいに、雑食の人間にはわからない、こだわりとうんちくが、ぎっしりとはいっています。
無邪気さと、お米を食べるときとかのエッチさと、生きていく必死さ。
本当に、高橋 しんは、計算し尽くしてかいています。それは、ほめ言葉には聞こえないかもしれないけれど、今のこの特別にカラーで単行本をだしてもらえる地位とか、いろいろなものを、実力で勝ち取ってきた人なのだと思います。
次は、「きみのカケラ」が読みたいなぁ。
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高橋しん先生の最新。
どんどん、絵がエロくなっていくのは気のせいなのか。『いいひと。』の時より俄然画力はアップしてますよね。
私はどちらかと言えば、『いいひと。』の方が好きなのですが……ほのぼのしてて。ただ、この人自身もほのぼのしたのが好きだけれど、色々と発信したい何かがあるのではないかと思ったり思わなかったり。
一巻だけだとまだ、なんともですが。料理はとても美味しそうです。
まだまだ分からない設定もいっぱい。今後も楽しみにしていきたい一冊。
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背景が浅野いにおチックになっていて、すごくよい。
リアリティとSFファンタジーが同居していて、ノスタルジックだ。
食べ物もおいしそうだし、レシピがあるのも良い。
設定もものすごくうまいし、自然だ。
生と食べ物の直結。
最も重要で身近な生存活動、「食」。
そして、食を通じて描かれる「日常」。
モノクロページの中の所々にあるざらりとしたカラー部分が鳥肌が立つような何かを感じさせる。
奥たんはかわいい。奥たんは怖い。
作品表現で、人間の感情を最も揺さぶるのはやはり「五感」の表現だな。とおもた。
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1話完結を謳っているけれど、それだけでは語りきれない。
食への意欲、生の喜びを教えてもらったような。
そして漠然とした、輪郭のあやふやな世界滅亡劇をにおわせ…。
内容がこんなに素晴らしいのに、表紙でちょっともったいなく思ってしまう…。
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あえて「食」カテゴリで。
一話完結型で、主人公の「奥たん」が、旦那たんのために1日かけておいしい夕食を作る話です。
…というと1行で終わっちゃうのですが、奥たんを取り巻く環境がかなり特殊。
1年前、東京に大きな大きな「花」が咲いて、首都機能が停止していたり。
花の影響で、植物が異常成長していたり。
仕事で東京に行っているはずの旦那たんが、花が咲いた日から戻ってこなくなったり。
のんびりした中にも、深く考えてしまうところや切ないところが見え隠れ。
非日常と日常のバランスがあやうい漫画です。
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待望の高橋しん!!
やたら可愛い奥たんとミニウサギ。
明るい話かと思いきや。
壊滅された東京から帰ってこない旦那さんを
毎日ごはんを作って待つ奥たん。
暗い背景にこの奥たんの明るさが切ないです。
これからの展開が楽しみなのです。
2009.8定価購入 / 2009.8.25読了
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大好きなaikoがブログで絶賛してたので買ってみました。
うめぼしのせたご飯が食べたくなりました。
結構かなしいお話なんですね・・
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高橋しんはサイカノとかいろいろあるけど
初めて読みました
装丁がきれいだったので
シリアスにしようとおもえばできるのに
わざと明るくポジティブにしてるのが切ないのかも
わかりづらいのも大人でビターで素敵です おもしろいです
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S(雑誌)で知って、買ってみたんですが。
料理ものだし、のほほんとしていてのんびりしたお話なのかなあと思って読んでみたら意外とシリアスで、奥たんの健気な姿がたまりませんでした。
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未レビュー消化。残された人の話。終わっていくかもしれない世界の中で生活し、大切な人を待つ奥たんは美しくもあり可愛いさもある最強の人妻だと思います。
とにかく最後は食べる、食はもっとも生に繋がる行為だからこそ一日の終わりにしっかりと食べる奥たんがすごい活き活きと描かれていて良かったです。 梅干し 食いたい
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重い。本自体の重さと世界感が
花が咲くことで人が死んで行く東京って、一方とてもきれいだけど、とてつもなくかなしい
だが旦那たんの帰りを健気にまつ新妻奥たんとうさぎさんかわいい
そんな料理マンガ
ちなみに料理は天然色だよ!
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想像と違いすぎた・・・が、なんとも言えない味わいがあるので、手元に残すことにする。しかし、世界末期ネタばかりってのも、ちょっとなぁ・・・いいひとみたいなテイストは無理なんだろうか?