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誰かに手紙を書きたくなる。
話を追う、というより、文章の流れを追うのがいつも楽しい森見氏の本。
逆に言えば、話全体から得るものは特にないのだけど、
森見氏が自分でそういってるのだから、それはそれでいいのだ。
てか、面白いからそれでいいのだ。
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守田氏の手紙を読んでいるだけなのに、ストーリーが難なく想像できるって凄い。森見氏ひさびさの恋愛ものでときめいた。
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無聊を慰めるべく、気軽に読み始めたものの面白すぎて人前で読めないではありませんか!森見先生!!
本屋で物色立ち読み中に思わず吹き出してしまい、人からヘンな目で見られてしまいました。責任とれ!
怱々頓首
偏屈作家 森見登美彦先生
と思わず書いてしまおう。
いやはや。こんなにツボな本は久しぶり。守田くんのお手紙だけで成り立つこの小説。小説?
うん。小説・・だ(笑) 文章のリズムも間も、ほんとにツボ!
あー、オモチロかった。もう1回、読もうっと。
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▼「読書家ということだが、読んでいるのが森見登美彦ばかりというのは、いささか偏っているのではないか」(P.19)。……びっくりした(笑)。まさか作家本人が出てくると思ってなかった。
▼読了。一章ずつをオモチロイなと思いながら、ゆっくり読むのに適した本だったなと思った。ちょっと物足りないけど、これはこれでいい甘さの本だった。退屈せずに最後まで読めたっていうのが結構びっくり。先が気になって死にそう、って訳でもないんだけど、つい読んじゃったなあ……。春先の眠れない夜に役立つ一冊でした。(09/3/18読了)
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内容(「BOOK」データベースより)
京都の大学から、遠く離れた実験所に飛ばされた男子大学院生が一人。無聊を慰めるべく、文通武者修行と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。手紙のうえで、友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れ―。
2009.3
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ちょっと河原町に用があって、電車の中で読むのに持って出ました。
祇園四条まで10分しかないので、恋文練習の部分だけ拾い読み。
「やぷー」に不意打ちをくらって、車内なのにふきだしてしまった。
どうしてくれるんだ。責任とれ。
(09.08.27)
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2回目。
手紙の日付順に読んでみた。
書き出しを使い回していたり、同じネタでも相手によって味付けにバラエティがあったり。
行ったり戻ったりしながら、やっぱり楽しく読みました。(09.05.02)
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買っちゃいました。お金ナイのに。
「あんた手紙書きすぎ」がいちばんウケた。
家庭教師をしていたときの、まみや君との桃色談義の内容が気になります。
おっぱいが108回の手紙と長い長い追伸小説はものすごく読んでみたい。
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<ややネタバレ>
一人の男が書く手紙のみで進行していく小説。多数の書簡を通して、ストーリーが立体的に見えてくる。いちいち戻って時系列を確認し、細かいネタも楽しみながら読みました。
中盤の執拗かつ微細かつ愛に溢れたおっぱい描写は迫力すらある。おっぱいという文字が、ゲシュタルト崩壊を起こす勢いで何度も繰り返される。そのうち、ねじ伏せられるように、おっぱいの素晴らしさに開眼し、思わず私も「おっぱい万歳」呟きそうになってしまった。森見先生も相当好きだな。
後半の失敗書簡集は読みながらニヤニヤしましたが、おさらい的なものも含めた最後の手紙には胸が熱くなった。構成がうますぎる。
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2009/03/23購入
現在読みかけ。
面白いけど…自分は時間を忘れるほど文章にのめりこめない。
有頂天家族の方が自分の好みに合っているのかも。
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手紙はその人の個性や人格が表れやすいものである。
悪友へ、いいようにあしらわれ続けた先輩へ、家庭教師の生徒へ…能登半島にある能登鹿島の研究所に閉じこもる羽目になった守田一郎が、人恋しさのあまり手紙を書きまくる様をひたすら描いた作品。
返信の内容は守田が書く文面から推測するのみ。
なのに、なぜこんなに夢中になれるのか。
不毛で怠惰で、だけどやたら真剣に生きていた青春時代が懐かしい。
そんな経験がある人ならこの世界を楽しめるはず。
手紙から想像できる相関図がまた楽しい。
一人でニヤニヤ笑い、私もすっかり変人の仲間入りである。
どれ、一つ私も森見さんにファンレターでも書いてみようかしらん。
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すっげえけ手紙が書きたくなります。
というか文通したくなります。
手紙の良さを改めて認識しました一冊でふ。
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一人の男からいろいろな人へ向けた手紙で進行する物語。
おもしろかった。けど、なんだか少し切なかった。
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モテなそうな、“痛い”けど魅力的な男子学生を書かせたら天下一。
今回の手紙話はなかなかに深さもあり、情景をたっぷり想像できる一冊。
何よりおっぱい。
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京都の大学から、教授によって遠い金沢・能登半島の実験所まで飛ばされた守田一郎。そこには谷口さんという恐ろしき"軍曹"がいた。初めての一人暮らしで心細い思いを噛みしめつつ、「文通武者修行」と題して京都の仲間たちと文通を始めた守田。そんな彼はすでに就職している伊吹さんへの想いを必死に気取られぬようにしながらも、恋文の技術を開拓することを決心し・・・。森見先生や大塚さんなど、おもしろおかしい手紙が続々と綴られます。
「夜は短し歩けよ乙女」から続いて読みました。慣れたせいか、独特の言い回しや文体にはすんなり入れて非常に楽しく読めました。いろんな森見ワールドの登場人物に、一人の人物が手紙を書きまくるという形式なのですが、返信が載っていないにも関わらずストーリーがすぐに想像できてしまう文章の巧さ。脱帽です。一番笑ったのは伊吹さんへの失敗書簡集です。ホントに噴出してしまうくらいおかしかった。湿った涙も吹き飛びます。ただ一つ失敗したと思うのは、森見先生の著書を読破してから挑むべきでした。登場人物を全員知る状況で読めば、きっとおもしろさも倍増だと思うのです。
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バカバカしくもホンワカとする傑作。
文通のうち、一方的な立場のことしか書いてないのに相手からの返信ないようが想像できるし、
人間関係も見えてくるところが素晴らしい。
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ギャグ多めなんだが、その中でも教訓や、恋文を書くのに苦戦する主人公が描かれていたり。
笑いのツボにもよるけど、個人的に、一般文芸でここまで笑ったのは初めてだと思います。
人物が個性的すぎる。
そして、全て、手紙の文面で小説が構成されていて、その書き方が新鮮に感じました。
文体は丁寧で、書き言葉っぽい部分もあるけど、内容は、はっちゃけてます。
___
8/28
最近、また図書館で借りて読み返してみたけど、いつ読んでも面白いねwww
元気が出る本。
自分も、起業や恋人や充実した人生にエントリーできないかもしれない。こういう性格だし。