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本の販売、流通や本と人との出会いにまつわる面白いアイディアがいくつか。リアル書店の話が多かったけど、Webでやったら面白そう。もっと閉じられた人たちだけじゃなくて、オープンにできるといいなと思った。
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バイト前に時間が空いたので、ふらりとジュンクへ。
コンビニを一周するように、わりとこぢんまりした店内を彷徨った。
すると、素敵な装丁の本が目に止まった。内容はどうやら「本」についてらしい。すぐに手にとって立ち読み。素敵な分ちょっと割高だったけど、すぐに購入。しゃれた気分でページをくくった。
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<本の紹介>
ブック・コーディネイターという職業をつくった、内沼晋太郎の仕事術。
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春に知り合った内沼くんの出している本。読もう読もうと思っていて、やっと読みました。
同じ世代を違う場所、違う考え方を持つ人たちの中で生きてきた内沼くんの考え方とかやってきたことをなんとなくは教えてもらっていたけど、詳しく聞いたことはなかったんで読んでみて参考になる部分が多くて、しかも対照的な両A面ていう形の本が新鮮でおもしろかったです。
自分の仕事が「時間でお金をもらう仕事」と「成果でお金をもらう仕事」、「お金をもらう仕事」「お金をもらえてしまう仕事」「お金をもらわない仕事」のどこに位置するのかと、それをどうしていくべきかっていうマッピングは他に見たことがなくて(多分、1企業のみに勤めて一生を過ごしていくサラリーマンにはいらないからかも)、早速自分でもやってみたりしてました。
本の楽しみ方っていう部分でも、文章に線が引いてあったりメモが書かれていると本の価値は一般的に下がるけど、それによって初めて「どこにでも売ってる本」から「世界に一つだけの本」になるって発想も面白いなぁ、確かに他の人が落書きした教科書とか読むの楽しかったしなぁ、とか思って、単純に「本」っていっても演出の仕方とか視点を変えることでいくらでも魅力は掘り起こせるんじゃないかな、と思いました。
同世代なら特に、一読の価値のある本だと思います。
どんな仕事をしてても役立つこともたくさん書いてあるし、よかったら読んでみてください。
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この本もまた、
いろんな意味でおもしろい本でした。
表現から逃げているわけではなくて。(それもあるけど)
時間に余裕がある時に本屋に行って、
店員に尋ねたり検索端末を使ったりせずに自力でこの本の場所を探して、
実際におもしろがるのが入口としてはベストではないだろうか。
ところで、フリーランスとしての三種の神器は、
①文章を書くこと ②デザインをすること ③ウェブを制作すること
だそうです。
会社からは、①英語 ②エクセル ③簿記
と言われたが、あれは何の必須科目だったのだろう。
サンチュのジンギにもなりゃしない。
またこの本では、覚えられやすいルックスになることは重要だといってます。
とはいえ、この本の著者や、トップを走ってるクリエイティブディレクターみたいに奇抜な髪型にするのは現実的に不可能です。
可能な範囲で考えて、ならば青シャツというのはどうだろう。
気付かれるためには結構な日数と結構な枚数の青シャツが必要そうではあるが、
なんだかメッセージ性もありそうだ。
そんなわけで、30周年記念の会社の冊子に青シャツで登場予定。
あれ、なんのこっちゃ。
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ブック・コーディネーターという肩書きで知られる著者の
これまでの仕事を紹介する「本の未来をつくる仕事」
ロスト・ジェネレーション世代に向けた仕事論である
「仕事の未来をつくる本」の両A面、といった体裁の本。
氏の講演を受講する準備として読みはじめたときは
「本の未来を~」の内容に興味があったのだが、読み
終わってみると「仕事の未来を~」の内容の方が心に
ずしんときた。ずっとモヤモヤと感じていたことを
言い当てられた気がする。
楽しく仕事して生きていくために自分も考えないと、と
思った一冊。
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やりたいモチーフを見つけて、かけ算で稀少にする。
お金をもらう仕事とお金をもらわない仕事を分ける。
なんか考えるきっかけになりました。
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著者の内沼晋太郎さんは、ブックコーディネータという仕事を
作った方で、これまでの既成概念にとらわれない、本と我々と
の「出会いの場」を様々な形で提供している人である。
本書は、『両A面』という一風変わった趣向で編集されており、
右側は「本の未来を作る仕事」と題された部分であり、内沼さ
んがブックコーディネータとして携わったこれまでの企画の紹
介や、どういった意図でその企画を立ち上げたのか、といった
ことが中心に書かれている。
例えば「文庫本葉書」といったプロジェクトが、一番最初に記
されている。
これはクラフト紙に包まれていて、中身が見えなくなっている
古本の文庫本を販売する、といった企画である。文庫本の表側
は、住所やメッセージを記入する欄になっていて、裏面は、そ
の文庫本から引用されたテキストが印刷されている、といった
体裁になっている。
中にどんな文庫本が入っているかは、購入した後でないと分か
らず、購入者は、裏面の引用文だけを頼りに、中身を推察して
本を買わなければならない。
自分の気に入った引用文が、実は今まで嫌っていた著者による
ものだったりするところが、この企画の面白いところだと内沼
さんは語っている。
ゆうメールを使って、友人知人に本を送ることもできるそう
だ。
自分たちが本を買うときは、本のタイトルや、誰が書いた本
か、といったことを基準に購入する。
ただ、そうなるとどうしても本のジャンルや、作者に偏りが出
てしまい、新しい本との出会いが減ってしまう。しかし、そう
いった先入観を取り払い、単に引用文が気に入ったかどうかで
本を購入するというこの試みは、新しい出会いが待っている可
能性が非常に高い。
また、左側は「仕事の未来を作る本」と題された部分であり、
内沼さんの仕事観が、飾らない言葉でつづられている。
自分としては、こちらの部分のほうが衝撃を受けることが多
く、自分も何かやらねば、という思いに駆られました。「や
りたいこと」ではなく、「なりたい感じのイメージ」を持つ
ことが大切らしい。
そしてそれを細かくイメージすれば、そうなるためには何が
必要なのか、どうしたらいいのか、といったことが少しずつ
分かってくるという。
本好きの自分としては、こういう仕事をしている人がいるの
だと知った瞬間、非常にうれしくなり、また同時に悔しくも
感じた。
なぜ自分は、好きなことにこだわり続けることをしなかった
のだろうか、と。
社会人になるときに、「ああ、これで好きなものともお別れ
だな」と、一種のあきらめの境地に達してしまい、今は、や
りたくもない仕事をいやいやこなし(大してこなせていない
けど・・・)、週末に酒におぼれるという、なんとも情けな
い毎日を送っている���
ホントは、こんなはずじゃなかったのに・・・と、自分のや
りたかったことも見失い、悶々とした日々を過ごしていた。
そしてそれが仕事にも影響して、周りに迷惑ばかりをかける
ようになってしまっている。
まあ、仕事の方は、もともと能力があるわけでもないので、
どっちにしろ迷惑をかけ続けていただろうが・・・
ただ、この人の本に出会い、自分にも何かできるのではない
だろうか、と思うようになりました。
とりあえず、自分の好きなことにかかわる、趣味の範囲を超
えた活動を開始することから始めようと思います。
そのための一歩がこのブログであり、ブログを始めた理由で
もあります。
自分の「なりたい感じ」に楽しみながら、マイペースに近づ
いていけたらいいな、と思います。
現状にモヤモヤしている人には、是非ともお勧めの一冊で
す。
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この本は両A面という珍しい本です
1冊で2冊分
お得なかんじw
内沼さんはブックコーディネーターという
非常におもしろい活動をしていて。
私もこの本に出会うまでそんな活動知らなかったんだけど
本の新しい販売方法を生み出してるってかんじかな
たとえば
すべての文庫本にクラフトカバーをして
気になる1行だけを表紙に載せておく
どんなジャンルの本なのかも
どんな作家が書いたのかも分からないまま
普段なら絶対買わないような本とこうして出会いが生まれる
そんなおもしろアイデアをいろんな形にしてるのが彼
片方はそんなこれまでの活動を写真を交えて紹介してます
そしてもう片方はそんな彼の仕事に対する考え方
自分のやりたいことをどうやって実現すればいいのか考えていたときだったので
すごく刺激的でした
なんか
とにかくやってみなきゃ何もはじまらないんだなーと
すべてを基礎から勉強するんじゃなくてとにかくみんながやってないことをやる
じゃなきゃビジネスにならないもんねー
なんか当たり前だけど
みょうに真面目に考えすぎてた私にとっては新鮮でした
走りながら考える
まさしくネクスト精神だ!!!
てことで今日はおしまい
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独立系本屋のカテゴリーではなく文脈で繋いだ本棚の世界観が大好きなのだけど、それはヒトが「新しい何か」と出会うためのひとつの要素。この本もそんな書店恵文社一乗寺店で出会った本。
ここには本の選書・組み合わせではなくヒトと本をつなぐコミュニケーションの仕組みに関する目から鱗の事例が満載ですごく新鮮。まだまだこの分野にはいろいろな可能性がある&電子書籍化が進んでもリアル店舗でできることはたくさんあるよね。
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2011/06/12 Googleリーダーを「30日でキャリアアップする本」(””なし)で検索してなぜか引っかかったシゴタノ記事にて
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<仕事ver>
「お金をもらうこと」と「自分のやりたいこと」を分けて考える
お金をもらわない仕事≠趣味
→誰にも頼まれていないことを自主的に目的をもってやる
①モチーフを決める
なりたい感じのイメージ(モチーフ)を詳細に→近づくように努力
②掛け算で少数派に
→単体だと普通のことも組み合わせることで個性的になる
ex)本づくり×旅行×伝えたいこと
必要なもの:
‐文章×デザイン×ウェブ
‐説得力×企画力×勝ちパターン
「なにものか」から「よくわからない人」へ
加速をデザインする
1.アイデアは人に話す
2.覚えられやすい顔になる(特徴)
3.テクノロジーとトレンドに敏感になる
4.妄想力を高める=なりたいモチーフへの近づき方
5.共有する
<本ver>
内沼さんの仕事:書籍販売×空間ブランディング
目指していくこと:
本の面白さを信じられる人を増やす
本を読む、本に触れるための入り口をたくさんの場所につくる
本という形が本なのか、本の中身が本なのか
本(読書)のためのサービスが重要
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読み始めるけど、すぐ棚に戻してしまうのは「活字」「が小さいからだ。自宅用にも老眼鏡を調達しなければ…。(職場では必須アイテム)
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「本の未来を作る仕事」で、こんな仕事やっていけるの?と疑問に思ってたら、見事に「仕事の未来を作る本」で納得させられる。
「自分のやりたいこと」と「お金をもらうこと」を分けて考える。「お金をもらわない仕事」と「お金をもらう仕事」を両方やる。
すべての仕事に当てはまらないかもしれないけど、意識すると良い仕事ができる気がする。
とりあえず、ガケ書房が載っててうれしい。
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「本」との関わり方の色んなカタチを仕事にしている著者が、プロデュースしたイベントとか、本に/仕事について考えていることを書いた本。
じっくり腰を据えて読む。よりも、普段の生活の中でふとした瞬間にパラパラめくって読む。方が、読み方として似合ってるように思った。
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【好きなフレーズ】
・「お金をもらう仕事」と「お金をもらわない仕事」という割り切り。
・インタビューユニットをつくる
・「本はどんどんわかりやすくなっている」
・本だけに限らず、すべては共有されるものへと緩やかに向かっている。
自分が好きだなと思うことを羅列してみて、それをかけ算の式でつないで、少数派にするというのはとても理にかなっているような気がします。今度、自分でもやってみる!