投稿元:
レビューを見る
タイトルと内容の連動がおもしろい。特に、最終話の最後の落としどころがよくできている。が、個人的には殺人のからむミステリーは、動機をもちっと書いてほしい。
投稿元:
レビューを見る
6つの短編集。
どれも林茶父(さぶ)の周りで殺人事件が起き、林茶父以外の目線で語られます。どれも殺人事件になってしまってますが、動機が短絡的というか突発でやってしまったという感じで説得力に欠けたので、殺人まで行かずに日常の謎ではいけなかったのかなと思いました。
マジックを絡めていたのは面白く感じましたが、映像のがわかりやすそうで残念。ラストはうまく終わっていてすごかったです。
投稿元:
レビューを見る
乾さんの作品を読むのはこれが初めてだけど、面白い!
「六つの玉」本格っぽい。
「五つのプレゼント」名付け方には気づいてたけど、なるほど。
「四枚のカード」秘密は秘密のままで。
「三通の手紙」三人の友人関係にひやり。
「二枚舌の掛軸」本当に人を傷つけてしまうこともあるけれど、やっぱり悪戯好きは憎めないなあ。
「一巻の終わり」仕掛けがすてき。
5と3…いや、4と2も好きだなあ。特に「五つのプレゼント」の姪の解明方法が好き。
読みながら完全に脳内で―「それ町」の―石黒正数さんの絵が浮かんでいた。
投稿元:
レビューを見る
6から始まって1までの数字を元にしたエピソード。
林サブという大道芸人が探偵の役をして事件の解決を図る。
殺人事件なのに動機があまりハッキリせずトリックの解明にのみ重きが置かれてるような気がする。
今まで読んだ乾くるみの作品の中で、正直面白くなかった。
投稿元:
レビューを見る
2017.5.9 読了
6編からなる短編集。
小太りにしたチャップリンのような
見た目の 林サブ。
この人 いるところ殺人あり。。。
「古畑〇三郎」のような 展開。
林氏が ズバリズバリと事件の謎を
解いてゆく。
読みやすいし、面白かった!
投稿元:
レビューを見る
短編ミステリー6編。関連があるようなないような話。たぶんないんだと思う。一編が短いからストーリーよりも殺人トリックのシステムにパズルの様に焦点をあてて構成したと考えて読む。ひとつひとつはよく読めるけど、あまりにも急展開なのでついていけないかもしれない…かも、という場所がところどころ。動機とかには特に気にしない。
超能力と絡めた話は面白かった。
最後の短編は、「ああ、そうきたか」と。叙述トリック?
最後の最後にちょっとしたアレがある。
投稿元:
レビューを見る
6つの短編集で、全体的にさらっと読める。
五つのプレゼントと二枚舌の掛軸が個人的には面白かった。
三通の手紙は、田中さんの真意が気になった。
投稿元:
レビューを見る
雪野原に立つ民家で、初めて会った者同士が一夜を過ごし、翌朝、死体発見(『六つの玉』)。
姪に話して聞かせる、十五年前の「大学生・卒業研究チーム」爆死事件の真相(『五つのプレゼント』)。
大学の補講中、マジック好きな外国人教授が死んだ、ESPカード殺人事件(『四枚のカード』)。
中味を間違えた手紙と残された留守電が、エリート会社員殺害の真相を暴く(『三通の手紙』)。
特注の掛軸は、凝ったイタズラが大好きな、地方の名士がが殺された謎を知っている(『二枚舌の掛軸』)。
決定的な証拠がありありとそこに存在した、ベテラン作家邸殺人事件(『一巻の終わり』)。
見た目は「太ったチャップリン」!?
林茶父が、今日もどこかで事件解決。
(アマゾンより引用)
状況説明が理解しづらかった
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに乾くるみの小説を読みましたが、やっぱり良い…!
サラッと終わる感じとか、無駄に後味悪くして終わる感じとか、そのへん含めて好きなんですが、やっぱりテーマに沿って書いてある(=縛りを設けてる)ところが一番好きです。今回で言うと、各章6〜1の数字を使って書かれているところです。
最後のページでゾクッとしました。
これぞまさに乾くるみって感じでした。