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やっぱりミステリの短編って...苦手だー。
独立した話しの短編だと尚のこと苦手っす。
なんでなんだろう。
今作での事件のために起こる殺人事件に
イマイチ馴染めないのとか...トリックや探偵役に
気分はノッって読めなかったこととか...。
いろいろあるんでしょうが。
まぁ個人の嗜好だし。こういったものでも読めば
面白いものもあるわけだし。日々挑戦なり。
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どうも、推理ものって苦手なのです。(コナンは好きだけど…)
新作で楽しみにしていたんだけど、イマイチ楽しめずに終わってしまいました。
すみません。
2009.5.18〜5.27読了
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乾くるみ作品3作目。
3作目にして、初めて本格的な謎解きに出会った気がする。
「この人って、こういう本格推理も書けるんだ」
って単純に思った。
物語は元有名なマジシャンの林茶文(はやしさぶ)が巻き込まれる6つの事件の連作短編集。
サブの独りよがりの解説が多く、私はあんまり楽しめなかった・・・
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雪深い山荘で、初めて会った者同士が一夜を過ごし、宿泊者が死体となって発見された…。
「六つの玉」
雪に閉ざされた山荘で起こった殺人事件。
道路工事を迂回して山に入り込んだ車が2台。
道に迷い、偶然たどり着いた山荘で一夜を明かすことに。
山荘に泊まったのは1台目の車の営業マンと、その車にヒッチハイクで乗り込んだ学生、
2台目はタクシーで、その運転手と客、そして山荘の主人の5人。
偶然出会ったと思われる5人に、どんな殺人の動機があったのか。
謎解きのきっかけとなる「六つの玉」が面白かった。
「五つのプレゼント」
サークルのアイドル的女子学生と、彼女に思いを寄せる5人の男子学生。
彼女の心を射止めるために5人がプレゼントを贈って競うことに。
しかしそのプレゼントの1つのが爆発。
彼女は炎に巻き込まれて死亡。
貰ったプレゼントで交際相手を決めるなんて、
なんか嫌味な女性だと思ったけど、裏があったんですね。
学生の名前がABCDE。それで犯人を当てた。
「4枚のカード」
伏せられたカードのマークを当てる、超能力のように見せかける手品。
その手品を見せられた犯人は、手品を披露した人物が本当に超能力を持っていると
勘違いしてしまい自らの秘密を暴かれると危惧。その人物を殺してしまう。
フランス人の研究者の読唇術を信じた女子学生が犯人。何か知られたくないことがばれたと誤解。
「三通の手紙」
アリバイトリックです。
親友でもありライバルでもある男3人組。
そのうちの一人が殺されたが、残された二人にはアリバイがあった。
間違え送った写真がヒント。
「二枚舌の掛軸」
掛け軸の薀蓄はなかなか理解しにくいところもあったけど、
武田くんが面白いわ〜
歴史家の女が犯人。価値ある掛け軸を冒涜されたのが動機。
「一巻の終わり」
このタイトル、秀逸です。
読み終わってニヤリとすること請け合い。
本好きならではの推理ですね。
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手品をモチーフにしたライトなパズル集。短編向きのネタを短編として使ってあるので身の丈のバランスがよく、全体を通してキレイにまとまっている。各話に共通しているのは小道具。その性質上、現実離れした特異な状況で犯罪がおこる。しかし、解決へのプロセスは非常にオーソドックス。ここでアクロバティックな着地にもってこられると逆に興醒めしてしまうのだが、あえてシンプルに落ち着くところに私は好感を持った。
ライトではあるが、ツボはしっかり押さえてあるし、吸引力もなかなかのもの。コレといった長編にお目にかかれない昨今、私のような本格ファンは本作品のような良質の短編で我慢するしかないのかな。
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<内容>雪野原に立つ民家で、初めて会った者同士が一夜を過ごし、翌朝、死体発見(『六つの玉』)。姪に話して聞かせる、十五年前の「大学生・卒業研究チーム」爆死事件の真相(『五つのプレゼント』)。大学の補講中、マジック好きな外国人教授が死んだ、ESPカード殺人事件(『四枚のカード』)。中味を間違えた手紙と残された留守電が、エリート会社員殺害の真相を暴く(『三通の手紙』)。特注の掛軸は、凝ったイタズラが大好きな、地方の名士がが殺された謎を知っている(『二枚舌の掛軸』)。決定的な証拠がありありとそこに存在した、ベテラン作家邸殺人事件(『一巻の終わり』)。見た目は「太ったチャップリン」!?林茶父が、今日もどこかで事件解決。
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短編。マジシャンである林茶父の謎解き事件簿ってとこかな。短編のせいもあるんだろうけど、どうも物足りない。薄っぺらいというか。トリックありきの物語という印象。どれもこれも動機や人物に魅力がなかった。いくらトリックがすごくてもこれじゃあ…
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ミステリ短編集。事件は派手じゃないけれど、タイトルどおりにひそかな「手掛かり」がものをいう作品。まさしく盲点、着眼点に感服する作品です。
お気に入りは「二枚舌の掛軸」。掛軸のジョークも面白いですが。この仕掛けって……考えもつきませんね。動機の面から考えても、なかなかにはた迷惑な御仁かも。
そしてラスト「一巻の終わり」に施された仕掛けにもやられました。こういうさりげないユーモア、いいですね。
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なんていうか普通。
よくあるミステリーで、目新しさは全然。
最後の事件はちょっと凝ってていいけど、あとは本当
探偵が事件を解決するだけという話。
トリックはよくできてるのかもしれないけど、説明長すぎてよくわからなかった。
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全体的に小粒ながらも、内容はバラエティに富み周到に計算し尽くされている。ラスト一文字の衝撃とでもいうべき、「一巻終わり」がお気に入り。
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斬新さもなく、登場人物にも魅かれず、説明がよくわからない部分が有り(自分の読解力の問題か?)、正直言ってつまらなかった。でも、最後は良かった!
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林おじさんに余り魅力を感じず。
人がサラッと死にすぎて余り好みでなかったです。
短編やからしゃあないか。
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乾くるみ作品初読。
個人的には「3通の手紙」がお気に入り。
動機の説明が好きではないのでその辺は気にならないし、トリックも丁寧に説明されていて成る程と思うのですが、ぐいぐいと読ませるような魅力がやや弱い気がします。
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林一族シリーズ。難解なパズル集といった感じ。普通に読んでいくと何もわからないまま犯人が指名されてしまう。ちゃんと理解して楽しむには鉛筆と紙が必要か。こういう推理小説も評価されるべきと思う人とそうでない人に別れるだろう。個人的にどう思うかは評価を見てくださいということでお茶を濁そう。ちなみに最後の「一巻の終わり」という短編は軽い感じでオチも簡単。サービス精神だったのかな。逆に最後まで押し通せばよかったのにと思わなくもない。
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「イニシエーション・ラブ」では、最後から2行目で背負い投げされて、しかもしばらく投げられたことがわからないという大技を食らった。これは連作短編なのでちょっと安心しつつ、もしかして最後にまーた必殺技があったりして…と思いながら読んだ。実際には気の利いた小技の連続で楽しめたんだけど、乾くるみだもんね、やっぱりケレンたっぷりのどひゃーというヤツを期待してしまう。