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はじめはやさしい話。
後に行くにつれて、90歳のやなせさんが自分より年下の子供たち(大人)にむけた、抱きしめるような愛にあふれた話。
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意味深ですっきりしないのが逆に面白い・・かな?
「虫さされ」はそのまま読んでいいのか
深読みすべきかそもそも「虫」自体が何らかの暗喩なのか。。
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生きるヒントを与えることしかできず、根本的には問題を解決できないヒーロー(ヒーローじゃないかも)が現実的でリアル。「おとなのメルヘン」なので、現実的なのです。表紙の足みじかおじさんは顔が見えず、暗く下を向いている姿...これがすべてを象徴しています。
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足みじかおじさんが困ってる人を助けるお話です。読みようによってはちょっと怖い話もありました。自分ならどう行動するか、いろいろ考えさせられる話がたくさん詰まっています。
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著者であるやなせたかしさんが卒寿を迎えられる時に出版されたものであるというメルヘン短編集。
困っている人や悲しんでいる人の手助けが趣味という、現実と非現実の間を行き来する足みじかおじさんは、生きていく上で遭遇するであろう様々な苦難や困難の壁を乗り越えるためのきっかけ力を与えてくれる。
前に読んだ時は、すーっと沁みる様に入ってきたように記憶しているが、再読した今回、何故か梃摺ってしまった。難しいお話でもないし、読みにくいわけでもないのだが、今もって理由はわからない。
スーパーマン的存在で何でも一挙に解決!という話ではないところが、逆に現実味があり、私の好むところである。
私たちは時として一挙解決のスーパーマンを求めてしまうけれど、世の中甘くはない。誰かの手助けを受けながらも、自らが立ち向かっていかなければ真の解決は得られない。そんな当たり前のことに気づかせてくれるお話でした。 また、大きな手助けは私には到底できないけれど、足みじかおじさんのように、小さな手助けのできるおじさんでありたいと、震災から丸一年経った昨今、強く感じさせてくれた一冊でもありました。
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前に「爆問学問」にやなせさんが出ていてその特異なキャラにびっくりした経験があって、今回たまたま図書館で見つけたので借りてみました。
あんぱんまん以外のやなせさんの作品ってどんなだろうっていう方におすすめです。
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現実と非現実の境目からやってきた足みじかおじさん。足長おじさんほど有名ではない。微力だけれど困った人を助けるのが仕事だという。いつも逆光の中にいて、顔かたちもさだかではなく、年齢も正体も不明。
悲しみを少しやわらげてくれる、悩みを解決してくれる、心をなぐさめてくれる。全部で100篇ほどあるお話らしく、その1/3がこの本に収録されている。ひとつのお話が3ページでおわる、とっても短い。短いけれど、ほわってしますね。他のお話も読みたい。
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ほんのわずかな時間にサクサクッと読める本。
でも凄く心に響く素敵なメルヘン。
足みじかおじさんに会ってみたいです。
やなせさんのように、いつまでもメルヘンチックな人でありたいな。
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黒いボウラーハットに黒いアタッシュケース。顔は常に影になっていて表情はわからない。
やなせたかし氏が連載していた足みじかおじさんシリーズから抜粋してまとめたらしい。
足みじかおじさんが困っている人のところにあらわれてちょっとした魔法で悩みを消してくれる。大人のメルヘンと銘打っているだけあって、悩みがみんなやたらリアルで重め。足みじかおじさんもなんでもできるスーパーヒーローじゃなくて、人助けをしても「これはただの自己満足かも」「私にはこんなことしかできない」と思い悩む。
少し哀しく、少し幸せな掌編。刺さる人にはすごく刺さると思う。
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なじ■
自分は人気者じゃない、凄いことはできないといつも控えめで、
助けての声あるところにはすぐに駆けつけ、
人を喜ばせる為なら自分の身を削るようなことだってする足みじかおじさんは
やなせさんそのもののように思えて涙が出ました。
本当にこんな風に、ささやかな力ながら助けてくれる人が
いてくれたら良いのになあと思えるお話集でした。
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アンパンマン登場!
困っている人を助けずにはいられない足みじかおじさんの心温まるショート集です。30話以上というのはボクにとってはなかなかしんどかったです。やなせたかしさん=アンパンマン=90歳というつながりはビックリでした。
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アンパンマンの著者、やなせたかし氏が書いた大人のためのメルヘン短編集。挿絵付き。様々な悩みを抱えた主人公たちに魔法をかけて解決に導く。確かに、大人向きかな。キスマークとか出てくるし。さくっと読める、嫌みのない一冊。
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素朴なお話が詰まった短編集
驚くようなストーリーもなく、どんでん返しもないけれど
いい味出てます。シンプルなストーリーには
想像力がたくましくなるような気がします。
困っている人をちょっとだけ助けてくれるおじさん
ただただ困っている人に差し伸べられる足みじかおじさんの
手は温かい。妖精なのか、神なのか、その顔が見てみたい。
「夢が本当なのか、本当と思っている現実が夢なのか
人生そのものが夢だから、よく解らない。
過ぎてしまえばみんな夢さ」って深いです。
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足みじかおじさんは現実と非現実の狭間を行き来する不思議なおじさん。悩みや困った事が起きて苦しんでいる人のところに現れて、ほんのちょっと困った人のためになる事をしてくれる。
ある時は雨に濡れないための数分の傘代わりに雨の降らない道を作ったり、危うく事故に遭いそうになった人を助けたりとアンパンマンの前身となる主人公かもしれない。
童話と言えば子どものものだが、この話は大人にも向けて書かれた大人の童話でもある。
ただ、童話としてはすこし大人の無理があるかなと言うのが私の感想。
やなせたかしさんの大人の中の子どもの世界が書き出されたメルヘンでしょうか。
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優しい優しいショートメルヘン。大人向け。
途中からグッと感情が入っていく。
私のそばにも足みじかおじさん、いるかなー。