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一巻に詰め込みすぎていた印象を受けた。
せっかく主人公のいる地球とヒロインがいた世界があったのにヒロインの世界があまり語られず三つ目の世界が出てきてしまってごちゃごちゃした感じになってしまっていた。
物語自体は王道で面白かった。主人公の特殊能力に驚かされたが。
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文章がチープであまりセンスを感じない。主人公もひねくれてる癖に美少女に弱く、あまり好感度は高くない。
いやだいやだと無遠慮に突っぱねてる癖に、相手がちょっと引くと直ぐに意見を翻す。そのグダグダっぷりがイライラする。
愚痴っぽく、非力で、無能で、頭も性格も悪い。そのくせ臆病で、ひねくれ者に徹することもできない。ムカムカする主人公だな。
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少し惜しい作品だ。彼の厭世的な思考が、いまひとつまとまりに欠いている。ここが整理されていれば、よくまとまった作品として評価できるのだが。
王道の物語を丁寧に設定していて、通訳猫や緑髪の植物人間など、その辺の詰め方は好感が持てる。
終盤の展開はやや駆け足だが、これもこれで悪くない。彼の勘違い(魔王についての)は意外性に欠いているが、これは伏線の張り方に問題があったかな。
猫の罵りには、時折キラリと光るものを感じる。古き良き(良き?)時代のライトノベルらしい台詞遊びである。
総じて、やや描写が荒いがなかなかの作品だと思う。このシリーズは買いだな……と思ったら、2巻までしか出ていないらしい。これは打ち切りなのか?