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地獄堂2冊目。
やっとの蒼龍さん(龍さん)登場。
相変わらず、ほんのり本気で怖い・・・。
どうしてこの人の本で、心にストレートにはいってくるんですかね。
怖くて、面白くて暖かい。
三人悪、居たらグリグリしてやりたい。
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小学五年生にしてご近所の大人たちを唸らせ、子どもたちの羨望を浴びる彼ら通称「町内イタズラ大王三人悪」がこの世ならざるアヤカシどもを相手に奮闘する、地獄堂シリーズ新装版第二巻。
『幽霊屋敷その一』『幽霊屋敷その二』『あの夢の果てまで』の三作を収録。
悩んだけど児童向けカテゴリで……。自分が子どものころに読んでいたので、やはり児童向けとして復刊してほしかったなぁという気持ちを込めて。
ついに龍さんが出てきたよ!
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淡い初恋の物語にホロリ。龍さんは『妖怪アパート』繋がりの人…で、いいのでしょうか? 素敵な人満載でしたが…ミッタンの出番がなかったような(笑)(2009.10.03読了)
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三人悪の行動力と、その時その時に一生懸命自分の精一杯で出す答えに、胸を打たれます。この時期にこうしてしっかりといろいろな世界を知ることができれば、きっとむしゃくしゃしたから殺したとかいう訳分かんないことにはならないだろうなぁ。
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『幽霊屋敷その一』『幽霊屋敷その二』『あの夢の果てまで』を収録。
『幽霊屋敷その一』は、養護教諭の仮住まいの家にまつわる話。首都圏ではあまり見かけないと思うけれど、少し田舎に行くと古い民家ってまだまだあると思います。その中にはこういう過去を持つ家ってあるのかもしれません。他の人と違うことで差別してはいけないと言いつつ、今の世の中でも実際には心の中にまだまだあるバリア。本当の意味でのバリアフリーな世の中にしていかなくちゃと思いました。大人に社会にきちんとした意識が足りないからいじめとかも起こるんだと思います。
『幽霊屋敷その二』は、お金に苦労しているクラスメイトと彼女の住む家の過去の話。バブルの時代の悪しき遺産としてありがちな話だけれど、私としては、お金があることが幸せではなくて何が豊かなのかを考えなくてはと思わせられる話でした。ただ、現実的には、お金はある程度は無いと、生活の苦しさから精神的に本当に追い詰められてしまうことはあると思うので、まぁ理想論とも言えるかも?でも、人間、お金があることに慣れてしまって「もっともっと」と思ってしまうので、何故にお金が必要かを忘れてはいけないです。
『あの夢の果てまで』は、もう、悲しいと言うか切ないというか…。家族は大事にしなくてはいけないけれど、いなくなった穴を埋められる強さも持っていなければ。ただ、いろいろな思いも由宇の真っ直ぐで透明な強さに救われました。どうか今度は幸せになって…と祈らずにはいられません。
ところで、蒼龍って、彼ですよね。あはは、妖怪アパートではその黒髪ですら商売道具でものすごい高値で売れちゃう彼、夕士や秋音ちゃん目線でみるとものすごい高い所にいる人なのに、三人悪の扱いときたら(笑)。作者の作品はあちこちリンクしているので、ファン的に楽しめます。
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お家お金初恋話。
いますね。
こういうお金を貯めて、後はどうするの? な人と
しみじみ思える話です。
使う用途がないので貯めてるのと、貯め込みたいから貯めているのとでは
まったく意味が違います。
が、お金はお金。
いらない、と言いきれたその意志には拍手を送りたいです。
見つけたら…多分隠匿しますね、普通に。
家の話は、想像するだにぞっとします。
座敷牢…そんなものがあるのが驚きだわ怖いわ…。
聞こえてくる音も怖いですよ!
しかし、こういう理解できるけど無理です~な
展開の家も少なかったと思います。
これはこれで幸せだったような気も。
最後は、後も出てくるあの人登場。
年やらなんやら考えると…。
色々な意味で不憫ですが、見てる分には面白いw
話は、自分がその場にどの状態でいても悩むような内容ですが。
巻末おまけ(?)の絵に、ちょっと爆笑してしました。
…普通の絵ですけどw
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地獄堂霊界通信シリーズ完全版第2巻。児童書時代から大好きです。
・幽霊屋敷 その一
家の地下にあんなものが残っていたら、そりゃあ霊現象も起こるはず……。恐ろしくも哀しい幽霊のお話でした。差別はよくない。
・幽霊屋敷 その二
死してなお金に執着する霊と、使って欲しいと訴える付喪神。そして親の借金で破滅しそうな少女。お金は大事だけど、そのために家族や友達を失いたくはないな。
・あの夢の果てまで
シリーズ屈指の名作。何度読んでも涙腺が緩みます。三人悪が初めて抱いたほのかな想い。明かされる真実と切ない結末。全てを見守る竜也兄がかなりカッコイイです。ドギマギする三人悪は可愛い。更にこのお話では術師・藤門蒼龍が初登場。早速オッサン呼ばわりでした(笑)
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一気読みを誘うので、このへんでやめとかないと出かけられなくなるw
由宇ちゃんの話は妖アパのクリとシロを思い出してしまったですよ。
この人、こういう話うまいな。
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児童書を読んだ当時はてっちゃんたちと同じ小学5年生。その頃は三人悪の行動ばかりに目が行っていたけど、年を重ねてから改めて読むとマッキーの行動に「そうだよなぁ。普通こんな現象目の当りにしたらこうなるわなぁ」と納得したり、最後にすべてを受け入れることのできたマッキーに感動した。同じように遭遇してもなかったことにする大人たちが後に出てくる中、マッキーが受け入れたことは本当に凄いことなんだと改めて思った。マッキー凄いよマッキー。
後、竜也兄の講釈に感心したけど実際自分が気が狂うほど愛されたら怖くて逃げるしかないじゃんと思ってしまった。竜也兄ほど器はでかくない。
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かなり好きな香月さんの代表作の完全版。
古い方はほとんど読んでるけど,たしかあんまり内容代わってない気がする。
でも面白い。
不思議な世界と現実の入り交じり度が丁度良い
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竜也兄が大人すぎるー!
三人悪かわいいしガラコかわいい
あの夢の果てまで編読むの辛かった・・・!
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上院町内に君臨する、てっちゃん、リョーチン、椎名の3人組。
彼らの前に美少女、由宇が現れた。
そして、彼女をつけねらう黒衣の男、蒼竜。
3人は初恋の少女を守ることができるのか!
全3編を収録。
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2巻目!
今回のお話は、幽霊屋敷にまつわるお話と、てつしの近所に突如やってきた由宇という女の子のお話。
合計3つのお話がありますが、特に一番最初のお話は、香月先生らしいお話だな、と。お金は大事ですが、それだけではいかんのですよね。勉強になりますホント。
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儚く悲しい出来事がありつつも、
やっぱりイタズラ3人組の元気と
妖怪じじいと化け猫ガラコに会える
「地獄堂」は楽しくて一気に読み終わってしまう。
一度死んだ者の魂を再び肉体に宿らせる術「反魂」。
生も死もすべての人に等しく平等で、
例えそれが悲しい運命でも受け止め、在るがままであるべきで。
でも、いつの時代も人間の一番の願いは「死」から逃れること。
大切な相手の「死」であればなおさらに。
願うこと、祈ること、叶わないこと。
大切な人の死をまだ受け止めきれない一人として
読み進めるのも苦しかったけれど、
苦しくても大切に想う気持ちがぐるりと巡って
またいつか素敵な縁に繋がるといいなと
あったかい光に包まれたラストでした。
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上院町内に君臨する「イタズラ大王三人悪」てっちゃん、リョーチン、椎名―。彼らの前に一人の美少女、由宇が現れた!あまりの可愛らしさに、舞い上がる三人だったが、彼女はどこか儚げで、悲しそうで…。そんな由宇をつけねらう、黒衣の男・蒼龍。三人悪は初恋の少女を守ることができるのか。