投稿元:
レビューを見る
うーん、主人公の適応能力に感服。横浜からだまし討ちのように山奥の林業へ!!でも「ま、いっか〜」と馴染んでいく君!それはもはや才能だ・・・・。林業に従事してても花粉症は発症するのネ。よく考えれば当たり前かもしれないがなんだかがっくりだ。山奥度が実に読んでて楽しかった。山奥に無性に行きたくなる本です!北山にでも行くか。
投稿元:
レビューを見る
「仏果を得ず」に続いて、三浦さんの職業青春物を読破!
義太夫の次は林業…
このマイナーな目の付け所がステキです♪
主人公の勇気が徐々に林業の面白さに目覚めていくところ、
のんびりとした神去地域の日常と人々が魅力的です。
「なあなあ(=ゆっくり、のんびり、落ち着いてetc.)」な雰囲気に満ちてます。
青春小説はもっと熱いほうが盛り上がるけどね〜。
投稿元:
レビューを見る
最初はいつ逃げようかとそればかり思っていた勇気が、神去村の自然と人にどんどんと染まっていく。
自然って凄いし、自然と共に生きる人たちの「なあなあ」な生き方が羨ましく感じる。
投稿元:
レビューを見る
三浦しをんを初めて読んだ。
林業に投げ込まれた若者の日常を描いた青春小説。
淡々と進んでいくのだがこれがとても心地よい。
方言さえも心地よく入ってくる。
林業を志す若者に読んでもらいたいと思って書いたかどうかは知らないが
林業って、大変だけど、面白そうだなと思えた。
投稿元:
レビューを見る
駅伝、文楽、今回は林業、特殊な世界にどっぷりつかった作品を当代イチ?都会より田舎、人工より自然、のような良さを説く説教くささがなく、「気づいたら」「なんとなく」なところが、ゆるくてよいのでは。20090619
投稿元:
レビューを見る
すご〜くなあなあ。でもそこが良い(笑)前作の『光』より断然好きかも。
ヨキは男前だし、勇気はありえないくらい素直?で優しい。ノコはかわいいし。
三浦しをんさんの事だから一癖二癖あるのか!?と最後まで裏を読もうとしたけど…本当に何にもなかった。
そんな『なあなあ』が逆にあんまりなくてほっとする。さらりと読める柔らかな話だった。
一人称のストーリーだから「何言ってんだか」と突っ込みたくなる所満載。でも思わず吹き出しちゃうような突っ込みもありで。
最後のお祭りは描写が雑でいまいち情景が掴めなかったけど、まあそこら辺はなあなあで。
少年の成長でもなければ神々の話でもなく、林業の話?って訳でもないし不思議な線引き。
でも皆が本当〜に山が好きで、神去村が好きなんだなってとこがもの凄く伝わってくるから気持ちよく読めたかも。
投稿元:
レビューを見る
http://lovelove1212.cocolog-nifty.com/pharmacist/2009/07/post-4af2.html
投稿元:
レビューを見る
先日ジブリに行ったら、宮崎駿監督が「お気に入りの一冊」として、「神去なぁなぁ日常」をあげてました。
宮崎監督も、実写化するなら・・・ジブリ映画なら・・・色々と妄想(笑)してるみたいです。
ジブリ映画として生まれ変わったらどうなるのかは興味がありますね。
投稿元:
レビューを見る
2009.7.9
高校卒業後、自分の意思とは関係なく、教師と親の意図によって
放り込まれた林業研修。
三重県の山奥でのおはなし。
おもしろかったです。
私も田舎育ちで、神去ほどではないけど林業のある町だったので
違和感なく読めました。
現代の若者の一人称で書かれているのもいい。
勇気くん、いい子だなぁ〜〜
もっと読んでいたい、と思っちゃった。
三浦しをんさん、『月魚』しか読んだことなかったけど、もっと
いろいろ読んでみよう!!
投稿元:
レビューを見る
唐突に林業〜横浜の高校を卒業してフリーターかと思っていた勇気餞別3万円を持たされ,三重の山奥で林業の研修生に入った。兄貴分の与喜も村の皆も余計なことは喋らず,携帯の電池パックは捨てられてしまった。中村組は村一番の山持ちで,奥さんの妹は小学校の先生にしてバイクで山を走り回る。バイクに無理矢理乗って逃亡を図るが,あっさり連れ戻されてしまい,仲間に助けて貰いながら,修業は続けていくものの余所者扱いされるのに腹が立つ。11月の祭には,仲間に推薦されて潜り込むが,それがとんでも無い奇祭だった。千年の齢の杉を伐りだして,麓までそれに乗るという〜なかなか,すがすがしい物語です
投稿元:
レビューを見る
どうも「しゃぼん玉」という「神去」といい、わたしは若い青年が山奥の生活に慣れていく話が好きみたいです。林業の話も、普段全く知らない世界だけにすごく楽しかったし、「山」という舞台設定も木々の匂いがむっとくるような感じさえして、良かった。最後の軽いシメが微妙だけど、「次は?」「次は?」と読むのが楽しかったので(家に帰るのが待ち遠しかったくらい)☆5つ。ヨキ、かっこいい^^ノコ、かわいい!巌さん、清一さん、三郎じいさん・・・登場人物全員が好きになるのは、三浦しをんさんの得意技ですね。
投稿元:
レビューを見る
途中(山太が神隠しにあったところ)まで読んで、忘れてしまっていた。
神去なあなあ夜話が出たので、思い出して、先に読んだ。
年末にNHKで、嵐の桜井翔が高知県の山で林業を体験取材している
番組があった。ヨキや清一さんがその番組に出ていた人と重なった。
富山の利賀村で、林業している(?)友達のことも思い出しながら、読んだ。
ヘタレな勇気が、神去村に来て、携帯電話も電池を捨てられ、
なあなあに成長していく。
体も筋肉がついて、大きくなっていくのが見えるようだ。
途中でやめたいと思ってもやめないでついていく勇気を
読みながら、応援していた。
投稿元:
レビューを見る
斜陽産業といわれている林業の研修生として三重県の山奥に意思に反して送り込まれた青年の青春&成長物語。普段何気なく歩いている里山が里山として成立するために、いかに多くの人の労力が注がれているか、目から鱗でした。
投稿元:
レビューを見る
高校卒業後、林業を研修することになった勇気。
村で出会う人や山で成長していく。
父親の実家がモデルなのかな。
日常の様々なエピソードも盛り込まれておもしろい。
林業に詳しくないため、描写がやや物足りないけれど、山の雰囲気はよく伝わった。
投稿元:
レビューを見る
高校卒業と同時に有無を言わさず山奥の村に送られた勇気。
林業・村の祭り・恋
ほんのり青春小説。
【図書館・初読・8/3読了】