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ある日出社をすると、社長が全員に自殺を命じる。更に非常階段にはサリンが仕掛けられ、会社の入ったビルの階下には爆弾が仕掛けられている。社長は秘書に撃たれるが、逃げ道はない。この会社は民間人は2名のみで、そのほかのメンバーは情報機関の人間で、サバイバルが始まる。
各人のサバイバルが焦点ではなく、モリーVSその他という構図。最後に2段構えの展開がある。
メアリー・ケイトと同じように、不条理な世界観が独特でコメディータッチかと思えるがある意味サイコサスペンス的。
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”ハイパー版そしてだれもいなくなった”(あらすじ引用)
誰もいなくなるわけじゃない!!
ドゥウェイン・スウィアジンスキーの作品に出てくる登場人物は、
みんなジェイソン・ステイサム並に強い。
文章は歯切れがよくて読みやすい。
時折、柴田元幸的な言い回しが出てきて、おぉ、ってなる。
ま、柴田氏は翻訳家だから・・・(ry
物語は、これが男の料理だ、ガハハハハ、という感じでおもしろい。
(本作はコーエン兄弟が映画化するみたいなので、
小説よりもおもしろくなりそう。そちらにも期待。)
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臨時会議に集められた社員たちに全員殺害を宣言した社長。
エレベーターは使えず、非常階段へのドアにはサリンのトラップ。36階のオフィスで生き残りをかけた戦いが始まる。
物凄くスピーディーな文章でさくさく読める。展開も早いし、余計な情報もなし。一本道をフルスロットルで突き進んでいくような小説。
スピードを殺さないためかあれこれ説明をせず、最低限の提示に抑え読者の想像に任せるあたりの加減も巧いと思う。
ラストはよくあるオチではあるけれど、十分恐怖感を煽ってくれる。
ただ個人的にはこういうグロいのは好きではないんだよなぁ。かなり痛い描写が多いので、そういうのが苦手な人は避けた方が吉かも。
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ちょっと求めているものが違ったかも。
アクション要素が強くて、不可思議な謎的な部分が薄くて
アクション映画的に読むなら楽しめるとおもうけど、
個人的にはそうじゃなかったので。。
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なんていうか、大人版&ハリウッド版のバトル・ロワイヤルを期待していたんですが、ダイハードの出来損ないって感じになっちゃいましたね。
ずいぶんと残念な感じです。いや、期待しすぎといわれればどうしようもないわけですが。
痛々しいところやアクションとか無いわけじゃないんだけれど、全てが物足りない感じなんですよね。
所々ででてくるイラストも、ペーパ−¥バックを意識してのことだろうけど、微妙に安っぽい感じで。(^^;
一応シリーズものっぽいんだけど、おかわりはいらない感じです。