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何も持っていないと感じる独身女性だけじゃなくても普通の女性なは共感できることが多いかな。
面白かったですわ
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角田光代の小説を読むといつも、よいことも悪いことも含め、自分のこころの中のモヤモヤした部分を的確に言葉に置き換えてくれているような感覚を覚える。
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ちょっと病んでしまった(笑)
良い意味で。
そういう気分もほしくて読むときってあるし。
人と暮らすって、難しそう。
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角田光代さんの小説、今まで読んだ中でもとびっきりリアル。
どうしてこのままじゃいけないんだろう…
って惑うハナの姿は実に実に共感できてしまいます。http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-101.html
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読後感が好きじゃない。たぶん現実感がありすぎて痛いから。そして出てくる人の自己中心的なところが刺々しいから。
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うわー。ほんとにつらかった。
すごく自分とかぶる。
年齢的には全然おいついていないんだけど、ないないばかりで、それでいてまわりばっかり気にして。
自分がいま一番苦しんでいるところを突かれた。
私もこうなりそうだなあ、、、どうすればいいんだろう。
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主人公のやりきれない焦燥感は、置かれている立場は違えどかなり感情移入して読めた。周りから置いてけぼりになっている、自分は何も手に入れていない、そんなことを毎日感じながら、ただ生きている。わたしにも、何か手に入れることができるのかな。
信頼できる親友はいるのかな。
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私もなんにも持っていない。
主人公のハナちゃんと同じ。
だから最後のハナちゃんの決意というか開き直りのような想いに同意したくなった。
でも心細さは消えない。
あぁ‥、厳しい。
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なんかひねくれた女だなぁっていうのが全体を通して
ずっと抱いていた主人公(37歳独身女)への感想。
今のまま変わりたくなくて、変わっていく周囲の人々を
ださいとかかっこ悪いとかけちつけて、周囲を見返すために
有名人と仲良くなる事で自分の価値をあげようとする。
一番かっこ悪いのはこの主人公。
でもそれがわかっているからこの主人公も喘いだり悩んだりする。
共感できるとこも少しはあるけど、まぁなんか勝手に
やってくれというのが読後の感想でした。
話の展開は面白いからどんどん読めるけど、いまひとつ。
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一般的な女性のそのままをリアルに描いた作品。主人公と自分が重なったときにチクリと痛みます、こころが。
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2ページくらいで「読んだ事がある」と思った。
それでも読み進んだのは
なんとなく気持ちが落ちていたから。
気持ちが沈んでいる時には沈んだ音楽を聞くのが良い、と聞いたことがある。
本も同じかなと思った。
流されるように生きているという感じが等身大だと思う人は多いだろう。
ラストがどうだったか記憶にないというのは、あまり劇的ではなかったという事?
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「その人はその人になっていくしかないと、チサトはきっと日々のどこかで学んだのだろう。」最後のシーン。100均のコップを持って、なにもない引っ越したばかりの部屋に一人で帰るシーン。
「なんにもつかみとっていない、なんにも持っていない、それはつまりこれからなんでもつかめるということだ。間違えたら手放して、また何かつかんで、それをくりかえして、私はこれを持っているというものが、たった一つでも見つかればいいじゃないか。」
本との出会いも必然。
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独身女として生きるには、揺るぎない何か(才能とか意志とか)と複数の仲間(誰かしら結婚するから)が必要と学んだ。あと、結婚が幸せにしてくれるわけではないと。
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自分の気持ちは口にしないと伝わらない。
1人心の中で自分と周りを比べて葛藤するのはみんな同じ。
『寂しい』と向き合う。
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37歳の女性が
結婚して「あげる」と言われ腑に落ちずモタモタしている間に
彼には別の女性と結婚され、仕事のパートナーまで結婚し…
取り残されて仕事について改めて考えてみたら
「なにももってない」と焦る話…と書くと身も蓋もないけれど、そういう話。
実際そこらへんに転がってそうな話であり感情の描写だったし、
私自身,身につまされるものがあった。
リアリティが有りすぎて、小説としてどうなのか?
と思う部分もあるのだけれど
人が「もやっと」する部分を、的確に分析して言葉で表している
その表現の巧さが面白かったので☆4つ。
私もこうなるんだろうな…と思いつつも
「なにももってない」って思わない人生ってどんなだろうって考えたら
要は本人の考え方次第なんだろうなと思った。
専業主婦になってのんびり暮らして子供に恵まれても
「子供が大人になったら何も残らない」って思う人もいるだろうし、
仕事で評価されていても
「私の代わりなんていくらでもいる。私がいなくなっても何も残らない」
って思う人もいるだろうし。
自分より色んなものを持ってる人は沢山いるけれど
羨ましければ努力してそれを奪い取りに行くか
諦めて自分の持っているものを大切にするしかないんだろうな。
羨んでちょっと努力しただけで諦めてジタバタしてるのが一番かっこ悪い。