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やくざあがりの著者が麻薬取引で逮捕され米国の刑務所に10年服役することとなる。 服役期間にメキシコ系ギャングのチカーノのボスと出会い、親しくなることにより、チカーノに受け入れられる。
刑務所の中では、人種ごとに徒党を組んでギャング化しているが、チカーノは仲間のためには命を落とすことも省みないことから、他のグループから恐れられているらしいが、その中身は親・親族・仲間を大事にする強い結束力があるらしい。 著者もチカーノとの出会いにより、チカーノの本質をしり、自分を捨てた親への孝行の気持ちを取り戻す。
過酷な刑務所生活の中で生き延び、またチカーノに受け入れられチカーノの一員として生きてきた著者の運・精神力の強さはすごいと思うし、通常ならば体験できないエピソードなどは面白かったが、やはり、自伝形式は今ひとつ興ざめしてしまうところがある。
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日本人ヤクザが覚せい剤取り引きのため海外でおとり捜査にかかり、あちらの刑務所行き。
大変恐ろしい猛者が蔓延る刑務所の中での生活期がメインで、後半ようやく刑務所内でのチカーノの話。
もうちょっとチカーノ話を読みたかったが、さくさく読めて面白かった。
チカーノのメンタリティや、生活感をさくっと学べる。
巻末に短い現地取材レポート有り。
これがかなり面白かったので一冊出して欲しい。
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#読書開始
・2018/3/4
#読了日
・2018/3/5
#経緯・目的
・メディアで著者を拝見し興味を抱いたので、図書館で借りる。
#達成、感想
・なんとも壮絶。想像ができない世界。
・そのなかで生きて帰ってこられた著者がすごい。そして、ポジティブに考えていて、筋を通す格好よさがある。
・家族を大事にしようと思った。
#オススメ
・興味があれば、というところ。誰にというのは特にない。