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どこが萌えなんだと思いましたが絵も綺麗でカントと本居宣長がイケメンです
見開き1ページに要点がまとまっていて学生にはいいかも
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こういう本にはめずらしく人物がイラストでカッコよく書かれていた。死因が書かれていたので、その人物の最期が知れて感慨深かった。
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ギリシアの古代哲学から現代思想までの偉人哲人を、ひとり見開き二ページで紹介したもので、左ページには大きく二次元美少女……ではなく、ご本人のイラストと簡単なプロフィールと生涯がまとめられている。右ページにはその偉人が主張した哲学的テーマが載っていて、最後に案内の萌えっ娘キャラ(「ソフィア」アテネ生まれの16歳。父は哲学者)が一言添える。という展開。
人物以外では、古代ギリシアから続く長大な哲学史を「古代」「中世」「近世・近代」「現代」の四章と番外編的に「東洋の哲学」に分け、それぞれの時代の思想的系図と大まかな流れをこれまた二ページ程度でまとめてあるので簡単に歴史の流れが掴めて読みやすい。
おかげで哲学超初心者の僕でも、哲学というのは神以外のものを事象の原因に考えることから始まり、やがて宗教と融和し、そして現代では本当に広い思想全般に影響をあたえているだなー、という流れがよくわかった。
二ページにまとめる、というこの方法のせいで落ちている部分もかなりあるだろう。しかし初心者にはこの程度の情報量でちょうどいいのだ。
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上手なおっさんの絵がいっぱい載ってるだけで、あんまり萌えない。対象読者は女性なのか?
ただ、哲学者・思想家を、ビジュアルを介して、ざっくり把握・記憶するにはいい本だと思う。
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表紙はこんな感じですが中身は各哲学者の履歴、思想が分かりやすく掲載されており硬派。右下の現代への応用もあるのがグッドです。
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哲学についてほとんど知らないので、とりあえず20分くらいで全体像を掴みたくて購入した本。
「萌える」というのは、イケメンの哲学者のイラストのことと、「哲学=思考への萌え」を表現しているらしい。
哲学理論よりは、哲学者自身にフューチャーしているので、哲学自体への理解にはほとんどならないけれど、入口としては悪くない本。
古代ギリシアから古代ローマあたりまでの思想はなんとなく知っていたのだけれど、近代以降はサッパリだったところ、「実存主義」とか「構造主義」「ポストモダン」といった言葉が、どのあたりを表現しているのかが、なんとなく掴めてきた気がする。
(「気がする」以上を、この本に求めてはいけない)
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古代から現代までの哲学者を見開きで解説する。哲学者って当たり前だけど色々悩み、考えるものですね。結局は人間とは何か、何の為に存在しているのかという答えの無い問題を延々と考える人たちなのであろう。もちろんそれは無駄ではなく、必要なことであるのだが。
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デカルトから哲学全般に興味を持ったのだが、哲学入門書を読む前にまずは哲学全体の潮流を知りたいと思って本書を読んだ。哲学入門と名のつく本はたくさんあるけれども、その多くが難しすぎる。ましてやデカルトの方法序説なんて初見では何を書いているか分からない。哲学の勉強さえしたことがない理系出身の自分には、本書くらい噛み砕いて書いてくれている方があり難かった。
出てくる思想家は、やはりというか西洋思想家が中心だ。東洋人もいるにはいるが、圧倒的に少ない。紙面の都合上仕方ないこともあるのだろうが、哲学の世界も西洋が中心なのだろうか?
イスラム世界の哲学やインド哲学、中国の哲学の中にも優れた価値のある思想はありそうなものだが、やはり傍流扱いなのだろうか。特にイスラム世界は学問で西洋の上を行っていた時代もあったのだし、もっと取り上げられる思想家がいても良さそうなものだ。
恐らくこのあたりの扱いの差が、西洋側(日本含む)のイスラム社会に対する理解が一向に深まらない一因なのではないかとも思った。本書を読んで、逆に本書で取り上げられていないインドやイスラムなどの哲学に興味を持った。