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正午さんは【その日】から読む本を読んだことがある人なのか。この本を読んだことのある方は
みちるの気持ちがよくわかるのだろう
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夫の口から語られる妻の身の上話。地味な女性の人生に何が起こったのか。なぜこうなってしまったのか・・・?
なんかね、イマイチでした。
文章が回りくどくて読むの疲れるし・・・ストーリーも唐突というか、リアルに感じられない。
主人公に共感も出来ない。
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不倫相手を見送るために
歯医者に行くと嘘をつき職場を抜け出した女。
同僚に頼まれた宝くじを買った後
衝動的に不倫相手と飛行機に乗ってしまう。
タイトル通りの身の上話。
ただし語っているのは女の夫。
それがなぜなのかがわかるラストはうまいが
あまりにも女が嫌なキャラで共感できず。
狙いなんだろうけど全体にザラザラした印象。
【図書館・初読・9/10読了】
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初めはパロディかと想って読んでいましたが、最後の方でちょっとしたどんでん返しがあって、
作品としては一応引き締まった終わり方をした印象を持った。
エンターテイメントとしての読み物としては一応納得するが、この作品から得るものが見当たらないのは、
別に驚くに値しないか。最近の出版社が求めているのは、考えることなく読める作品を読者に提供しようとする経営姿勢が見て取れる。
そして、それが新聞広告や書籍の帯の過剰な期待感を抱かせる表現にも見られる。これに今までどれだけ騙されたか。
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2億円当たっても、誰にも言うまいと誓いました。
多分無理だけど。
少しずつ流されて、人生が変わって、人まで死んでしまって、淡々とした書き方がかえって怖くなってしまいました。
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図書館。
ラストが今ひとつ。それまではとても面白かった。
すぐにもらえない、という事実を知ったのも勉強になったし。
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淡々とした語り口である女性の身の上が語られていくのですが
次々に起こるビックリ!!!出来事,読めない展開
話のスピード感に気づけば
佐藤正午の世界に取り込まれていること間違いなし!!!
最後にも、驚きの結末…大どんでんが待ってますよ
meema的には、かなりオススメの1冊
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CL 2009.10.31-2009.11.5
読み始めたら止まらない。
ミチルという主人公を決して好きになれないのに
この作品は好きだと思う。
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ビレッジバンガードで何気なく手に取った「Y」を読んでから、はまった作者。
もしも宝くじ1等にあたって、2億円を手にしたら。
そんなぎりぎりの心境で巻き込まれる殺人事件と過去からの恋愛関係。
ちょっと背筋が寒くなるようなストーリーだ。
すこしずつ人を信じられなくなり、結局破滅に追い込む。
救いはあるのだろうか。そんな心配を助長するように次から次へ起きる事件。
自分なら、ほっといてくれと言いたくなるだろうけど。
どんなにお金があろうとも、性格は変わらない。
絶望的な残酷な言葉でもあり、希望持てる暖かい言葉でもあり。
そんな事を考えさせられた。
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ちょっとした過ちを繰り返してゆくうちに、いつのまにかとんでもない人生を招いてしまった主人公の様子が淡々と語られている。
最後まで語り手が何者なのか、誰を相手に語っているのか分からないところがドキドキします。
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佐藤正午さんの本を読むのは『ジャンプ』以来でしたがこの作品も一人の女性の失踪についての身の上話を彼女の夫が淡々と語り聞かせてくれることによって物語は展開していきます。
とっても自分勝手な主人公のミチル。
彼女が不倫相手にふらふらとついて行ってしまったことから転がるように悪い方向に流されていきます。
人間のエゴ、欲、、身勝手さ、人の持つ負のベクトルへと引きずりこまれて底知れぬ恐怖感となんとも言えない嫌悪感がじわじわっと胸のうちに広がってくる。
読みながら夫の語り口調に何か違和感を感じていたのですが最後まで読んで〝おぉー〟っと納得。
読後感は爽やかとは言えませんが読んでよかったなぁーと思える作品でした。
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宝くじが当たったことを、周りに悟られないようにしているところが、本当にドキドキして面白かった。
割りと先の話は読める感じ。
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なんか中学生くらいの頃、体育館のガラスを割ったのが自分だというのを隠してたのがバレて、職員室に向かってる時に感じるような焦燥感に読んでる間、始終胃の辺りを重くさせられました。ほんといや~な感じにさせられる本です(褒め言葉です)。
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2009.11.29読了。
久しぶりに面白い娯楽小説を読んだ。
前半ハラハラ、後半その展開は私は読めなかった。香月さんの夫婦仲がこじれた理由が私は理解できないが、それも立派な原因の一つなのだろう。
これは映画になる。30半ばのバスの運転手は誰が適任か?
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この主人公の流され方に、自分は違うと言い切れますか。人間・人生の不可思議をとことん突きつめる、著者の新たな代表作の誕生。
《ブックデータベース より》
《2009年12月24日 読了》