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新聞の書評欄で紹介されていたので読んでみたが、やや専門的な記述も多く、得るところもあまりなかった読後感。
漢方薬も捨てがたいところがある、ということはわかった。
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精神科のお医者さんが専門外なんだけど、と言いながら、インフル・血液型と性格・禁煙や禁酒などについて語られています。また認知症に関しては専門なのでしょうが、身内の立場で書かれているページが多く、医師というよりは冷静な家族、という感じ。私はまだ家族の認知症は経験していないのですが(私自身、物忘れがひどくなってきて戦々恐々だけど)、プライドを大事に、というところは、うん、そうなんだろうな、と頷けました。家族だからこその「一言多い」もあぁありそう・・と。日々壮絶な介護生活をしている人からは、わかっているけどそれができないのよ!という言葉が出てきそうですけど、今の時点では、頭に入れておきたいな、と思っています。今年の春のインフルの対応についても、「錯誤や過剰対応を強くあげつらわないこと」というスタンスに、なるほど・・と。次の災害への対応を退嬰的にする、と言われると、そうだよね、一億みな評論家になって、その場その場で対応してきたことに過ぎてから文句ばっかり言ってるのはちょっとみっともないんじゃない、と思いました。精神科の医者が集まって、血液型判断の話で盛り上がり、人類遺伝学の専門家だけが苦い顔をしていた、というエピソードには笑ったし。(#^.^#)
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煙草との別れ、酒との別れが目新しいテーマ。いつか酒に見放してもらうときが来るだろうか。だいぶ先だとしても。