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(2009/10/9読了)知的障害者雇用率70%という驚異的なバリアフリー会社さんの素敵なお話。いいなあ、こういう企業さんがもうちょっとでいいから全国にあったら、養護学校の子たちがどんなにか幸せになれるだろう。
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月曜日が始まる前に読みたい。
知的障害者を中心に雇用し、技術にも一切妥協はない。
社長さんの優しくてたくましい眼差しが、永遠の試行錯誤を支えてる。
憧れました。
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働くことで一番大切なのは何かを考えさせられる本である。
知的障害者を雇用する会社を実際に運営していくのは多くの試行錯誤があったに違いない。
そんな苦労を表に出さず、働く幸せを教えてくれた知的障害者の皆さんへの感謝を綴っている。
自分の仕事に自信と誇りを持ち目を輝かせながら働く姿には働く意味を教えられた気がした。
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会社としてはとても素晴らしいが、本としてはイマイチかな?精神障害の方に(も)関わる仕事柄、こういう場が増えて欲しいと切に願う。
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知的障害者雇用で有名な日本理化学工業株式会社会長の大山泰弘さんの本です。
日本理化学工業は実に社員の7割を知的障害者が占めているという、知的障害者雇用促進のパイオニア的な企業。坂本光司さん著の「日本で一番大切な会社」やTV番組「カンブリア宮殿」などで紹介されて有名になりました。
人は何のために働くのか。会社は何のためにあるのか。
とても考えさせられる名著でした。
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人は働くことによってこそ、「ほめられ、人の役に立ち、必要とされる」という究極の幸せを手にすることができます。
大山会長の言葉、ズシンと響きました!
ぼくも、「しあわせに働く」を広めます。
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チョークの製造を主にしている企業の会長が書いた本
知的障害者の割合が70%とメチャクチャ高い会社で、働くことで人としての幸せを得られるという理念を持ってます。昨年テレビで紹介されて知り、今もなおとても印象に残ってます
障害者を施設に入れたところで彼らの福祉にならない、働く喜びを感じてもらうことが本当の福祉だとの考えに感銘を受けました
経営者としての半生や思想とともに、何人か障害者のエピソードがあり、それがなかなか感動です
今の仕事に嫌気をさしてる方なんか読んでみるのオススメします
ちなみに会長さんの出身、僕と同じでびっくりしました
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従業員の7割が知的障害者という奇跡の会社、日本理化学工業。その会長自らが、これまでの歩みについて書いたもの。他の本やテレビで話題になっていたので、「物語」のあらましは知っていた。
実際読んでみると、社長の謙虚さ、そして要所要所での不思議な「縁」に感銘を受けた。すべての会社がこうなれ、というのは非現実的だろうが、会社観、仕事観については、万人が学ぶことのできるはず。
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日本理化学工業の大山会長さんの本です。先日の本会の研修会では、日本理化学工業の美唄工場の工場長様に講演をしていただきました。講演では、実際に社内の働いている様子の映像を見せていただきましたが、機会がありましたら、ぜひ一度、会社見学をさせてもらうのもよいと思います。
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人は何のために生きているのか考えたことはありますか?また、何故「働く」ということをしているのか考えたことはありますか?
この本は、日本理化学工業の会長である大山泰弘さんが知的障害者を雇用するにあたり、働くことの意味だったり、人間の幸せだったりを50年間余りこの企業に携わっていく中で感じたこと・得たことなどをつづった一冊であります。
「障害者を雇用する」
まずこの言葉を聞くと「リスク」を考えるのが一般的です。障害者を雇用することは、健常者を雇用するのと比べて作業効率だったり生産量の低さだったりとリスクが大きい。だが、「ふつうはこうやる」という方法を教え込もうとすることは、健常者のやり方を押し付けているのと変わりないです。差別的な言い方かもしれませんが、人の能力の差があるように、障害者と健常者が同じ仕事をしろと言われても限界があります。その人の能力にあったやり方を推進していくのが大事なのです。例えば、チョークの製造過程である材料を練る時間。時間を測る、という作業がはいってきますから数字が苦手な知的障害者にとっては難しい工程です。時計を使う代わりに砂時計を使ってみたらどうでしょう。砂時計を使えば、ひっくり返すのさえ忘れなければ確実に一定の時間を量ることができるのです。このように、その人にあったやり方に変えていくのです。
私もこの本に出会うまでは、障害者雇用について考えもしなかったです。ましてや無関心でしたから、いかに企業が障害者を雇用するのに躊躇しているか、働く自由や幸せを奪っているのかがよく分かりました。障害者が働くことにはそれなりの周りの環境が整っていなければならない、ということもこの本を通して分かりました。その例が日本理化学工場なのです。日本理化学工場ももちろん最初は環境が整っていたわけではありません。障害者の働くことに対する姿勢や熱意に私たち健常者が心動かされたのです。お互いが理解しあってこそできた障害者雇用なのです。
なぜ働く場を奪われてしまっているのか。人間は誰でも平等に生きています。障害者といっても働く姿勢は健常者となんら変わりありません。障害者だからという理由で働くことの自由を奪ってはいけないのです。私たちは障害者雇用についてもっと理解しなければならない。その切り口としてこの本を読んでほしいと思います。
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・人間の究極の幸せ
・人に愛される事
・人にほめられる事
・人の役に経つ事
・人から必要とされる事
・”働” = 人の為に動くという事
・保障より働くチャンスを
・「生き残るのは地域に貢献する企業です」
・民間企業(従業員56人以上)の法定雇用率1.8%
・福祉が障害者の生活の丸抱えではなく「働く場」については企業に任せる
・ベルギー 知的障害者を雇用した為、発生する企業の経済的負担は国の補助金と相殺
・障害福祉基礎年金(年60~100万円)と企業が支払う賃金の合計が最低賃金をクリアしていればOKと解釈
・障害者雇用のメリット
・労働力の確保
・会社に「助け合う風土」が生まれる
・消費者の皆様が味方
・経済人とは人々の苦しみを救い幸せを実現する事業
・「働く幸せ」 > 「利益第一主義」
・福祉主義 = ものとこころの両方を幸せにする
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特別支援学校の校長先生から紹介いただいて読みました。
人の幸せは、人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人から必要とされること。この言葉に共感しました。
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非常に共感性の高い本。知的障害者との出会いが著者をどのように変えて行ったかという点は、期せず知的障害児の親となった人が、自らの子供の障害を受け入れ、そして障害児から教えられることを通じて成長していく経験と共通点が多い。最後に「共生の思想」という言葉が出てくるが、正に同感。このような視点を持つ経営者や政治家が増えることを切に願う。
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チェック項目21箇所。
人間の幸せは働くことによって得られる。
愛される・褒められる・役に立つ・必要とされる。
会社とは社員に「働く幸せ」をもたらす場所。
「働く」とは人のために動くと書く。
障がい者と健常者での給与の差・・・お世話手当て。
知的障がい者が働く会社が日本に一つくらいあっていい。
働く人に合わせた生産方法を作ること。
働くことは施設では教えられない・・・海外では障がい者はどんどん、
企業で働いている。
欧米はマニュアル文化。日本は職人文化。
3歳までに大人の感情の8割が育つ。
待つことでの成長。思い込みがあってはコミュニケーションがうまくいかない。
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障害者の法定雇用率を満たせず罰金を払う企業が多い中、
日本理化学工業は
社員の7割が知的障害者。
モノ作りの企業だからできることかもしれない。
けれど同情ではなくてビジネスだから、
障害者の持つ適性を引き出して
キッチリ利益を出す。
「障害者の方たちが、施設で保護されるより企業で働きたいと願うのは、
社会で必要とされて、本当の幸せを求める人間の証しなのです」
という住職の言葉が頭に残った。