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なんだかんだ言って読んでしまった...。
むー...特には感想が...ないw。結局なんだったんだろう。
色々と書き散らかしたようなものをラストに無理繰り
くっつけた様な...。ホラー云々ということではなく
こういった世界感と自分が合わないってことでしょうねー。
所詮自分は似非アングラ。
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2009/10/16 Amazonより届く
2011/6/12〜6/14
粘膜シリーズ第二弾。
飴村氏得意のエログロが今作も炸裂。しかし、その根底には愛が流れているのだ!ともすれば、子供の空想の悪ノリとも取れるのだが、飴村作品ならではの品がある。スペシャルな作家さんだ。
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富蔵、超かわええ。
第弐章の南国冒険譚の主人公である美樹夫超かっこいい。
こんな方法でじわっとさせるとは・・・よく考えると悪趣味だわ。
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▼何の気なしに買った小説なんだけど、アタリすぎてむしろ……ドン引いた。生理的嫌悪感が募る癖に、どうしても興味がそそられて続きを読んでしまう。電車の中で読んでいると乗り過ごし必至。
▼読了。気持ち悪いのにキモチイイというか。そこがおもしろい。そうして、少しだけエロチック。倒錯的。(09/12/3 読了)
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微笑ましくすらあるようなレトロエログロ?(ロが多い)
がんばって乱歩を目指したような。
なんじゃそらーっていうかんじが乱歩っぽいかも。
さくさく読めます。
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う~、気持ち悪っ!
というわけで大好きです。
人のレビューで知って読んだのだけど、作者買い決定。
しかし、おすすめはしません。(笑)
終わり方が少し急いだ感があったので、もう少し引っ張って欲しかった。賞に出した作品らしいので、枚数制限あったのかな?
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イイハナシダナー。ある意味レーベル詐欺。前作より文章も構成も進化している。そしてギャグセンスが高過ぎる。
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タイトルから連想したほどに「粘膜」ではありませんでした(笑)。が、グロテスクでシュールな描写はかなりのもの。苦手な人は要注意です。まあ苦手な人は、このタイトルからして敬遠してしまうでしょうけど。
あまり怖さを感じなかったのは、あまりにシュールな光景に適度なユーモアが入り込んでいるからかも。特に富蔵の発言がなんともユーモラスで、何度となく噴き出してしまいました。
だけどまさか、こういうオチが待っていたとは! そういえばいろいろと伏線はあったのですね。ぞくりとさせられながらも、ほのかに優しいラストでした。
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現代じゃない時間軸の物語の場合
世界観に入り込めるように書かれているかどうかが重要。
最初の30頁程読んでどうもダメでした。
他のレビューを見ていると最後まで読めばまぁ面白いらしいが
とてもそんな気分にはなれない。未読。
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「カチカチマラボウ、ビンビンマラボウ雪麻呂ぼっちゃん日本一」
理不尽な雪麻呂の狂気がまったく先の読めない展開を後押しする独特の世界観で疾走する。
爬虫人の富蔵。
ライヘ(死体)を偏愛する男。
凄惨な処刑シーン。
母の謎の疾走。
父が断念した脳移植研究。
反吐がでそうな内容ながら物語としては抜群にひきこまれる怪奇的描写は圧巻。
必読必至間違いなし!!
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富蔵サイコーっすよ
三部では雪麻呂と結構漫才系にまで発展してます
そこまで盛り上げての真実
センチメンタルな最後の一行にやられます
戦争中と言う軍国な背景が、グロさと共に
昔の日本的な部分も出して、いっそうセンチメンタルなんでしょうね
「愛」な作品 素晴らしいエンタメです
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(-"-;)ウーン
なんかどんだけ気持ち悪いんだというか。
前作の粘膜人間のときは河童だったけど
今回登場するのはトカゲ人間。
いや、トカゲ人間は
見かけが気持ち悪いだけで中身は普通なんだけど
それを取り巻く人間たちの心が気持ち悪い。(- -;)
登場人物のうちの三人が
時を同じくしての三作品の主人公になっているのだけれども
話はわかりやすいけど
とても気持ち悪い。
終わり方もなんか・・・
ちゃんと終わってるんだけど
不快感だけが残る。
好きな人は好きなんだろうけどなぁ。
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「新感覚ホラー」みたいな紹介に釣られて読んでみたら、あらまぁ基本的には冒険小説なのでした。
それも子供の頃に読んだような、純然たる冒険譚であります。
ただ、そこに加えられるエログロナンセンスなスパイスが凄まじい。
そして間の抜けた登場人物たちが織りなす、救いようのないバカらしさ、イマイチ狂気に踏み込めない中途半端さが何とも素晴らしい。
特に全体を包むおとぼけ感と描写のグロテスクさが好いですなぁ。
ラストの大どんでん返しも素敵。こんなバカらしいお話が最後に、こんな感動的に終わってしまうなんて。
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町唯一の医師であり政治家とも太いパイプでつながった
月ノ森家の一人息子である雪麻呂は
たまに学校に行くと気まぐれで級友を屋敷に招いていた。
爬虫人の召使である富蔵を従え、
コウカ・コウラや病院のライヘ保管所、患者である精神を病んだ軍人たちに
今回選ばれた大吉と真樹夫は興奮するが
ふとしたはずみで大吉が死んでしまう「屍体童子」
ナムールに出征した真樹夫の兄の美樹夫は
貿易商人である間宮の護衛の任務を受けた。
阿片や爬虫人の密売も行う間宮に美樹夫は反発を抱くが
村落までの密林の中でゲリラや奇獣に襲われ
他の仲間を失ってしまう「蜥蜴地獄」
美しい母が失踪して以来父は書斎にこもりっきりである。
それを心配筒も雪麻呂は従姉の魅和子を許婚とするために
従兄の清輔と代理決闘をして見事その座を勝ち取るが
嫉妬のせいで魅和子が死んでしまう「童帝戦慄」
カバーデザイン:片岡忠彦 Karl Shone/Getty Images
薦められなかったら絶対読まなかったと思います。
表紙からわかるとおり、戦時中の日本を舞台としたエログロ。
特に「蜥蜴地獄」の中で出てくる様々な生き物は本当にグロテスクです。
第壱章と第参章では雪麻呂が、第弐章では間宮が
権力を振りかざして周りを振り回して犠牲者続出。
爬虫人ヘルビノたちが行う処刑シーンは流し読みでした。
ただ解説でも述べられているけれど純愛要素もあるのです。
特に富蔵の雪麻呂ぼっちゃんへの献身はすごい。
ラストを読んでから見返すとその理由もよくわかります。
そのおかげか意外と読後感は悪く無かったです。本当に意外。
「極めて凶暴で、無謀で、独善的ではあったが、その行動や発言に邪念や欲念は含まれていなかった。まるで幼児のように、本能の赴くまま物事に反応し、本能の赴くまま行為に及んでいた。それは月ノ森家という隔絶された特殊世界で育ったが故の結果だったが、その混じり気の無い透明な精神を持っているからこそ、雪麻呂がどんなに暴走しても憎むことができないような気がした。」
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◎週刊文春ミステリーベスト10 2009年国内第7位。
◎ミステリが読みたい2010年版
[2009年ミステリ・ベスト10]国内第9位。
◎ミステリがすごい!2010年版第6位。
◎第63回(2010年)日本推理作家協会賞受賞作品。
2010年3月28日(日)読了。
2010−29。