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途中で意外な展開になり、また、途中で犯人が推定出来ました。丁度、先月、この辺りを散策していたので、臨場感もありました。
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これまで、加賀シリーズは、文庫化されたモノをだけを読んでいたが、
赤い指が消化不良だったため、勢いで単行本の【新参者】を購入。
買って良かった!!が素直な感想。。。
犯人が、最後までわからないという楽しみはないが、
加賀という刑事の鋭さ、気持ちがあらゆる場面にちりばめられている作品。
最初は、短編集かと思ったぐらい。
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【ネタバレあり】
読後1週間以上経ち、どういう風にレビューを書こうか迷ってました。というのも、本作は東野作品の中でも駄作に近いと思ったからです。
いつも通り、読みやすい文体は、それなりに万人受けする作品に仕上がっていたと思います。
が、先生はこの作品で何を伝えたかったのでしょうか?私にはよく分かりません。
日本橋という舞台は、関西に住んでいる私にはどういう土地なのか全然分かりませんし、多分この作品で伝えたかった人情とやらも、十分には伝わってこない。その人情とやらが存在する舞台で場違いな殺人が起こる。加賀刑事に解決させるためだけの無理やりの殺人の発生です。しかも、その殺人と人情とは何の接点も無い。
そして、加賀恭一郎の登場。加賀は郷に入れば郷に従えを体現したかの如く、過去からのキャラ設定が変わったのではないかと思えるような気さくでおしゃべりな態度を(敢えて?)とり、人情とやらが存在する土地で事件に直接関係ないことも含めながら、事件解決をはかる。
東野先生は言ってます。「こんなことが出来ればと思った。でも出来るとは思わなかった」とは、短編仕立てで細かい謎を解いていき、最後には全てが繋がって大きな謎(事件)を解決するという手法を言っているのでしょうか? もし、そうだとしたら、確かにこの手法は先生の過去の作品には見られなかった新しい手法ですが、一般的には何の新鮮味もないよく見かける手法です。本当にこの手法を試したかったのでしょうか?先生?
そして、細かいことを言うと、加賀刑事の扱いはとても不満です。
前作「赤い指」は書き下ろしで2006年7月に第一刷が発行されており、この時点では練馬署の刑事として登場しています。しかし、本作は2004年8月から連載をスタートさせており、加賀刑事は日本橋署所属となっている。まあ、何もかもが時系列的になっている必要はなく、先生の中で整理がついていたらいい話ですが、気にはなりますよ、正直なところ。
そして、最後の三行。これは余計でしょう、先生。あまりにも加賀刑事を優秀な刑事として際立たせたいという思いがありありと伺えてしまいます。確かに加賀刑事やガリレオ先生は、東野作品ではジョ-カー的存在であり、解けない謎はない存在になってきています。今後、加賀刑事はどこへいくのでしょうか。最後の方に「眠りの森」と思われる事件に関する発言に言及がありましたが、この辺りがヒントになりそうですが。
それと「赤い指」が文庫化され、その帯には既にこの「新参者」の宣伝が書かれていたように、連載終了後間もない本作がすぐに新刊として出たのも講談社の東野圭吾で売りたいという思惑が大いに現れていたように思います。あさましい。
加賀刑事の扱いや、ストーリーの貧弱さ、その他どれをとっても、従来の東野作品からは劣って見えます。現在絶好調で非常に忙しい身の先生ですからしょうがないのかもしれませんが、こんな作品を世に出していたら、もう先生も潮時かもしれません。
今後の活躍を祈念して敢えて辛口で批評させていただきました。
東野作品69冊目読破。
読書���間:2009.9.18~9.24
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村上春樹を除けば、一番売れている作家なのでは?というくらいのメジャー感で、盛り上げすぎ。
抜群の安定感で、良くも悪くも切羽詰まったかんじ一切なく、安心して読めます。
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情緒漂う古い町に来た「新参者」の警部補が見た事件の裏側を人情深く描いた短編連作集。
着眼点が新鮮で楽しめる。シリーズ化されそう。
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立ちはだかるのは、人情という名の謎
日本橋の片隅で発見された四十代女性の絞殺死体。「なぜ、あんなにいい人が」と周囲は声を重ねる。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、未知の土地を歩き回る。
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ちはだかるのは、人情という名の謎
日本橋の片隅で発見された四十代女性の絞殺死体。「なぜ、あんなにいい人が」と周囲は声を重ねる。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、未知の土地を歩き回る。
「この町のことを思い浮かべるだけで、忽ち様々な人間が動きだした。そのうちの一人を描こうとすると、そばにいる人々の姿も描かざるをえなくなった。まる でドミノ倒しのように、次々とドラマが繋がっていった。同時に謎も。最後のドミノを倒した時の達成感は、作家として初めて味わうものだった」――東野圭吾(amazonより抜粋)
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実は…東野圭吾さんの本は全部読んでいたりしますが、中でも加賀刑事モノは1番好きなのです。
稀に「白夜」とか「さまよう刃」のように重いラストのものもあるので(多分このシリーズなら大丈夫だと思うけど…)、ゆっくり時間の取れるときに味わって読みたいと思っています。
個人予想ではきっと年末に買っちゃうだろうな~。
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殺人事件がおきて、それを中心とした周りの人の、独立した話がいくつも続く。やがてバラバラの話がつながって、犯人逮捕でめでたしめでたし。
中盤まではダラダラと話しが続くけど、段々とバラバラだったピースが組み合わさって、一本の話になっていく感じで、終盤は楽しい。
ちょっと泣ける。
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今までの東野圭吾に重松さんがプラスされた感じでした。
家族の絆が散りばめられていて、読んでる途中に暖かい気持ちになったよ。
でもこの人の本は、きっと無人島行きになることはないだろうなぁって思います。
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シリーズもののようなのですが、それを知らなくていきなりこの本から読みましたが、まったく問題ありませんでした。
ちょっとした謎解きの短編が続いていき、最終的に犯人に繋がります。犯人が誰かということよりも、人と人との繋がりや温かさを感じる作品でした。息子を見守る母の心を知った瞬間に涙がこぼれそうになりました。シリーズの別の作品も読んでみたいです。
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現代小説に掲載されたものをまとめた作品。
加賀恭一郎が活躍する内容だが、従来の刑事ものとは、一味違って面白く、事件に対するアプローチ方法が全く違う感じがして清清しい。
一読の価値あり。
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ある殺人事件の犯人探しというミステリーの柱があるものの、
全体としては、下町の人情や温かさを中心とした短編集という印象。
ミステリー的な面白さは少ないが、
ほのぼの人間の温かい部分の描写が多く、個人的には好きです。
加賀刑事も今回はキレものという印象よりかは
温かさが前面にでていました。
本当にデキる男というのは優しさ・温かさを持つ
逆にデキる男には優しさ・温かさが必用なのかもしれません。
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商店街で店を営む人たちのところに
刑事が聞き込みにやってくる。
一人暮らしの45歳の女性が殺されたらしい。
加賀恭一郎シリーズ。
彼の出てくる作品はハートウォーミーな物が多く
これも殺人事件の捜査のはずなのに
その周辺の人たちがほんわかする物語達。
それらが良かっただけに
肝心の事件の真相はちょっと物足りない気も。
【図書館・初読・10/26読了】
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21.11.16 加賀シリーズ。短編集かと思いきやすべてがつながっていた。サラッと読めて面白かった。