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加賀シリーズをなぜかここから読んでしまいました。
読んだときの日記の感想。
「短編集で、この下町では新参者にあたる刑事が一応主人公?なのかしら?
刑事視点はまったくないんですが、前編を通じてこの刑事さんが登場、事件の謎を解くって形です。
下町の雰囲気とか、短編同士のつながりとか
この前の「パラドックス13」とかよりはぜんぜんおもしろいなぁと思いました」
いま読むと笑えます。
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2009年11月22日読了。
日本橋署に赴任してきた「新参者」加賀恭一郎が事件だけでなく、人・家族のきづなまでも回復させていく。
小伝馬町で一人暮しの45歳 三井峯子が絞殺された。
目撃や残されていたものから下町の煎餅屋、料亭、伝統工芸品店、時計屋などの下町のものがたりと絡み合う。三井峯子を中心にさまざまなことが交錯する東野圭吾ならではの構成。
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推理小説の要素を残しながらも、これは日本橋人形町という下町の人情味あふれるエピソードがつまった短編集である。加賀刑事という共通の人物を各章で出すことで統一感を出そうとしている。これはこれで面白い試みだなって思ったが私はもっと重い内容の東野圭吾が読みたい。
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東野圭吾さんは大好きな作家さんの一人です。
いつも新作を心待ちにしています。
でも特に記憶に残る作品ではありませんでした。
もっとじっくりとした作品を期待しています。
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【読む目的】東野圭吾の「百夜行」をよ読む前に。Fさんより頂いた本。
【感想】
主人公の印象が薄い本だった。新たな土地の殺人事件を紐解く新参者の加賀恭一郎が、犯人を捕まえるというより人の心の蟠りを解していくということが中心に描かれた小説。
古畑任三郎のように癖のある口調や目つきでもなく、紳士に市民に対して取材を続ける。印象は残らない。
主人公の印象の薄い故に、被害女性の息子を想う気持ちが、純粋にひきたった。
私は本を読んで泣くことは珍しいのだけど、ケーキ屋さんに通う被害者の描写は泣かずにはいられなかった。
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面白かったなぁ、加賀恭一郎シリーズは今まで読んだこと無かったけど、過去本読んでみたくなりました。4.5
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『新参者』
-東野圭吾-
○
短編集かと思いきや、
全てが繋がっている長編だった。
章ごとに起こっている謎が解明され、とても読みやすい。
事件とは無関係のように見えても、小さな繋がりが事件解明へと進んでいく。
全ての章で人の温かさを感じる内容だった。
さすが、東野圭吾。
こういうの上手いわ。
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東野圭吾さんの加賀刑事シリーズ(?)の最新刊。
日本橋のマンションで殺された女性を巡って、人形町の様々な店舗の人々が複雑に絡みあっていく、短編集?と思ったのですが、ゆっくりと徐々に話がつながっていくという不思議な構成の長編小説です。
甘酒横丁に久しぶりに行きたくなりました。
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◎週刊文春ミステリーベスト10 2009年国内第1位。
◎ミステリが読みたい2010年版
[2009年ミステリ・ベスト10]国内第5位。
◎ミステリがすごい!2010年版第1位。
◎第7回(2010年)本屋大賞9位。
2010年2月26日(金)読了。
2010−18。
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東野作品では珍しい連作短編。日本橋のマンションで女性が絞殺され、事件を捜査するのはお馴染・加賀刑事。途中まで全然事件の核心に近づかず、下町の人情味溢れる『日常の謎』みたいな展開で、あれ、殺人事件はどうなった?と思ったけど第5章あたりから解決に向けて加速していった。ミステリとしてはあまりひねった伏線は無く、とってつけたような結末とも思えた。半落ちした犯人の琴線に触れたという上杉刑事の話もちょっと唐突過ぎでは?私はむしろ前半の下町の人々のサイドストーリーの方が心に残った。
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正直、ちょっとがっかり?
加賀さんシリーズの新作ってことですごく楽しみにしていたのに、肩透かしを食らった気分。
1編1編丁寧で、読み終わった後、心があったかくなるような素敵な作品ではあるのですが、私の望んでる東野作品とはちょっと違いましたw
また近いうちに、加賀刑事の活躍がみたいです。
もっと、百夜行とかさまよう刃とか、秘密とかみたいながっつり重い東野圭吾が読みたい。
最近、分厚く難解な森作品を読んでたので、この本、すごく読みやすかったです(笑)
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加賀恭一郎シリーズ最新刊。このシリーズで一番好きな巻になったかもしれない。構成が凝っていて、人形町界隈の商店街の人々のいろんな事情から事件が浮き彫りになっていく感じが凄く面白かった。やっぱり東野作品はエンターテイメントとして素晴らしい。楽しく面白い読書時間でした☆
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5年の長きにわたって連作されただけあって、読み応え◎ミステリ、刑事ものというより、加賀刑事のスタンスって言うか蘊蓄を楽しむものって感じ。ひとつひとつの短編がどれもあたたい結末に導かれ、事件の解決へのピースがうまっていく心地よさ。そして結局は下町人情と家族愛に落ち着くんだなぁ。
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いつの間にか読まなくなっていた作者というのはございますよねぇ。 で、久方ぶりに買って読んでみましたが。 さらに、読み終わってから、「このミス」の一位だったとのこと。 ふ〜む。 どこがどういう風に評価されての第一位だったのか…。 まぁ、面白いかといわれれば、面白く読ませて頂きましたが。
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2009.12.9
加賀恭一郎が日本橋署に転属になり、殺人事件の捜査で人形町あたりを歩く。
聞き込みに入る家(店)、それぞれにいろいろな問題を抱えていて、事件と関係あるようなないような、ちょっとした謎を解いていくうち、それらの問題も解決していくお話。
加賀さんのイメージがちょっと変わったかも。(今まで、もう少し暗い印象だった)