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月夜の晩に電信柱たちが歩きだしたら‥こんな発想は宮沢賢治ならでは。
発想?いえいえ多分賢治さんは見たのかもしれませんね、実際に。
でなければ「ドッテテドッテテ」と歌う電信柱たちの声や、
リズミカルな行進の描写は書けないですよね♪
竹内通雅さんの迫力のある絵は、充分に作品を盛り上げてくれます。
この絵って、小学生が夢中になって絵を描いた時のような‥そして
学校の廊下に張り出された時、金賞の紙が貼ってあるような‥
そんな絵で楽しいです。
あり得ない光景を「こんなふうにも見える」という宮沢賢治の想像力の豊かさ。
絵本にしたことで魅力が倍加しました。
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ドッテテドッテテ…
線路の横を、電信柱の軍隊が行軍を始めます。
あっちの電信柱もこっちの電信柱も…。
不思議な夜のお話です。
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異様な雰囲気だな。
月明かりの下、勇ましく行進するでんしんばしら。
敵は誰なの?
何のために行進するの?
ただただ異様。
月の魔力か。
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両手を広げた恭一君の登場で お話の世界に入り込みます。電信柱の顔の表情が 面白く 電気総長は威厳に満ちています。 宮澤賢治さんの文に竹内通雅さんの独特の絵が、さらに不思議なお話を広げていってます。
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「ドッテテドッテテドッテテド」というリズムが大好き。頭に残り、でんしんばしらが行進していく様子が目に浮かぶよう。
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「ドッテテドッテテ、ドッテテド、ドッテテドッテテ、ドッテテド。でんしんばしらが歩きだす。黄いろい顔の電気総長がやってくる。恭一が遭遇した奇妙きてれつ不思議な夜。」
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ドッテテドッテテ、ドッテテド…
不思議な掛け声にはじまる独特の言い回しや表現の仕方に惹き込まれました。
次の展開が気になり、いつの間にか子どもより夢中になって読んでいました。
仮に絵がなくてもその場で起きていることが目の前に浮かんでくるような感覚になりました。
また絵も美しく、物語の雰囲気を存分に表現してくれている素晴らしいものでした。