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チーズは・・・のスペンサージョンソンの新作。
山と谷があって、谷にいるときは山を見て、山にいるときは谷を意識して事にあたる。
つまり、辛い時でも前向きにいつかくるハッピーな時の為に努力する。ノリノリでも、それをなるべく長く維持するために謙虚に真実を見定める。
当たり前で、できれば世話ない話ではあるけれど、あらためてシンプルな言葉でこれでもかと繰り返されるとなるほどねとなるという本。
例えば「次の山に到達するには、自分の具体的なビジョン、つまり自分にとって意味があり、現実的で、本当に望めば達成できるビジョンをつくり、したがうことだと」
無謀な夢でなく、具体的現実的なビジョンを持って、それに向かって走れということだ。
結果的に、うまくいくのかどうかはやってみないといけないが、しっかり準備して努力している人にはその可能性が高まる。
個人的にはそんな冷めた考え方しかもってないんだけど。
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■概要
チーズはどこへ消えた、の作者が最近出した本。
小説仕立てで物事の捉え方について書いた本。
「山」と「谷」を比喩的に用いながら、人生のアップダウンについて、受け止め方や受け入れ方、捉え方について書いた本です。
■仕事に役立つ点
読みやすい本で30分もあれば読めるのでお手軽です。
つらい時の受け止め方、とか、考え方、というのは参考になると思います。
ものすごく新しい話しが書いてあるわけではなく、また、ワタクシ自身のもともとの考え方もあるので、シビレルほどヒットしたということは無いのですが、抽象的な話だけに、なるべく今の会社や仕事の状況と照らし合わせて考えてみると、それなりに味わい深いものはありますね。
会社は、チームは、自分は、今、「山」ですか?「谷」ですか?
どのように捉え、受け止めて、我々は対応すべきですか?
(はっせー)
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寓話なのか、ある程度リアルな話なのか、やや曖昧なところが読後感にモヤモヤを残してしまう。寓話なら寓話に徹して、例え話だけでまとめてくれたらいいのに。「チーズ」ほどはインパクトがなかったし、訴えたいことが分かりそうでいて、分かりにくかった。
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人間の人生においての『山と谷』とはなんであろうか?
『山と谷』は心の浮き沈みに過ぎない。
だから、心の中の山と谷は考え方と行動しだいで思い通りになる。
人生を歩むとき、
もしあなたが、山にいるときには、
『感謝と謙虚さ』を忘れず。
谷にいるときは、
『傲慢と恐怖心』をなくしなさい。
そして、歩き出しなさい。
『明確なビジョン』をもって。
【感想】
とても読みやすい本。
幻想の世界に生きるのではなく、心から本当のことを探したいと思った。
本当を基にすれば、未来への強固な基礎を作ることができるのだ。
という言葉は今の自分に一番響きました。
今時分が思っていることは「分相応」なのか?
それともただの高みであって、野心が覗いているのか。
今、もう一度考えて見ます。
『喜んで現実させようと努力できるビジョンを』
次の山に到達するには自分の具体的なビジョンにしたがうことだ。
きわめて具体的で、綿密で喜んで現実する努力ができるような
よりよい未来を満喫している自分を思い描こう。
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『頂きはどこにある?』(スペンサー・ジョンソン、2009年、扶桑社)
『チーズはどこへ消えた?(Who Moved My Cheese?)』の著者の本。
本書は人生における「山」(順調な時)と「谷」(逆境の時)における対処の仕方についてです。
考え方一つで山になったり谷になったりすること、谷を乗り越えるためには谷に潜んでいる利点を見つけだすことが必要なこと、谷は恐怖心であることなど。
本書に「ポジティブ」という言葉は一切出てこないと思いますが、本書を読んでいると、逆境の時にこそ何かを学べることがある、というようなポジティブな思考を持つことによって、順調な時に近づけるのではないかと僕は思います。人生のバイブルになりそうな本だと思いますね。
(2009年11月19日)
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「チーズはどこへ消えた?」に次ぐ待望の新作。前作がこのみな人にはたまらない、あいかわらず滋味深い訓戒がすっと懐に入ってくる。人生に必ず訪れる「山と谷」が話の根幹
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結果から言えば、とても心が軽くなりました。順境も逆境もしっかり受け止めて、自分を成長させてくれるその機会に感謝すべきだと思いました。
自己啓発本としては手軽に読めて、手軽に学べる良い本ではないかと思います。 『チーズはどこへ消えた?』を先に読まれた方には、あまり目新しさは無いかも 知れません。要は、気の持ち様で人は変われるというお話ですが、こういった物語 なら日本の昔話でも探せばありそうな気がします。
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なんか手頃なのがないかとさがして、目に付きました。
確か話題のチーズの続編だったと思い至り、即購入。
チーズを読んでいなかったので、新鮮でした。
仕事が苦しい時期なので、プロジェクトメンバーにも紹介しました。
自分は谷にいるのか、山にいるのか、お互いに確認しています。
すべては考え方しだい。
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この本を読むきっかけは「チーズはどこへ消えた?」という本を小学校時代に学んだことがあるからだ。予想通りに哲学的な内容だった。でも、筆者なりの話から言いたい道理と述べてきた。この本によって、老人と若者の話から「山と谷の対処法」を出た。「山と谷の対処法」というのは、たっだ私生活上ではなく、仕事中も含めている。山とは、一番いいところで。谷とは、一番悪いところだ。日常生活上、みんなもいつも「人の一生はいいこともあり、悪いこともある」ということと同じだとみてもいいと思う。本により、谷は消すことができないが、人の心や五感で谷にいる時間が短くできる。それは恐怖心を捨てることが大事だと分かった。この本を読んで、どんな状況でも高慢や恐怖をせずに、謙譲や自信が大切だと分かった。
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悪い本じゃないけど、良くも悪くも「チーズはどこへ消えた?」と比較しちゃうんですよね。まあ、しょうがないよね。
今回のテーマは、はたして寓話風にして紹介することなのかどうか?テーマ的には「チーズ~」に比べると苦しいように思います。したがって、言いたいことのテーマと物語がそれぞれ別の軸で分離したように頭の中に入っていく感じでした。
人生は山あり谷ありでしょうけど、徳川家康によると「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」ってわけですから、山というのは心にあるものというのは通ずるものがあるのかな?しかし、「チーズ~」の完成度から比較しちゃいけないけど、やっぱり、今回はそれほど心に響かなかった感じです。
ただ、ひとつだけ太字で書かれていることで、分かっているけど忘れがちなことがありましたので、常に手帳に書いて見れるようにしたい言葉がありました。
「山からすぐに落ちてしまう一番の理由は傲慢である。それは見せかけの自信にすぎない。谷からなかなか出られない一番の理由は恐怖心である。安楽そうに見せかけてはいても。」
傲慢と言わないまでも、どこかに油断ができるもの。自戒の意味も含めて書き留めておこう。
次は、厚生労働省が書いた「年金はどこに消えた?」って本に期待しよう(笑)
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「ポジティブシンキング」というものを全く知らない人には、わかりやすい入門書としてお勧めです。既に知っている人は、あえて読む必要は無いかと。
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前作の流れから話題の本ということで購入。
山を登る物語調に、格言を書いていく。
略の問題か、自分の解釈の問題か
素直に頭には入ってこず理解に苦しむ内容と感じた。
結果、今はまだはやいと積読すると決めました。
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前作のチーズはどこに消えた?よりかは良かった。ただこういった自己啓発本は正直あんまり好きではない。気休め程度に読んでみた。
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【目的】
すべては物事の捉え方次第だとはいうものの、今を不幸に生きている気がしてならない現状から脱出したいと思っており、ヒントとなるエッセンスを吸収するため
【引用】
・山と谷はつながっている。今日の順境で過ちを犯せば明日の逆境をつくり出す。そして今日の逆境で賢明なことを行えば、明日の順境を作り出す
・一とき一ときをあるがままに「真に」楽しみ、感謝することだ
・山とは自分が持っているものに感謝するとき
谷とは失ったものを求めるとき
・外部の出来事は、必ずしも思い通りにならない。しかし心の中の山と谷は考え方と行動しだいで思いどおりになる
・谷から出る道が現われるのは物事に対する見方を変えたときである
・正常な脈拍と同じで、山と谷は普通の正常な人生に月ものなんだよ
・順境に感謝し賢明に対処すれば、逆境はほとんど経験しなくてすむ
・谷の苦しみはそれまで無視してきた真実に気づかせてくれる
【キーセンテンス】
・逆境の中に潜む利点を見つけそれを生かす
・山に長くとどまるには、
・他の人にために尽くす
・謙虚さを常に持つ
・感謝する心を持つ
・エゴを捨てる
・山に到達した原因となった行為をもっと増やす
・大好きな人と一緒にいたければ、一緒にいたいと思われるような人間になる
・山にいるときは、物事を実際よりもよく思ってはならない
谷にいるときは、物事を実際よりも悪く思ってはならない
現実を味方にする
・具体的なビジョンを描く
【感じたこと】
谷だから成長するためのきっかけがたくさん見えて、与えられていることに気づかされる。今の状況を素直に受け入れて、「真実は何か」を考えたくなった
【学んだこと】
山・谷のない人生は死んでいるのと同じ。成長するためのエッセンスやこれまで大切にしてこなかったことは何かを教えてくれるための谷と、人生で与えられたモノに感謝する山の両方があるからこそ人生は旅のごとく続いてゆくのだ。
【行動】
ビジョンを作る
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「チーズ」よりは物語が複雑になっていて、物語らしくなってはいるけど、やっぱり何だか、アメリカンドリーム?
若い時の憧れや無茶はやれば何か掴めるかもしれない、成功を収めるかもしれない。
それを持続させることと、慣れて保守的になることは違う、何度も、山も谷もあるもんなんだ、そんな話です。
確かに「チーズ」の時に感じた、単純すぎる所や、そんなに簡単にいかないだろう、と思ってしまった所を補って、
あまりにむき出しなところを、優しく包んだ感じには出来あがっているみたいだけど、
やっぱりなんかスツキリしないのは、人それぞれの生き方、感じ方があるので、
判で押したように、こうすれば成功するんだよ、と言われてもね~って、思うのと同時に、
作者の幸せ、成功が、私の幸せ、欲しいものとは違うような気がするからでしょうね。