投稿元:
レビューを見る
現場の知恵が詰まっていると思いました。
津波防災活動については,スマトラ島2004年のほか
明治三陸大津波1896年:26060人, 1933年:2995人,1960年:105人
と海外,日本の津波について紹介している。
津波情報の伝達経路が2つあることも紹介している。
管区気象台,地方気象台,都道府県,市町村,住
報道機関,テレビ,ラジオ放送,住民
ある調査では,90%の人が,「来ると思わなかった」か,「それほど被害をもたらすとは思わなかった」とのこと。
1生のうち1回か2回しか津波に合わないためだとのこと。
三陸では,「津波てんでんこ」という言い伝えがあり:僅か数歩の違いが生死を分けるとのことだ。
また津波避難で逃げ遅れた人には4つの分類があるとのこと。
避難しなかった人,できなかった人(障碍者,高齢者)
事情があって遅れた人,着替え,車の鍵を探す,荷物の運び出し
ゆっくり歩いて避難(非難になっている誤字)した人,
一旦避難したものの再び家に戻った人
過去の津波で,安全な場所を確かめる
震度5以上の地震はひとまず避難してラジオを聞く
5分が勝負トの事。
海岸から直角方向の高台,ビルの高層階へ逃げるとよい。
病人,高齢者以外は徒歩で
水門等の自動閉止装置の設置があれば,水門を閉じに行かなくてもよい。
とても勉強になりました。