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2010/4/29 読了(2010-025)
元暴走族の過去を持つ消防隊員、生田は、周囲も認めるベテランの運転手。だが、二カ月前に異動してからは、慣れない救急車のハンドルも握らなければならなくなった。そんなある日、路上で倒れていた男を車内に収容したところ、突然、その男、悠木がナイフを手に救急隊員のひとりを人質にとる。同じ頃、警察とTV局に謎の男から犯行声明が入った。男は、悠木の家族を人質にしていることと、悠木に爆弾を持たせていることを告げ、二億円を要求する―。
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救急車がジャック
犯人はかつて本人や、身近な人が
死や怪我を負った人たち
救急車のジャックで
恨みを晴らすのは間違ってる
でもこれは小説
元暴走族の生田
女性隊員の救急への誇り
縦割り社会
救急医療の現実との葛藤
救急隊員の思いが描かれる
人はお互い助け合い
理解しあい
相手のことを思いあって
生きていけることがいいなぁと感じる
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隊長の筒井、機関員の生田、救急隊員の森が乗る救急車がジャックされた。犯人の要求通り、指定時間までに指定された病院へ着かなければ、車内の爆弾が爆破される。
救急車ジャック事件に、無線受信マニアからの視点を追加して、テンポよく読めます。
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あっという間に読み終えました。。
頑張るだけではどうしようもないけど、みんなが頑張っている。救急隊員さんも消防士さんもガテン系の職人でした。
人物関係整理に『鎮火報』を読み返そうかなぁ・・
たしか出てきた。。
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スピード感溢れるストーリーに一気に引き込まれた。自分の仕事に誇りを持ってて、一生懸命な人ってかっこいい。あと物語とは関係ないけど、台詞の文末の「っ」の多用が気になった。自分 神経質すぎ?(笑)
'10.09.23.読了。
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映画になってほしいと思える作品。海堂尊さんの本でもそうだけど、日本の医療や救急の現場からの警鐘に思えた。
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似たような話を読んだことあるような。登場人物のキャラがいいので読みやすくて面白かった。消防隊や救急隊って尊敬します。
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読んでいると「あれ?有川浩だったっけ?」と何度も思ってしまうほど、特徴の良く似た著者でした。
救急車のハイジャックストーリー。
男子がみんな男らしくて優しい。女子がみんな美人。
話しは面白かったけど、ちょこちょこ出てくる、美人協調・レディファーストがちょっとメンドクサイ。
サイドは少しでいいから、メインストーリーを全面に!と言うのが正直な印象。
事件の動機や行動はよくできていたと思う。
救急隊への不平不満は一般人にはやはりあると思う。その裏で、救急隊員がいかに頑張っているかを知ることも大切だと思うし、物事は片側から見るだけじゃダメだと思うので、そういう意味でも良い作品だったと思う。
それなりに面白かったけど、ラストは都合よすぎ?
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日明 恩 (たちもりめぐみ)
双葉社 (2009/10/21)
最初入り込めなかったのに途中から時速80㎞で走り続ける救急車に乗って走っていた
面白かった!
緊急医療の社会問題をサスペンス風にえがいている
スピード感があるので読み手もノンストップ
シリーズではないのですが ちょっと出てくる人物が他の作品の主人公だったりするようだ
テーマは重いのだけれど 後味良くページを閉じた
≪ 救急車 痛みと焦りが 走ってる ≫
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救急車が乗っ取られる。
緊急無線を聞く少女。
暴走族上がりの運転手。
キャラが良い。
スピード感、緊迫感が良い。
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救急車ハイジャック爆弾事件。
これは良作。救急救命士という職業に焦点を当て、救急医療の実情と課題を題材に、正体も動機も不明な犯人との駆け引きがサスペンスとしての緊張感を与え、救急車が都内を爆走するアクションとしての高揚感も内包する。キャラクターが活き活きしているところなんか少し有川浩作品に似てるかも。確かに、これは是非とも映像化して欲しい作品。バリバリのアクションで。
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一気に読みました。おもしろかったー!
社会問題に絡めつつ、ものすごい疾走感。読み出したら気になって止まれない。
そんな本でした。
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おもしろかったー!
まずエンタメとして読んでいてすごく楽しかったです。「救急車がジャックされる」「爆弾が積まれてて走り続けるしかない」というサスペンスな状況をユニークなキャラクタを生かしてスピード感あふれる展開で描写して、どんどんがんがん読めてしまう。
そしてそのなかに、現代の救急体制における問題点がさまざまに含ませられていて、それがまた物語を深くさせている。ただサスペンスじゃなく、問題提起がされていて、考えさせられる。巧いです。
若干視点が揺れていて、今だれの視点、と思うこともあったけれど、それは瑣末なこと。クライマックスはほんと、映像で見たいなと思いました。
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有川浩がブログで薦めてたから読んだ一冊。
救急車がジャックされてノンストップで走り回る。スピード感はあったし一気に読めた。
救急車や消防隊の規則や設備など詳細まで説明されていて面白かった。日本の制度の問題点にも言及されていて勉強にもなった。
ただ、展開や動機がやや読めてしまうかなぁというのがちょっと残念だったかも。
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救急車がジャックされる!
爆弾が積まれ、
目的地までノンストップで時間通りに行かなければ、爆発してしまう。
無線は傍受され、
報道規制もなくマスコミに追われる救急車は、
サイレンを鳴らしながら
都内を駆け巡る。
消防署勤務で
救急車の運転をしている
生田は元暴走族。
望むところと、
勝負を受けて立つ。
ミッションはクリアできるのか??
犯人の目的は?
また、
救急隊員の
本当の意味での
ミッション(任務)とは?
スピーディーで
面白いお話だったので、
一気に読みたかったなー。
読める展開ではあったけど、
生田がとにかく男前。
妻の冴子はもっと男前。。
救命救急の受け入れや
救急車出動の現実は問題視されてるけど、
解決することの難しさを感じました。