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読書をもっと、深く確実なものにするための
技術と思考について書かれた本。
技術面に関しては、他でもよく言われていることが
書かれていたので、そんなに目新しくは感じなかった。
しかし、その中でも
「作者が目の前で自分に語りかけてくれている」という意識を持つということは
ある意味、なるほどと感じた。
作者は、読書を心から愛しているのだなと、いたるところで感じる。
単に金儲け主義に走るような読書ではなく
それ以上に、人間性の極めようとされている感が伝わってきた。
読書する前に、その本に対して興味を持ち、
全体内容の枠組みをたて、その本を読むことの目的を
いかに意識するかが大切であるか。
当然のことだが、習慣化できているかと言われると自信がない。
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著者は全く知らないが、ビジネス書としてではなく、読書論として読んだ。
特に目新しい箇所はあまり無かったが、
・読書空間としての書斎の演出方法
・アウトプットの方法
は詳しく読んだ。
トータル的には良かったし、もう一度読みたいと思う。
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良書。
本は目的意識をはっきりさせて読む。
自分にとって重要なところには線を引く。
理解したい本は、何回も、読む。
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読書について、技術篇と思想篇とに分けて書かれている。
著者は本だけでなく、日々のあらゆることを面白く読めているんだろうな、と言うことがにじみ出ている。
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■概略
著者は冠婚葬祭会社サンレー代表取締役社長にして、
北陸大学でリベラルアーツを教える客員教授。
年間700冊を読み月間10本の連載をこなす現役の経営者が、
「読書」における技術と思想について独自の視点から語っています。
■感想
本作は読書にける技術を紹介する「技術篇」と、
読書における(著者の)思想を紹介する「思想篇」の前後半からなります。
技術篇では
・読む前に著者のプロフィールを調べることで
語り手をイメージできるようになり、内容が頭に入りやすくなる
・最初に目次をよく読んで全体のアウトラインを掴むことで、
全体の流れを見失うことなく論理展開を把握することができる
・赤ペンを使い重要な部分を「見える化」することで
インプットをより効率的に行うことができる
といった、至極当たり前のことではあるが意外と実践できていない事柄について
言及しており、改めて自分の読書方法を見直す機会になりました。
そして後半の「思想篇」はまず、最近流行りの「~リーディング」や
「年収が10倍になる読書法」といった本についての批判に始まり、
次に著者が読書から何を学ぶことができたか、なぜ学ぶことができたか等の
体験談という構成になっています。
が、この部分は完全に「著者の意見」であり、
特に最近流行りの読書術的な本に対する批判は本当にただの「批判」に終始していると感じました。
この著者の読書に対する情熱はすさまじいものを感じましたが、
逆にただの「読書バカ自慢」的な側面もあったように思われます。
「あらゆる本が面白く読める方法」というよりは
「あらゆる本を面白く読むことができている私の考え方」というタイトルのほうが適切かと。
あと、著者が冠婚葬祭の会社を経営してるせいか、
話が若干スピリチュアルな方向に行きがちだったのも気になりました。
以上、読書術的なものを学びたかった私にとっては正直物足りなかったため、
評価は60点と低めにしました。
■一般的見解
技術的な面でどうこうというよりも、著者の読書に対する情熱や愛情といったものに
共感したという声が多数見受けられました。
そこに刺激を受け読書に対する姿勢が変わったという声もあるほどで、
評価は比較的高いようです。
■総括
年間700冊もの本を読む著者の思想や技術、体験談を噛み砕いて説明してくれています。
ただ、良くも悪くもいわゆる「速読本」や「読書技術本」ではないので、
そこを勘違いして読むと損をした気分になります(私の場合はそうでした)。
読書の意味、古典の存在意義といったものに対する著者の意見に興味があれば、
一読の価値はあると思います。
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書評はありません。
◆本から得た気づき◆
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その分野をカバーするには、最低10冊以上読むこと
本を愛せば、本から愛される
数学に強い社長になろう
中国古典=実学
偉大な偉人たちは、膨大な量の本を読んだ
「読書」=最大の効用=「教養」=人間的魅力
自分の柱の1つ=「本が好きで好きで仕方がない」
あなたの「志」を生むのは=「読書」
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◆目次◆
プロローグ
本の読み方がわからない!
書店を賑わせる噂の読書法たち
その本を読んで、年収増えましたか?
本は最強の経営コンサルタント
人間を幸福にするメディア
第1部 技術篇
本が読めないのは頭が悪い......わけではない
著者像を具体的にイメージする----読む前の準備1
目次読みの重要性----読む前の準備2
「まえがき」を熟読する----読む前の準備3
本に線を引く----読む技術1
アウトプットをイメージする----読む技術2
読み返しの作法----読む技術3
あらゆる本を面白がる技術----読む技術4
難しい本は染み込ませる----読む技術5
「読み終える体験」を記憶する----読む技術6
読書の場を演出してみよう----読む前の準備7
本との出合い方、本の選び方 ----読んだあとの展開1
興味が果てしなく広がっていくDNAリーディング----読んだあとの展開2
第2部 思想篇
速く読んで得する本、速く読むと損する本
読書でお金は儲かるのか?
社長の読書 なぜわたしは古典を読むのか?
最強の勉強法、天才になれる読書
「死ぬのだって怖くなくなる」癒す読書
読書の効用 教養としての読書
極私的読書体験を明らかにする
あとがき
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/31b544ad39eb2c89.png
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フォトリーディング。面白いと感じた。高速リーディングではこれは速読では勿体無いと思えるほど面白かった。一条真也の読書論。本をこよなく愛するのは、人を愛するゆえではないかと感じた。一条氏の本に対する思いと感動が共有できる一冊。あまり読書をしない人にもお勧め。本好きになれるかも。
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ある程度読書習慣のある人には、不要と思われる。
著作が好きとかでなければ。
後半部分にスピリチュアルな内容が多い。
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「本は心を太らせる食べ物」なんだとか。著者の写真やプロフィールからイメージを膨らませて、読書にとりかかるというのは新しい発見だった。
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以前読んだのを再読。
読書の面白さがヒシヒシと伝わり、たくさんいろんな本が
読みたくなる。しかし、睡魔に勝てない。
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レイアウトがおしゃれ。
技術編と思想編に分かれている。
参考文献も多く、読書ガイドとして参考になる。
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本書は技術篇と思想篇の二部構成で展開されています。
私も過去に速読セミナーを受講したことがありました。
技術篇では共通する点が多く速読術としても実用性はあると思います。
共感した点は読書の目的やテーマによって読み方があるということです。
思想篇では歴史的な偉人や有名人の多くが読書家だったことがわかります。
また著者の本に対する気持ちいいくらいの愛情が伝わってきました。
それらが読書へのモチベーションを非常に高めてくれます。
読書術の本はたくさんありますが、
読書を楽しもうという原点を気づかせてくれる良書かと思います。
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この人、よほど読書好きの人らしい。
あやかりたい。
論語読みたいな。
日本人がみな論語を学ぶようになったら、世の中変わるだろうか。
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目次の活用、アンダーライン、速読に対する否定的な姿勢、読書の最大の目的は自己を高めること云々等、特に私が求める情報・目新しい主張は特になし。
ドラッカーと孔子ゴリ押しは勘弁して欲しい…。「看板にやや偽りあり」という感じ。
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2013/11/3読了
最初のうちは読書の方法について書かれており読みやすかったが、途中から論語などの古典をべた褒めしだしたり、教養について書かれていたりして、読むのがつらくなっていった。すべてを読書術の解説で終わらせてほしかった。本が大好きな方であるのはよくわかった。