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ゴミ箱から失礼いたします みんなのレビュー
- 岩波 零 (著)
- 税込価格:638円(5pt)
- 出版社:メディアファクトリー
- 発行年月:2009.11
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紙の本
主人公は常時ゴミ箱の中。異様な状況と会話が楽しい
2010/02/10 00:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もりそば - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の萌太は、ゴミ箱に突然見入られてしまい、その中に入り恍惚をおぼえた。
我に帰ると、もう抜けられなくなってしまっている。彼は妖怪「ゴミ箱男」になってしまったのだ。
萌太は、毒舌少女である水無の協力のもとに解決策を探す。
「ゴミ箱に常時入ってる主人公」というのも、たぶん世界初でしょうが、設定をしっかり活かしております。
「なんでお前はゴミ箱に入っているんだ」と家族会議を開かれたり、スケボーに乗って移動したり。
そういう、しなくていい苦労を、主人公が耐える姿が非情に楽しい。
あと会話が面白い。主人公がセリフや地の分で突っ込むのですが、強すぎず弱すぎず絶妙。ボケ役も、毒舌ヒロイン達がいい仕事をしてくれてます。
「化物語」の会話が好きな人は楽しめると思います。テンポいいし。ヒロイン毒舌だし。
この巻の最後で、「妖怪ゴミ箱男」問題は解決してしまうのですが、何とか、主人公にはゴミ箱に入り続けて欲しいものです。その設定から生まれる異様な状況が、実に面白かったので。
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