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勇気をもらった。
自分、ぼやぼやするな。
可能性は無限にある。
目が覚めた気がした。
もっともっとがんばれる。
未来に対してすごく希望が持てた本。
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東大に入学して、さぁこれからという時に、多発性硬化症という難病の宣告をされてしまった著者。
その瞬間、自分の輝かしい未来が一気に崩れ落ちてしまった。
しかし、著者は自分が難病になってしまたことさえポジティブに考え、
難病にかかったから自分だからこそできる事があるのではないかと、
新しいことに懸命にチャレンジし続ける。
病気で体調が悪いときもある。
入院しているときもある。
病気のせいで、何かやると人よりも疲れやすい体質のため、帰宅したら
何もせずに寝てしまうときもあるが、それでも常に前を向いて頑張り続ける。
自分と同じ難病を患った人を救済するための基金やビジネスを構想するが、
周囲からは酷いバッシングを浴びせられる。
それがストレスとなって、体調が悪くなることがあるが、それでも負けずに
常に前を、常に外を見て行動し続ける著者の姿から多くのメッセージを
読みとることができる。
学生から社会人になって一年が経ったが、僕はこの一年で社会の厳しさを強く感じた。
何か新しいことをやろうとしても、上手くいくのは10個に1個あれば上出き。
ほとんど失敗する。
この一年間、とにかく失敗してきた僕だが、その失敗の度にエネルギーを失ってきた自分に気づいた。
そして、気がついたら、勝手に「限界」というものを作っていた。
「自分にはまだ早い」
とか
「会社のルールだから」
とかとか。
著者は、常に勝手に限界を作らないよう考えて行動している。
どんなに失敗しても、「できない」とは絶対言わない。
僕はこの一年間、失敗は数多くしてきたが、今考えれば、どれもそんな大したことはない。
「限界を作ってたまるか」と、社会人2年目に改めて決意させてくれる本でした。
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尊敬している知人の著書です。
1ミリも偽善的でなく、等身大の彼女の日常が書かれています。
彼女の存在が、多くの人の希望になればいいと思う。
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弁護士になる夢を実現するために入学した東大で、一万人に一人が罹患する難病「多発性硬化症」を宣告された内藤佐和子さん。
多発性硬化症は、中枢神経系の病気です。神経を覆っている髄鞘というカバーが壊れて、神経がむき出しになってしまうことで、さまざまな症状が現れます。一度かかったら一生治らない難病だと言われています。
どの部位の髄鞘が壊れるかによって、出る症状が変わります。目が見えなくなったり、手足が動かなくなったり、排尿障害が出たり……。
明日症状が出る場合もあるが、高齢になるまで発症しない場合もあります。
どんな場合でも患者は、難病と指定された自分の身体と折り合いをつけて生きていかなければなりません。
難病になり、発症のリスクを避けるために、医師のすすめで、佐和子さんは弁護士になることを諦めます。
「弁護士は医者と同じで、人が不幸に陥ったときに手を貸す仕事だから、ストレスもたまりやすいでしょう。そうすると悪化する可能性もある。諦めた方がいいでしょうね」
しかし、「難病」になったからこそ、知ることができたこともあります。
難病になってから、「命」や「仕事」、そして生き方についても考えるようになった。
もし、病気になっていなかったら、今よりずっと自分勝手で傲慢な人間だったかもしれない。好きなように生きて、わがまま放題で、結婚もせず、気づいたら一人ぼっちの人生を送っていたかもしれない。
難病を抱えていても、身体が動かなくても、車イスでもできる仕事を求めて、ビジネスプランコンテストに応募し、優勝。難病治療を目的としたビジネス設立します。
「難病」と宣告されて半年間でここまで人生が変わるものかと思うほど、エキサイティングで面白い毎日を過すことができた。
「もうだめだ」と、とことん落ち込んだときもあったけど、自分に「挑戦」しようと前を向いたら、人生がすごく充実してきたのを実感した。
パワフルに人に会い、話をし、企画を立て、実行する。
難病でもできる。
難病でも人生楽しめる。
難病でも人生変えられる!
彼女にとっては、「難病」は、人生の足かせではなく、前へすすむ推進力となっています。
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概論
東大法学部(文一)に入学した直後、難病である多発性硬化症にかかっていることが判明。多発性硬化症とは、いつ何がおきるか分からない難病。明日目が見えなくなるかもしれないし、明日歩けなくなるかもしれない。今現在、幸いなことに特に症状は出ていないらしい。
常に「自分ってラッキー」と思い、つらいことをのりこえながら、「いつ死ぬか分からないんだから」と、究極にアクティブに行動を続ける。ビジネスコンテストで優勝し100万円獲得、基金の設立、出版甲子園出場など。
感想
素晴らしくアクティブで、やっぱり自分にもっとも欠けているのは「行動力」であることを実感。しかし、本としては、時系列で書かれていないので読みにくい上に、何度も同じことが出てくるので(もちろん、それほど著者にとって重要なことなんだろうけれど)、正直あきてしまった。
メモ
・私は本が好きでいつも読んでいたけれど、本当に「ただ分かった気になっていた」だけだった。
・毎回、毎回、「これで会うのは最後かもしれない」と思うと、気持ちはおのずと優しくなった。
2010年9月23日 読了48(41)
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私だったら、難病にかかったら絶望して
頑張る人生なんて送れないと思う。
当たり前のことは、失ってからではないとなかなか気付けない。
失う前に気付けるような生き方をしていこう。
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大学に合格したその年に多発性硬化症(MS)にかかった東大生の彼女が、どういう活動をしているかという手記です。正直、どういうわけか共感はあんまりしませんでしたが…。
彼女と私は同じアメブロでブログを書いているらしく、以前、彼女が実際に僕の書いているブログに足を運んでくれたようです。著者の内藤佐和子さんは、現在はどうなのかわかりませんが、この本が出版された当時、東京大学に在学しながらさまざまな活動をなされている方で、現在では起業されている模様で、彼女のこれまでの半生がマンガにもなられたようです。
彼女のことをはじめて知ることができたのは大学に合格したその年に多発性硬化症(MS)にかかり、闘病の様子や近況が書かれているという彼女が書いた手記を
読んだのがきっかけだったので、病気のことについては素人でかつ、第三者の僕が云々言える立場じゃないのでここでは触れません。僕は彼女の著作をさらりと読んだせいなのかもしれませんが、
あんまり強く心に残っていないのです。こういうことはないのですが、強いて理由を挙げるとするならばあまりにもさらっと読めるからかもしれません。紹介しておいてどうなのかと思うんですけど。
でも、彼女のバイタリティーには正直、脱帽です。よろしければどうぞ、という表現にととめておきます。
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出版甲子園入賞作品!
東大法学部に入学直後に訪れた、突然の悲劇。
絶望と不安の中で新しい世界に足を踏み入れた著者の、つらいときでも諦めない姿勢に勇気をもらいました。
オススメの一冊です。
【熊本学園大学:P.N.千歳】
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各臨検値にも問題なく、CTにも影がなく、とりあえず健康です。ほっとしたし、もっと大事にしないとね、健康を。
この本は、実際の「難病」の「多発性硬化症」を患っている方の様々なお話。
前向きな姿勢、前向きでいなきゃいけない姿勢。
ひと言の感想にはできないけど、読んでよかった。
「難病」の患者さんにはおそらくみんな一度は出会っているのだと思う。割合的にも。
僕も出会っている。出会ったし、うん。。。なんでああいう風にしかできなかったんだろうな。。。
生き方だったり、想い出だったり、いろいろな感情を抱かせてくれました。
「ラッキー」って思って口角あげていこ!あげれるようにしていこ!
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彼女は病気になって「ラッキー」だと言っている。本音なのだろうか。
東大生だということもあり 志も高く、意識も高い。
普通は自分の病気の活動にあんなに精力的に動けない気がする。彼女をそんなに気持ちにさせているのは何の力なんだろう?