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勝間和代氏が「会社員必読」などと帯に推薦文を寄せているが、必読というほどでもない。
フォロワーシップより、リーダーシップを学び、自分をリーディングする方が良いと思う。
フォロワーが読むより、リーダーが読むべき書だと思う。
この本に書いてある助言を本当に実行するには、リーダー以上に自分を成長させておく必要がある。
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ナンバー2としてのリーダーの立て方、関わり方がよく分かった。
将来、接し方に悩んだ場合のバイブルとして、保管とする。
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日経アソシエで紹介。
前の上司に困っていたので気になります。
上司ではない私には、等身大な目線だと思って。
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(S)
リーダについていくフォロワとしての価値観の持ち方や行動様式のあり方を語った本。
リーダ原理主義や、リーダ万能主義的な考え方に疑問を唱え、フォロワの重要さを説いた主張として共感できる。
フォロワがリーダに対して異議を言う時に、どのような言い回しをしたらよいかなど実例的な事例が紹介されており、イメージがつかみやすい。
「リーダ」「フォロワ」といいつつも、その人たちの組織的階層レベルは相当高いところを想定している(社長と社長室長とか)ため、係長とペーペーといった関係には当てはめにくい事例もあるが、総合的には参考になることが多い。
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◆リーダーとフォロワーは、同じ目的を別の立場から見ている仲間であり、単
純な上下関係ではない。
◆互いに影響しあい、”変わり”、”育ち、”成果をあげる””
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普段私たちはどんな気持ちで組織に属し、自分の役割を理解し、その能力を発揮しているのでしょうか?上司との関係はそこにどう作用しているのでしょうか?上司の考えをどこまで理解できているのでしょうか?自分の考えはどうでしょうか?いかにそれらを有機的に結びつけ、組織の目標達成に貢献するのでしょうか?
この本が言うところのフォロワーシップとは、決して「後をついていく」というものではなく、リーダーをいかに支えながら、自分も能力を発揮し、時にはリーダーに言いにくいことも伝え、リーダーから信頼を受ける存在の仕事をすることだと理解できます。
この信頼を築くことが重要で、そのためには独りよがりなフォロワーシップは成立しえないと思う。フォロワーもリーダーの立場や考えを理解して、リーダーを助ける動きができると良い。それができると、自分がリーダーになったときに、困ることが減るだろう。
この本でも書いてあるように、リーダーは忙しいだけでなく、孤独な存在である。注目を浴びるのはもちろんだが、容易に批評の的にもなる。批評することは誰にとっても簡単なことで、そんな状況の中で長所を認識しながら助けていくことは難しい。しかも、責任あるリーダーに対しては。
自分の経験でもそうなのだが、ある組織のリーダーになると、意見が入りにくくなる。よって、自分から意見を求めに奔走するのだが、組織が大きくなったり、課題の数が増えれば増えるほど、一人で対応できるスピードや量には限りが見えてくる。しかも、人や課題は、増えるほどにその組み合わせは膨大な数になっていくから、難しいと思える局面が加速度的に拡がっていく。
優秀かつ勇敢なフォロワーは、そんな状況におおいに役立つだろう。
僕が最初に勤めた会社の最初のマネジメント研修の言葉が思い出された。「あなたたちは、今日から戦略的な参謀を目指してもらいます・・・」
ちょっと古い表現ではあるものの、日本語では参謀という言葉が馴染むのではないだろうか。「参謀」にどれくらいの「責任」や「信頼」があるべきなのかは、人によって感じ方は違うのかもしれないか、僕は自分がやる仕事には責任を負っているし、信頼されないと上司にモノも言ったところで受け入れたり、議論のテーブルにつかせてもらえない、と思ってやってきた。つまり、考えを言うだけの参謀ではなく、自らも先頭に立って物事を動かせるくらいの力量を身につけ、リーダーを助けるのである。
リーダーという言葉や肩書きにこだわる人は今でもたくさんいるだろう。しかし、どんな肩書きでも、そして上司を支える立場でも、リーダーシップは発揮できるし、物事は動かせるものだと強く思う。
ボクのブログより:http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20100116/1263633617
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フォロワーとしてリーダーとどのように信頼関係を築くのか、よく理解できた。分かりやすく書かれているし、ポイントは箇条書きされている。
フォロワーは、リーダーと組織の共通の目的を共有して、それを達するために勇敢に行動するという点が記憶に残った。様々なリーダーや、フォロワー同士での付き合い方が書かれている。当たり前のことが書かれている部分もあるが、これだけ簡明に書かれていると気持ち良い。やりにくい場でも、ぐっと感情を抑えて自制心をもって勇敢に行動することの大切さがよくわかった。抑えることは難しいけれど、頑張っていきたい。
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仕事をする上で悩ましいことがあった。
担当業務をこなす上での自分のポジショニングについてだ。
ルーチンの仕事は確認をするまでもなく、淡々とこなす。
イレギュラーがあれば主担当に確認をする。
補助業務メインなので当然のことだと思っていた。
しかし、主担当が替わってから、私は殆ど業務についての指示を受けた覚えが無い。
私からの確認・許可などの一方通行のような気がしてならないのだ。
もちろん、口をあけて仕事を待っているつもりは無いが、自分が何をどこまでやれば良いのかわからない。
大変そうな主担当のフォローをしたくても、(私からしてみると)とりつく島もなく、隣にいるのに何をしているのかよく判らない状況になった。
自分の業務姿勢がよくないのか、言い方が悪いのか、どうすれば状況を変えることが出来るのか・・・。
そんな時に見つけたのがこの本だった。
答えが欲しくてとにかく読んでみた。
が…。
翻訳された文章の相性もあるのだろうが、いささか読むのに苦労した。
また、内容的にも読む進むのに苦労した。気持ちが萎えている時やイライラ・カッカしている時は冷静に読むことが出来ないので、落ち着いている時に少しずつ読み進み、結局1年近く掛かってしまった。
勇敢なフォロワーという存在は非常にうらやましく、かつ憧れるものだ。
しかし、著者の国では“モノ言う部下”がアリだとしても、これをそのまま日本に当てはめるのは少しムリがある様な気がする。
それは、本文中の具体的な事例についても同様だ。
まあ、他の人にとってみれば、もしかしたら実際的で有用な事例なのかもしれないが。
とはいえ、書中にあるように、実務的・専門的な知識を備え、必要に応じて意見を述べ、モノ申すことの出来る存在は日本の社会でも必要であろう。
お互いの立場を尊重しつつ、意見を言い合う関係。
当然、そこにはただ後ろについて従うだけでなく、責任を持って共通目的を果たそうとする意思を持つ必要がある。
やはり憧れる働き方である。
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異動先が主管するある教授の最終講義に出席。
Brain science institute所属の先生である。
今の仕事と畑が違うので当然話を聞くのはじめてだ。
内容は、一般向けの内容でかなりおもしろい。
テレビで脳科学が流行っているけれど、それとは違い、
大衆的過ぎずに、現状の研究成果と今後の見通しが紹介された。
学者の最終講義だからガチガチの専門用語ばかりかと思いきや、
海馬を鍛えよう。夜寝る前に暗記しよう。などtipsがたくさん。
もうしばらくすると新部署で仕事が始まる。
self brainwashingのひとつとして表題の本を読んでみた。
漠然と今の職場よりフォロワーとして行動しないと
周囲と衝突するのではないかという想定の下でのこと。
リーダーは、フォロワーの独自性を否定せずに、
勇気・力・誠実さ・責任感・貢献の精神を発揮する環境を
整えることが肝要と説く。
が、そのようなリーダーばかりだと苦労しないよなと心の中でぼやく。
今日の組織には、いくつにも分かれた部署が、
流れ込んでくる多種多様な情報を、
組織の計画と目的に沿って処理し、迅速に対応することが求められる。
これにはリーダーとフォロワーの適切が関係が必要。
そこで、「勇敢なフォロワーに求められる五つの勇気」が紹介されている。
・責任を担う勇気:自らの価値を生かす機会を見つけてつくりだし、
可能性を発揮して役割を全うする。改善も忘れない。
・役割を果たす勇気
・異議を申し立てる勇気:共通目的を重視
・改革に関わる勇気
・良心に従って行動する勇気
リーダーとの良好な関係は、
戦略的行動から生まれるのではなく、
誠実に相手を思いやり、様々な経験を経て、
互いに信頼を築いていく過程で生まれる。
そうそのとおり。あせらずゆっくり職場になれるよう努めよう。
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考えてみたら、社長になるまで、みんなずっと部下なんですね。
かつ、組織で動くためには、いかにうまく動くかって大事かも。
マネジメントの本は、たくさんあるけど、部下の本って
なかなかないので、
参考までに。。
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上司の取り扱い説明書、コーチングの~、とを併せて読むことをおすすめします。
リーダーシップは限られた人にしか実践できないかもしれないが、フォロワーシップであれば、だれでも実践できるのではないかと思っている。
リーダーシップよりも、フォロワーシップに企業も注力をそそげば、入社数年の新人社員が、上司の実態に幻滅し企業をさる事もすくなくなるのではないだろうか。
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感想はこちら → http://mdef.blog29.fc2.com/blog-entry-107.html
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部下と上司、じゃなくて、リーダーと目標を同じにし、リーダーのサポートをしつつ、自分もある部分でのリーダーとしてどう動けばいいか。リーダーの強い求心力をフォロワーが補佐できるように。
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一般的にリーダーシップの不足が指摘されることはあるが、フォロワーシップについて指摘されることは少ない。この本を読むと、フォロワーシップの大切さに気づく。「勇敢なフォロワーがパワフルなリーダーの未熟な言動と向き合うことは、弾の入った銃を手にした幼い子どもと向き合う状況に似ていて、銃を置くように諭している最中に撃たれる恐れがある。完成された大人として扱い、自尊心を大切にしながら、未熟な言動に異を唱えるには、フォロワーとしての熟練した腕が求められる」という文章に本当にその通りだと納得する。本当に身の周りには、こういったちびっこギャングが沢山いて困る。(ま、ときどき自分がそうかもしれないけど・・)この本は優れたフォロワーになるための勇気がわく良書だと思う。
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レビューというより読書メモです。
P9
「勇敢なフォロワー」という考え方
リーダーとフォロワーの関係において危険なのは、リーダーの解釈が優先されるという思い込みである。
リーダーかフォロワーのどちらかがそう思い込んでいると、両方が危険にさらされる。
リーダーは、多様な意見を積極的に受け入れたり、他人を励ましたり、フォロワーの反論を受けて学んだりする機会を全て失うことになり、
一方のフォロワーは、独自の考え方と健全な意見の衝突をあきらめてしまう。
その二つがなければ、創造性に富むプロセスを維持することも、革新的な展開を勧めることも望めない。
P12
勇敢なフォロワーに求められる五つの勇気
責任を担う勇気
役割を果たす勇気
異議を申し立てる勇気
改革に関わる勇気
良心に従って行動する勇気
P19
フォロワーとリーダーは、ともに目的を中心として、そのまわりをまわっている。
つまり、フォロワーはリーダーのまわりをまわっているのではない。
P22
リーダーの性格がどちらに傾くかは、フォロワーの資質と勇気に大きく左右される。
リーダーの強みをさらに伸ばし、弱点を調整することができれば、私たちはリーダーシップの原石を磨き、その輝きを最大限に引き出したことになる。
勇敢なフォロワーシップの要素
P24
フォロワーの役割の遂行
リーダーや利害関係者(ステークホルダー)のためでなく、自分のためだけに働くとしたら、それはフォロワーではない。
組織のエネルギーを吸いとって、自らの目的のために使おうとする利己主義者である。
P25
フォロワーの忠誠心
かつて、生涯にわたる主従関係が当たり前だった時代・・・
今や忠誠心は、自分を表現する行為となっている。
自分をその対象とすることも可能であり、困難を乗り越えようとするときには、それが大きな力となる。
忠誠心をもたないようになると、自分の利益だけを追い求め、人に迷惑をかけても平気な人間になってしまう。
P26
リーダーシップとフォロワーシップが、どちらもスチュワードシップ(世話役としての責任と奉仕の精神)に満ちていれば、
忠誠心は組織の目的と利害関係者に正しく向けられることになる。
P40
私たちも、私たちが支えるリーダーも、肩書きと本質は別物である。
どちらも天分と不足、不安と夢、強さと弱さを兼ね備えて人生を生きている。
リーダーとフォロワーが人間性の本質を忘れなければ、相手を軽蔑したり、恐れたりせず、互いに尊敬の念を持って付き合うことができる。
肩書きやうわべの装飾や権力でなく、内側にある人物そのものを見る努力をしなければならない。
その特別な役割以外の部分で、リーダーはいったいどんな人なのか、それを見るのだ。
P58
フォロワーシップのタイプの図
パートナー、実行者、個人主義者、従属者
P68
自分の生活管理と健康管理をおろそかにしてはいけない。
長期的に見れば、それによって共通目的の達成に華々しく貢献するか、それとも 志半ばで壊れたり、消えたりするかが決まるのだ。