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「場所はいつも旅先だった」の後に続けて読んだ。いっきに読んだからか読み疲れてすまった。パリ、台湾、中目黒の章は読み残しているので、後で読みたい。
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「働くこと」に関するエッセイ集。
素朴で素直な文体で綴られる。
著者の来歴自体がユニークなので仕事観を語っているエッセイも勿論面白い(「センスだけでここまでやってきた」というのはある意味凄くイヤミだが)が、やっぱりこの本で一番面白いのはP.149からの町歩き・古書巡りの部分。
旅先ではあまりあっちこっち観光に行かず、その町をじっくり歩きまわることに幸せを感じる俺としては、著者の町の歩き方はとても共感できる。
その上、古本屋を巡るのが趣味(仕事?)ときているんだから、読んでいて面白くないわけがない。
旅好きで本好きなら、この本はそのエッセイの部分だけでも読んで損はない。
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松浦弥太郎さんがどういう人か全然しらなかったけど、
実はすごいひと。cowbooksのことは知っていた。
すごく面白い人生を歩んでいる人で、
参考にできるかはわからないけどパッションはもらえる本。
とりあえずやってみなきゃわからないし、
やってみればどうにかなっちゃううのかなあって思える。
そんなセンスを兼ね備えてみたい。
海外にたくさん行っていてうらましい。
最近そんなことばっかり考えている。
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松浦弥太郎さんはすごい人だと思っていたけど、そんな彼にも若い頃には色々と苦悩があったことを知ることができた。最初から順風満帆なわけではなくて、色々と悩みながら、苦しみながら、もがきながら、try&errorを繰り返していたんだと知った。自分の弱い面やカッコ悪いところもさらけ出せるこの人はやっぱりすごい人だと思う。これを読んで自分も励まされる所があったし、他の読者もそう感じると思う。今、成功してる人も、昔は「これでいいのかな?」って悩みながら生きてたんだなぁと。
そんな中でも自分の信念は貫いたり、仕事に関しては真剣であらゆる工夫をしたり、周りの人に感謝する心を忘れないようにしたり。。。本当に色々学べる本だと思った。
前半はこのような内容でしたが、後半は旅行記などで、軽い感じで読めました。この温度感のギャップが私の中ではちょっとイマイチ。できたら別の本としてまとめてくれたら良かったのになぁ。
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私のバイブル本!
松浦さんの本に最初に出逢ったのは、くちぶえサンドイッチですが、
この本は、さらに私を松浦弥太郎ファンにさせた一冊です!
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就職しない生き方、人生の目的は成長すること、ということには共感できたが、大半は旅行雑記で面白くない。雑記でも心の動きがもっとあれば共感などでき楽しいが、どの町に何がありどうしたという文が続き退屈。
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こういう歩き方をしてみたい。人生も、目の前にあるその道も。
“自分が何をしたいのか” “どんな本屋をつくって行きたいのか”
それが大事だよね。そうこなくっちゃ。 って同感できる松浦さんのエッセイ。
LONDON,N.Y.,L.A.,PARIS,台湾,中目黒。
この地を歩く時は、ポッケにこの一冊を。
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始めることより続けることのほうがたいへん、
当たり前だけどとてもしっくり感じられます。
自分の中だけで完結することならよいけど、誰かの気持ちが関わる部分は慎重でいたいとおもいました。
この本全体を通じては、
自分が死んでも残るものを作りたいという思いが強烈に新鮮でした。
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ナツイチ、「ツギコレ」シーリーズ。次に進むはずが本屋になくて前に戻ってしまう展開。
前半、もうどうしようかと思うくらい進まなかった。
「スタンダードと新しいこと」のあたりからたのしく読めた。
旅行記?のあたりは楽しそうでどこかへ旅立ちたい気になった。
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仕事に対する考え方など思想や人生観的な部分は、共感できる部分もありましたが、途中途中にある経験談や旅行記的な部分(しかも結構なボリューム^^;)で、ちょっと食傷気味に。。。
ところどころ飛ばして読みましたが、最後までハマりきれませんでした。
デザイン系の話もところどころ出てくるので、デザインに興味がある方には参考になるかもです。
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著者のことを知っていれば、また違った感想をもつのだろうけど、
私は著者のことを何も知らない。
「暮しの手帖」という雑誌?は知ってるけど、コンセプトも中身も知らない。
ましてや、著者がやっていた古本屋の名前すら聞いたことがない。
だから、響くものがあまりなかった。
(なんとなく時間に追われながら読んでいたというのも少なからずあると思うが)
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学校の画一的な教育になじめなかった筆者が自分の思いを信じて立身していく様子を、力まない文体で描いた自伝的なエッセイ。私とほぼ同世代であるが、遙かに奥深いものを感じさせる。
筆者の成功は自分の感性を信じ、それを迷わず行動に移したこと。既成の尺度にとらわれることなく、自らをスタンダードにするくらいの意気込みを示したことだと思う。
また世界を旅した筆者のエッセイもさわやかな味があってよい。
表紙絵も本人の作のようだ。そこにもメッセージがある。
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本屋を舞台にした小説かなと思いきや、著者の自伝的なエッセイでした。著者は就職しないで働く、という最近流行りの言葉で言うと、ノマドワーカのような人で、海外書の買い付けや移動本屋などを営んでいる松浦さんという方。初めて知りましたが、考え方からはクリエイティブ職らしからぬ、マジメな印象も持ちました。大型書店やインターネットが主流の現代社会では、本屋ってもっと個性とかコンセプトを打ち出すことが重要になってくるのだろうなと読みながら思いました。
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松浦弥太郎版「就職しないで生きるには」。就職せずして個人で仕事をしていく方法。
松浦さんといえば「暮らしの手帖」編集長で古本屋さんをやっている文化人、っていうイメージが先行しているから、学歴も高い人かと思っていた。高校中退ということをこの本で知ってびっくり。
でも、そういうレールの敷かれた道を歩いてきたんじゃないからこそ、視野が広かったり他人と違う視点をお持ちなんだろうなあと納得もする。簡単じゃないよね。
「本当のことってなんだろう」と葛藤する思春期のことも書かれている。私も高校生ぐらいのときは多数決で決められた「正しさ」とか「当たり前」にうんざりしてたな。反骨精神、というものなんだろう。思春期の中で養った反骨精神が、それからの人生で必要になる自分自身の価値基準を形成するのに大切になっていくものだと思う。
道徳的な「正しさ」ではない、自分自身との戦いから学び、勝ち取った「正しさ」が底流に流れているからこそ松浦さん自身の輪郭がはっきりと見えてくる。
古いものの価値を知っていて、本が好き、という時点で私にはとても好ましい人物に映るのだけど、それだけじゃない人間力を兼ね備えている人。
人間としての幅の広さは、ニューヨークの道端で本を売っていたときから培われていたという。地をなめるようなつらさもあったはずなのに、「自分が一番楽しかったころ」として振り返っている。
働くって、単に楽しい、楽しくない、つらい、つらくない、のどれでもなくて、むしろそのすべてをひっくるめたところにその本質があるんだと思う。働くことの原点にいつでも立ち返れる人。そういう人こそプロフェッショナルと呼ばれるんだと思う。
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仕事やら生き方やら、日常で忘れがちなこと、考える余裕がないこと、夏休みだからこそのんびり考えることができる。考える材料となる、そんな1冊。