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杉山茂樹氏の4−2−3−1よりは一般向けかなと思います。1時間もあれば余裕で読めるので立ち読みで十分。
サッカー好きなら楽しめるのでどうぞ。
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2009/11/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
2010/1/9〜1/10
代表チームにおける戦術分析が中心。日本に真の1トップがいない、ということで現実的な路線(0トップ)をとる岡田監督ではあるが、西部氏の分析通り今のままではどうしようもないわなぁ。興味深いのは最近のナンバーで木崎氏も提言した長谷部の右SBに言及した124pからの戦法。どうしても点をとりたいときのオプションとして、トゥーリオをあげて、玉突き的にポジションを下げて戦術的オプションを増やす、という方法。西部氏はボランチの一角にCBとしても経験のある今野をおいているが、私としては明神に是非ここを勤めて欲しい。CBとしては経験不足だろうが、どうせこの戦術をとるときには緊急なのだから多少のリスクはしょうがない。それより、西部氏も書いているように、現状の遠藤、長谷部の攻撃的ボランチ2枚ではとてもWカップを戦えないと思うので(自分達のサッカーをやる、ということで岡田監督はやるかもしれないが、それこそベスト4どころか一勝も難しいだろう)、一枚を守備のスペシャリストにする必要があると思う。そのときに6月まで時間が限られるなか、一番良いのは普段ガンバでもプレーし慣れている明神が適任ではないか。今年元旦の天皇杯決勝でも明神の獅子奮迅の活躍が記憶に新しい。どうでしょうか、岡田さん。
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戦術論の第一人者であるサッカージャーナリスト西部謙司が
日本サッカーの今を戦術と戦略から説き、世界一になるための
提言を行う。
サッカー見るために帰国したので、サッカーのうんちく本
だったので、やっぱり読んでおかないといけないなと
いうことで、すぐに読み終えました。
この本は、ある意味今すぐ読むべき本です。
というのも、現時点の日本代表について書いてあるので、
南アフリカワールドカップ後に読んだって、もう今更って
話になるわけです。闘莉王をFWで使えって言ってみたり、
ボランチの一角には稲本だって言ってみても。
この前の南ア戦で稲本のワンボランチを試したけど、
岡ちゃんも西部さんの意見を聞いたのかなと思ったくらい。
本大会の組み合わせについての妄想も書いてあるので、
やっぱり旬は組み合わせ抽選の12月4日までですね。
ということもあり、まるで月刊誌程度の寿命ですね。
この本。まあ、中身もスポーツ雑誌のコラムに
毛の生えた程度の新書ですけどね。
サッカー観戦前のちょっとした時間つぶしに
最適の本です。
http://teddy.blog.so-net.ne.jp/2009-11-26
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これまた戦術論に定評のある西部さんの新書。
アジア予選での日本代表を分析し、そして戦術とは何かを日本代表を例にして解説してくれる。
現在の日本代表を冷静に分析したいならおすすめの一冊。
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サッカーの戦術について、日本代表を中心とした視点でまとめられた本。日本代表の現状、戦闘力、ワールドカップでの戦い方、必要な人材、チーム力を上げるための方向性について書かれています。「日本代表のFWは決定力不足である」と言われますが、その理由についても冒頭で書かれており、納得できました。本書を読むと、サッカーの試合の見方が変わりそうです。(2010.1.14)
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[ 内容 ]
「4‐2‐3‐1」?
「4‐4‐2」?
それとも…戦術論の第一人者が語る、日本代表の現在地と未来地図。
[ 目次 ]
第1章 サッカー日本代表の現在地点(「アジア以上の世界未満」という現実;決定力不足の正体 ほか)
第2章 日本に足りない“戦術力”(そもそも戦術とは何か?;“最新の戦術=最高の戦術”ではない ほか)
第3章 W杯本番を勝ち抜くための戦略(戦術以上に大事な「組み合わせ」;日本が想定しなければならない3つの戦い方 ほか)
第4章 日本代表に本当に必要な人材とは(中村俊輔は“代えのきかない選手”ではない;中村憲剛を生かす「ケンゴ・システム」 ほか)
第5章 “日本サッカー世界一”への未来地図(野球が日本のナンバーワンスポーツという現実;その国のリーグが強くても代表が強くならない理由 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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読んで字のごとく戦術の本であったが、それ以外のファクターのがW杯で勝つためには必要なんでないかと思わされる1冊。
ちょーど香港戦がつまんないからそのトキ一気に読んでたんだけど西部サンの言ってるコトが正にピッチ上で展開されていた。まず腹が立ったのがくだらないタイトルつけてデカデカと題うって東アジア選手権を放映したフジ。スタメン発表を画面に並べるが、位置がバラバラ。MFは5人で
大久保 遠藤 憲剛
今野 小笠原
遠藤がトップ下!?
…しかし1度はワクワクしたものの結局遠藤はボランチで大久保は2トップの一角。【4-2-3-1】にこだわるのは岡ちゃんじゃなくメディアの方だ。確かに大久保は中盤でも起用されるが、玉田の1トップって心もとないし、真の1トップの働きを期待しているなら平山がやるべきだ。
なーんてサッカーが楽しく見れる1冊。
今の代表戦見てもぜんっぜん楽しくないけどね。
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個人的にはサッカー評論家の杉山氏より、戦術がメインの西部氏の方が文章が丁寧で好きなのだが、西部氏の記述の問題は過去の試合分析についてはすぐれているが、今後の未来への提言はやや苦手だと思う。
今回の本は、西部氏にとっては未来志向が強い本なので、若干読み応えが薄く感じ、今までの著作で読んだことのある内容の繰り返しが多かった。
戦術的にはあまり大きな提言はなく、当たり前のことを当たり前に書いてある印象がある。逆に言えば、初心者にはよく整理されているのではないかと思う。
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僕の住んでいるタイでもサッカーは人気のあるスポーツだ。でも人気のあるのはヨーロッパの、特にイングランド・プレミアリーグのサッカーであり、毎週土曜日と日曜日はプレミアの試合の生放送をやっている。残念ながらJリーグの放送は観たことがないし、日本代表の試合もほとんど観ることが出来ない。僕の周囲の日本人でサッカーファンはほとんどいないし、サッカーの話を、というか、自分なりの薀蓄をかたむける相手がいなくなってしまった。この本は、サッカー日本代表に関する薀蓄本、と言えなくはない。薀蓄を語れない欲求不満が少しだけ解消されたような気もする。